床屋での頼み方「くせ毛」編|悩みを活かす、髪型のオーダー術
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「湿気が多い日は髪が広がってまとまらない」「寝癖がひどくて、朝のスタイリングに時間がかかる」「自分の髪質に、どんな髪型が似合うのか分からない」くせ毛に悩む多くの男性が、このような不満を日々感じています。そして、床屋や理容室で、この厄介なくせ毛をどう説明すれば良いのか、途方に暮れてしまうことも少なくありません。しかし、ご安心ください。プロの理容師は、あなたのくせ毛を悩みから、最高の個性へと変える専門家です。この記事では、くせ毛を活かすための、髪型の頼み方について詳しく解説します。
Contents
まず決めること:「活かす」か「抑える」か
くせ毛のオーダーをする上で、最初にあなたの希望の方向性を決めると、理容師とのイメージ共有が非常にスムーズになります。
あなたのなりたい方向性
- くせ毛を「活かす」
あなたの髪が持つ、自然なウェーブやカールを、まるでパーマをかけたかのような、おしゃれなデザインとして活かすアプローチです。柔らかさや、動きのあるスタイルを目指します。 - くせ毛を「抑える」
髪の広がりやボリューム感を抑え、くせを可能な限り目立たなくさせるアプローチです。すっきりと、まとまりのあるシャープなスタイルを目指します。
「くせ毛を活かす」場合の頼み方
くせ毛をあなたの魅力的な個性として、積極的に見せていきたい場合のオーダー方法です。
パーマ風の、柔らかなスタイル
- こんな言葉で伝えてみましょう
「このくせを、パーマみたいに活かして、動きのあるスタイルにしたいです」「ツヤの出るスタイリング剤で、ウェーブが綺麗に出るようにカットしてほしいです」 - おすすめのヘアスタイル
ツーブロックのスタイルに、トップの長さを残してくせの動きを出す「パーマ風ツーブロック」や、前髪を長めに残す「センターパート」、全体的に丸みのある「マッシュスタイル」などが、くせ毛の柔らかさを活かすのに適しています。
「くせ毛を抑える」場合の頼み方
日々の手入れを楽にし、すっきりと清潔感のある印象にしたい場合のオーダー方法です。
すっきりとした、シャープなスタイル
- こんな言葉で伝えてみましょう
「髪が広がるのが悩みなので、ボリュームを抑えて、とにかくまとまりやすくしたいです」「短くして、くせがほとんど出ないようにしてください」 - おすすめのヘアスタイル
くせが出ないくらい、潔く短くする「ベリーショート」や「おしゃれボウズ」は、最も効果的な方法の一つです。また、サイドを極端に短く刈り上げる「フェードカット」も、気になる部分のボリュームを完全に抑え込むことができるため、非常に有効です。
なぜ「くせ毛」こそ、プロの理容師に相談すべきなのか
くせ毛のカットは、髪質への深い理解と、それをコントロールする高度な技術がなければ、決して成功しません。
あなたのくせの種類と、髪質を見極める
- くせ毛にも、様々な種類がある
大きく波打つようにうねる髪、細かく縮れている髪、濡れている時と乾いた時で、くせの出方が大きく変わる髪。プロの理容師は、あなたのくせがどのタイプなのかを正確に見極め、それに合わせた最適なカットを施します。 - 乾いた後の状態を予測する
プロは、髪が濡れている状態だけでなく、乾いた後にくせがどのように出てくるかを完璧に予測してカットします。これが、セルフカットや経験の浅い技術者との決定的な違いです。
カットとスタイリングで、悩みを根本から解決する
- 的確な毛量調整
くせ毛のボリュームを抑えるために、ただやみくもに髪をすけば良い、というわけではありません。それをすると、かえって髪がパサつき、まとまりにくくなることがあります。プロは、くせの出方を見ながら、必要な部分の毛量を、必要なだけ的確に調整します。 - 毎日のスタイリング指導
これこそが、プロに頼む最大のメリットかもしれません。優れた理容師は、カットが終わった後、あなたのくせ毛を自宅で簡単に、そして格好良くスタイリングするための方法(髪の乾かし方、最適なスタイリング剤の種類や付け方など)を、丁寧に教えてくれます。
まとめ
これまであなたの悩みの種だったかもしれない「くせ毛」。しかし、それは、あなただけに与えられた、唯一無二の個性です。まず、その個性を「活かしたい」のか、それとも「抑えたい」のか、あなたのなりたいイメージを理容師に伝えてみてください。
プロの理容師は、あなたの言葉にならない悩みまでを汲み取り、それを解決するための最適なカットを提案し、さらには明日からのあなたのスタイリングまでをサポートする、最高のパートナーです。ぜひ、一人で悩まず、サロンであなたの髪の可能性について相談してみてはいかがでしょうか。
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