床屋での注文の仕方|Q&Aで分かる、失敗しない髪型の伝え方
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初めて訪れる床屋や理容室で、いざ椅子に座った時、「どんな風に髪型を注文すれば、自分の理想がちゃんと伝わるだろうか」と、不安や緊張を感じてしまう。そんな経験はありませんか。
ご安心ください。髪型を注文するのに、特別な知識や、難しい言葉は一切必要ありません。大切なのは、いくつかの簡単なポイントを押さえて、理容師との対話を楽しむことです。この記事では、多くの方が抱える髪型の注文に関する疑問に、分かりやすいQ&A形式でお答えしていきます。
Contents
髪型を注文する際の、よくある質問(Q&A)
Q1. 初めて行く床屋です。まず、何を準備すれば良いですか?
- A. 最もおすすめなのは「写真」を準備することです。
これが、最も簡単で、最も確実な方法です。あなたの「こんな髪型にしたい」という理想のイメージに近いヘアスタイルの写真を、スマートフォンなどに2枚から3枚ほど保存していきましょう。正面からだけでなく、横や後ろからのアングルが分かるものがあると、さらに完璧です。
Q2. 理想の写真がない場合、どうやって伝えれば良いですか?
- A. 「全体のイメージ」と「各部分の長さ」で伝えましょう。
まず、「全体的に短く、すっきりさせたい」「今の長さは活かして、形を整えたい」といった、全体の方向性を伝えます。次に、「前髪は眉毛にかからないくらい」「サイドは耳がしっかり出るように」といったように、顔のパーツなどを基準にして、各部分の長さを伝えると、イメージが共有しやすくなります。
Q3. 専門用語が分かりません。それでも大丈夫でしょうか?
- A. 全く問題ありません。むしろ、あなたの「悩み」を話してください。
「ツーブロック」や「フェード」といった専門用語を知っている必要は、全くありません。むしろ、「サイドの髪が硬くて、いつも広がってしまうんです」「トップにボリュームが出なくて、ぺたんとしやすいです」といった、あなたの日々の「悩み」を、そのまま伝えてください。プロの理容師は、その悩みを解決するための、最適なスタイルを熟知しています。
Q4. いつも「短く切られすぎる」のが心配です。どうすれば防げますか?
- A. カットを始める直前の「長さの確認」が、最も重要です。
優れた理容師は、本格的にハサミを入れる前に、必ず、あなたの髪の毛束を指でつまみ、「これくらいの長さを、これくらい切りますが、大丈夫ですか?」と、最終的な長さの確認をしてくれます。その際に、もしあなたのイメージと少しでも違うと感じたら、遠慮なく「すみません、もう少しだけ長めに残してください」と伝えましょう。この最後の確認作業こそが、失敗を防ぐ最大の鍵です。
Q5. カット以外のメニューも、一緒に注文できますか?
- A. もちろんです。ぜひ、トータルでご相談ください。
理容室は、ただ髪を切るだけの場所ではありません。「白髪が気になってきたので、自然な感じでぼかしたい」「トップに動きが出にくいので、緩めのパーマをかけたい」「髪型に合わせて、眉毛も整えてほしい」といった、あらゆるご希望に、専門家としてお応えします。
良い注文の仕方は、良い理容師との出会いから
究極的には、お客様が安心して、そしてリラックスして話せる雰囲気を作ることこそが、プロの理容師の最も大切な技術の一つです。
優れた理容師は、あなたの言葉を引き出してくれます
- カウンセリングを、何よりも大切にする
お客様の椅子に座るなり、すぐにカットを始めるようなことはありません。まずはお客様との対話を通じて、その人の好みやライフスタイル、そして髪の悩みを、時間をかけて丁寧に引き出してくれます。 - あなただけの、最適なスタイルを提案する
そして、その対話を通じて得た情報と、プロの視点から見た、あなたの骨格や髪質を基に、あなただけに似合う、最高のヘアスタイルを提案してくれます。
まとめ
床屋での髪型の注文の仕方に、たった一つの正解はありません。写真を見せる、あなたの言葉でイメージを伝える、あるいは、あなたの悩みを正直に話す。どの方法も、素晴らしいオーダーの仕方です。
一番大切なのは、完璧に伝えようと気負うのではなく、目の前にいる理容師を、あなたの理想を一緒に創り上げていく「パートナー」として、信頼し、対話を楽しむことです。
私たちは、その対話の時間を、何よりも大切にしています。ぜひ、安心して、あなたの話を聞かせに、サロンを訪れてみてください。
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