床屋での頼み方「襟足」はどう伝える?後ろ姿に差がつくオーダー術
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床屋や理容室でヘアカットを注文する際、「襟足(えりあし)は、どうしますか?」と聞かれ、なんとなく「自然な感じで」や「すっきりさせてください」と、曖昧に答えてしまった経験はありませんか。自分では見えにくい襟足は、どう頼んで良いか分かりにくい部分ですが、実は、その形一つでヘアスタイル全体の清潔感や、後ろ姿の印象が劇的に変わる、非常に重要なパーツなのです。この記事では、あなたの理想のスタイルを叶えるための、襟足の頼み方について、分かりやすく解説します。
Contents
なぜ「襟足」の形が、清潔感を左右するのか
襟足は、まさにヘアスタイルの「仕上げ」の部分。ここにこだわることで、あなたのスタイルはワンランク上のものになります。
後ろ姿の印象を決める、重要なディテール
- 清潔感の象徴
どんなにトップやサイドが格好良く決まっていても、襟足が伸びていたり、形が整っていなかったりすると、それだけで全体がだらしない印象になってしまいます。逆に、すっきりと整えられた襟足は、清潔感の象徴です。 - 首を長く、シャープに見せる効果
襟足の形を工夫することで、首を長く、そしてシャープに見せる視覚効果も期待できます。これにより、後ろ姿だけでなく、横から見た時のシルエットも美しくなります。
まずは基本から。代表的な襟足の形を知ろう
言葉で伝えるために、まずは基本的な襟足の形の種類を知っておくと、オーダーが非常にスムーズになります。
代表的な襟足の形
- スクエア
襟足のラインを、直線的に、角を残して仕上げる形です。男性的で、シャープ、そして少し武骨な、力強い印象を与えます。 - ラウンド/U字
スクエアの角を丸くしたような、自然なカーブを描く形です。最もナチュラルで、柔らかく、優しい印象に仕上がります。どんなスタイルにも合わせやすい、定番の形です。 - V字
襟足の中央に向かって、アルファベットのVのように、シャープな角度をつけて仕上げる形です。首を細く長く見せる効果があり、デザイン性が高く、個性的なスタイルを求める方におすすめです。 - ナチュラル
決まった形を作らず、元々生えている襟足の形に沿って、産毛などをきれいに整えるだけの、最も自然な仕上げ方です。
写真やイメージで伝える、簡単な頼み方
専門用語を覚えるのが苦手でも、全く問題ありません。いくつかの簡単な方法で、あなたの希望は十分に伝わります。
理想の形を、的確に伝えるために
- 写真を見せる
これが最も確実で簡単な方法です。スマートフォンなどに、理想の襟足の形が分かる写真を保存しておき、「こんな形の襟足にしたいです」と理容師に見せるだけで、一瞬でイメージを共有できます。 - 「自然な感じで」と伝える
このオーダーの場合、理容師は、お客様の生えグセなどを考慮し、最もナチュラルに見える「ラウンド」や「ナチュラル」な形を提案してくれることが多いです。 - 「シャープな感じで」と伝える
この場合は、男らしい印象の「スクエア」や、デザイン性のある「V字」といった、直線的なラインを持つ形が候補になります。 - 「カミソリで、きれいに剃ってほしい」と伝える
これは、理容室ならではの頼み方です。産毛までしっかりと処理された、極めてクリーンな仕上がりを求める際に有効です。
襟足のデザインは、理容師の腕の見せ所
襟足の仕上げは、まさにプロの技術と経験が光る部分です。
なぜプロに任せるべきなのか
- 生えグセを考慮したデザイン
プロの理容師は、お客様一人ひとりの襟足の生えグセを見極め、時間が経って少し伸びてきても、形が崩れにくい、最適なデザインを提案します。 - ミリ単位でこだわる左右対称のバランス
ご自身では見えない襟足の形を、完璧な左右対称に仕上げるには、熟練した理- 容師の目と、安定した技術が不可欠です。 - カミソリによる究極の仕上げ
理容師の象徴とも言えるカミソリを使った仕上げは、産毛の一本まで逃さず処理し、バリカンやシェーバーでは決して実現できない、究極に滑らかで、シャープなラインを創り出します。
まとめ
ヘアスタイルの完成度と清潔感を決定づける、重要なディテールである「襟足」。基本的な形の種類を知っておくだけで、あなたのオーダーは、より具体的で、満足度の高いものになります。
もし言葉で伝えるのが難しければ、写真を見せたり、「自然に」や「シャープに」といった、あなたのなりたいイメージを伝えたりするだけでも大丈夫です。
プロの理容師は、お客様との対話を通じて、あなたの魅力を最大限に引き出す、最高のスタイルを創り上げるパートナーです。ぜひ、安心して、あなたのこだわりを相談してみてください。
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