【短めでもできる】ツーブロック×オールバック|爽やかさと品格を両立する作り方
「オールバックの持つ、あのクラシカルで男らしい雰囲気に憧れる。でも、仕事柄あまり髪を長く伸ばせないし、手入れも大変そうだ…」
そんな風に、髪の長さを理由にオールバックスタイルを諦めてしまっていませんか?
ご安心ください。ツーブロックをベースにすれば、髪が短くても、爽やかさと品格を両立した、現代的な「短めオールバック」スタイルは実現可能です。長髪のオールバックとは一味違う、軽快で知的なスタイルを手に入れる秘訣を、この記事で徹底的に解説します。
「短めオールバック」が選ばれる理由とその魅力
長い髪のオールバックにはない、「短め」ならではのメリットが、今多くの男性に支持されています。
魅力1:清潔感と爽やかさが際立つ
長い髪をまとめたスタイルよりも、さらに軽やかで爽やかな印象が際立ちます。おでこをすっきりと出すことで生まれる快活なイメージと、短い髪ならではの清潔感は、特にビジネスシーンにおいて最高の武器となります。
魅力2:スタイリングが簡単で、一日中崩れにくい
髪が短い分、重力でスタイルがへたりにくく、朝作った髪型を一日中キープしやすいのが大きな特徴です。また、使うスタイリング剤の量も少量で済むため、日々のセットが非常に楽になります。
魅力3:骨格を美しく見せるリフトアップ効果
トップに適度な高さとシャープな動きを出しやすく、サイドはツーブロックでタイトに収まるため、頭の形をきれいに見せることができます。顔全体の印象が引き締まり、リフトアップしたかのような精悍な雰囲気を演出します。
「短め」を可能にする、プロのベースカット技術
「短めオールバック」を成功させる鍵は、スタイリング剤の力だけではありません。その成否の9割は、土台となるプロの「ベースカット」にかかっています。
ポイント1:トップに必要な最低限の「長さ」
短めといっても、ある程度の長さは必要です。一つの目安として、前髪を指でつまんで、眉毛にかかるくらいの長さがあれば、後ろに流すスタイルを作ることが可能です。
ポイント2:後ろへの「毛流れ」を作る緻密なカット
プロの理容師は、ただ髪を短く切るのではありません。あなたの髪の生えグセや毛の方向性を瞬時に見極め、髪が自然と後ろに流れやすくなるように、緻密に計算してカットしていきます。
ポイント3:適切な「毛量調整」で髪を動きやすくする
髪が密集して硬い状態だと、短い髪は反発してしまい、後ろに流れてくれません。根元や中間部分の毛量を、ハサミ(セニング)で適切に調整し、髪がしなやかに動くための「隙間」を作ること。これこそが、プロにしかできない重要な技術です。
サロンでのスマートなオーダー術
理想のスタイルを手に入れるために、サロンでは以下のポイントを伝えてみましょう。
- 基本のオーダー:「短めで、後ろに流せる(オールバック風にできる)ようにしたいです」この一言で、理容師は「短い髪でも流れやすいように、毛量や質感を調整するカットが必要だな」と理解してくれます。
- 具体的なイメージを添える:「ベリーショートをベースに、前髪だけ少し長さを残して上げられるようにしたいです」「ジェルでビシッと固めることが多いので、それに合うカットをお願いします」
- プロに相談する:「僕の髪質だと、どのくらいの短さまでオールバックにできますか?」と、自分の髪質を踏まえた上で相談するのが、失敗しないための一番の近道です。
【簡単3ステップ】短い髪をオールバックにするスタイリング術
サロンで創ってもらった最高のベースを、自宅で完璧に再現するための方法です。
STEP1:まずは髪をしっかり濡らし、クセをリセット
寝癖などがついたままでは、きれいな毛流れは作れません。まずは一度、髪の根元からしっかりと濡らしましょう。
STEP2:ドライヤーで“流れのクセ”を徹底的に付ける
ここが最も重要な工程です。ドライヤーの風を前から後ろに当てながら、手ぐしで髪を何度もかき上げ、根元を立ち上げつつ後ろへの毛流れを髪に記憶させます。この土台作りがしっかりできていれば、スタイリングはもう成功したも同然です。
STEP3:スタイリング剤で固定する
短い髪をしっかりと抑え、一日中キープするには、ホールド力の高いジェルやグリースが最適です。手のひらにまんべんなく伸ばしたら、髪の根元からしっかりと馴染ませ、手ぐしやコームで全体の形を整えれば完成です。
まとめ
「短め」のツーブロックオールバックは、清潔感、爽やかさ、そしてセットのしやすさを兼ね備えた、現代のライフスタイルに最適な、洗練されたヘアスタイルです。
しかし、そのスタイルは、短い髪でも美しく流れるように計算され尽くした、プロの「ベースカット」があって初めて成立する、技術の結晶でもあります。
「髪が短いから」と理想のスタイルを諦めていたあなたも、ぜひ一度お近くのメンズヘアサロンでご相談ください。プロの技術と知識が、あなたの「なりたい」を必ず形にし、新しい自分の魅力を引き出してくれます。