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床屋での髪型の伝え方。写真や言葉で理想を叶えるオーダー術

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なぜ、髪型のオーダーは難しいのか?

理容室の椅子に座り、「今日はどうしますか?」と理容師に聞かれた瞬間、少しだけ言葉に詰まってしまった経験は、多くの男性がお持ちではないでしょうか。「うまく伝えられずに、結局いつもと同じ髪型に…」「本当はもっと違うスタイルに挑戦したいのに…」。その悩みの背景には、いくつかの共通した原因があります。

* ① 共通の「ものさし」がない
    「サイドをすっきりと」「トップは短めに」といった言葉は、非常に便利ですが、その捉え方や感覚は、お客様と理容師とで微妙に違うことがあります。この「ものさし」の違いが、仕上がりのイメージのズレに繋がることがあります。

* ② 自分の「なりたい姿」が曖昧
    漠然と「雰囲気を変えたい」とは思っていても、自分自身、具体的に「どんな髪型にしたいのか」が明確に固まっていないケースも少なくありません。

* ③ 専門用語を使うことへの抵抗感
    雑誌やネットで「ツーブロック」や「フェード」といった言葉を知っていても、「知ったかぶりだと思われたらどうしよう」「使い方が合っているか不安」と感じ、口に出すのをためらってしまうことがあります。

* ④ 「恥ずかしさ」や「遠慮」といった心理的な壁
    「こんなことまで細かく注文したら、面倒くさい客だと思われるかも」「芸能人の写真を見せるのは、なんだか恥ずかしい」といった、日本人特有の遠慮が、理想のスタイルへの道を妨げているのかもしれません。

これで完璧!理想の髪型を伝える4つの方法

しかし、心配は無用です。いくつかの簡単なコツさえ押さえれば、誰でも的確に、そして気負うことなく、自分のなりたい髪型を伝えることができます。

* 方法①:【最強の方法】写真や画像を見せる
    これが最も確実で、理容師にとっても非常にありがたい方法です。スマートフォンで、あなたの理想に近いヘアスタイルの画像をいくつか保存しておき、「こんな雰囲気にしたいです」と見せるだけで、言葉で説明する何倍もの情報が伝わります。正面だけでなく、横や後ろからの写真があれば、さらに完璧です。恥ずかしがる必要は一切ありません。

* 方法②:【具体的な言葉】で伝える時のポイント
    写真がない場合は、できるだけ具体的に伝えることを意識しましょう。
    ・「どこを」「どうしたいか」:「サイドと襟足は、バリカンで短く刈り上げてください」「トップは、指でつまめるくらいの長さを残して、動きが出るようにしたいです」
    ・「こうなりたくない」を伝える:「前髪が眉毛にかかるのは嫌です」「もみあげは、自然な形で短くしてください」など、NGな点を伝えるのも、失敗を防ぐ上で非常に有効です。

* 方法③:【感覚的なキーワード】で伝える
    具体的なスタイル名が分からなくても、「爽やかな感じで」「大人っぽく、落ち着いた印象に」「清潔感が欲しい」「ワイルドな雰囲気に」など、なりたいイメージをキーワードで伝えるだけでも構いません。プロはその言葉から、いくつかのスタイルを連想し、あなたに提案してくれます。

* 方法④:【究極の選択】プロに「お任せ」する
    信頼できる行きつけの理容師がいるのなら、「自分に似合う感じで、かっこよくしてください」と、プロの感性に委ねてみるのも一つの手です。その際は、「普段はスーツを着ることが多いです」「スタイリングにあまり時間をかけられません」といった、ご自身のライフスタイルに関する情報を伝えることが、最高の「お任せ」スタイルを引き出す鍵になります。

なぜ床屋の理容師は「聞くプロ」でもあるのか

理容師は、ただ髪を切るだけの技術者ではありません。お客様との対話を通じて、その言葉の奥にある「なりたい姿」を正確に読み解く、カウンセリングのプロフェッショナルでもあります。

* あなたの言葉の奥にある「本心」を汲み取る力
    プロの理容師は、お客様の曖昧な言葉や、何気ない会話、その日の服装や全体の雰囲気から、「お客様が本当に求めているのは、こんなスタイルではないだろうか」と、本質的なニーズを察知する訓練を積んでいます。

* 骨格や髪質に基づいた「実現可能」なスタイルへの変換
    お客様の理想をそのまま聞くだけでなく、その人の骨格や髪質、生え癖などを考慮し、「お客様の髪質なら、こちらの方がセットしやすいですよ」「その理想のスタイルに近づけるために、今回はこうして、次回で完成させましょう」といった、プロならではの現実的で、かつ最適な提案を行います。

* 失敗を防ぐための、こまめな「意思確認」
    カットの途中でも、「前髪の長さ、このくらいでいかがですか?」「サイドの刈り上げの高さは、この辺で大丈夫ですか?」など、こまめにお客様の意向を確認しながら作業を進めます。これにより、完成してから「イメージと違った」という悲劇を防ぎます。

オーダー上手になるための、ちょっとした準備

来店前に少しだけ準備をしておくと、当日のオーダーがさらにスムーズになり、仕上がりの満足度も高まります。

* 普段のスタイリング剤はつけずに行く
    ワックスやジェルなどがついていない、素の髪の状態の方が、理容師はあなたの正確な髪質や生え癖を把握しやすくなります。

* いつも通りの、自然体な服装で行く
    あなたの普段のファッションスタイルは、理容師にとって、あなたに似合う髪型をイメージするための重要なヒントになります。

* 「いいな」と思った髪型をストックしておく
    日頃から、雑誌やSNSなどで「いいな」と感じたヘアスタイルがあれば、スマートフォンのアルバムなどに保存しておく習慣をつけましょう。それが、あなたの「なりたい髪型カタログ」になります。

まとめ

床屋での髪型の伝え方に、特別な会話術や専門知識は必要ありません。一枚の写真や、いくつかのキーワード、そしてあなたの「こうなりたい」という素直な気持ちがあれば十分です。プロの理容師は、あなたの想いを汲み取り、最高の形で実現するためのパートナーです。もう「いつもの感じで」と、理想の自分を諦めるのは終わりにしませんか。ぜひ一度、あなたの「なりたい姿」を私たちに聞かせに来てください。

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古賀昌平(こがしょうへい)
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フレッシュネスバーバーショップ広報
天神大牟田線・西鉄小郡駅前のメンズヘアサロン「FRESHNESS BARBER shop」の広報担当です。福岡県出身。学生時代は水泳部に所属。趣味は、漫画やアニメを見ること(HUNTER×HUNTER、NARUTO -ナルト-、BLEACHなど)。
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