【高校生メンズ必見】校則OKでもカッコいい短髪セット術|バレない基本をプロが解説
「校則が厳しくて、おしゃれな髪型なんてできない…」
「ワックス禁止だから、毎朝ボサボサのまま学校に行っている…」
「そもそも、ヘアセットのやり方がよくわからない…」
高校生の君たちへ。その悩み、諦めるのはまだ早い。実は、校則の範囲内でも、そしてスタイリング剤を使わなくても、驚くほどカッコよくなる方法は存在します。
この記事は、校則やルールの中で、自分史上最高にカッコよくなるための、いわば「秘密のテクニック集」。毎日のヘアセットの悩みを解決し、自信に満ちた高校生活を送るためのヒントが、ここにあります。
なぜバレる?やりがちなNGヘアセット
まず、なぜ君の「ちょっとだけのセット」が先生にバレてしまうのか。その原因は、やりがちなNGポイントにあります。
- NG①:ワックスのつけすぎテカテカ、ベタベタした質感は、遠くからでも「何かつけたな」と分かってしまいます。清潔感も失われ、逆効果です。
- NG②:過度な束感アニメのキャラクターのような、鋭く尖った毛束。これは「セットしてます!」と全力でアピールしているのと同じです。
- NG③:前髪の作り込みすぎ他の部分は自然なのに、前髪だけがカチッと固まっている…。不自然なポイントは、すぐにバレてしまいます。
- NG④:香りの強いスタイリング剤意外と見落としがちなのが「匂い」。香水のような強い香りのワックスは、それだけで指導の対象になることも。
校則クリアの鍵は「スタイリング剤に頼らない」ベース作り
多くの高校生が「セット=ワックスをつけること」だと思っていますが、実はそれは間違い。プロの世界では**「ヘアセットの7割は、ドライヤーで決まる」**と言われています。このドライヤーテクニックをマスターするだけで、君の髪は劇的に変わります。
【最重要】ドライヤーで作る「髪の骨格」
- 根元を濡らす(超重要): まずは寝癖をリセット。朝起きたら、シャワーか霧吹きで、髪の根元(地肌)からしっかりと濡らしましょう。
- 根元を立ち上げる: ボリュームを出したいトップの髪は、根元に指を入れ、少し持ち上げながら下から温風を当てて乾かします。これで、髪にふんわりとした「骨格」が生まれます。
- サイドを抑える: 膨らみやすいサイドの髪(ハチ周り)は、髪の流れに沿って上から温風を当て、手のひらで軽く押さえつけながら乾かします。これで、タイトでスマートなシルエットになります。
このドライヤーでのベース作りだけで、ワックスがなくても髪型はかなり整います。
【バレないレベル別】高校生におすすめのスタイリング剤と使い方
ドライヤーでベースを作った上で、校則のレベルに合わせてスタイリング剤を使い分けましょう。
レベル1(ワックス完全禁止の学校向け):ドライヤーだけで勝負
スタイリング剤は一切使いません。その代わり、上記のドライヤーテクニックを完璧にマスターしましょう。「何もしなくても決まる」のではなく、**「ドライヤーだけで決まる」**のです。この場合、ベースとなるカットの技術が全てを左右します。
レベル2(バレたくない人向け):超ナチュラルセット
「セット」ではなく、あくまで「整える」という意識。
- 使うもの: ツヤのないマット系ワックス、またはヘアバーム。
- 使い方: 米粒1つ分ほどの、ごく少量を手に取ります。それを、手のひらがテカらなくなり、透明になるまでしっかりと両手で伸ばします。そして、髪の内側からクシャっと空気を入れ込むように、一度だけ揉み込みます。毛束は絶対に作ろうとせず、あくまで自然なまとまりを出すのがポイントです。
レベル3(ワックスOKの学校向け):清潔感重視の爽やかセット
ワックスの使用が認められているなら、清潔感を意識した爽やかなスタイルを目指しましょう。
- 使うもの: ハード系のワックスと、仕上げのハードスプレー。
- 使い方: 基本のドライヤーテクニックの後、ワックスを少量つけ、自然な束感と毛流れを作ります。やりすぎは禁物。最後にスプレーで軽くキープすれば、体育の授業でも崩れにくいスタイルが完成します。
校則OKでカッコいい!人気の短髪スタイル
セットのしやすさも考慮した、高校生に人気のスタイルをご紹介します。
- ① 爽やかさMAX「ナチュラルショート」刈り上げすぎず、ハサミで自然に仕上げた王道スタイル。誰からも好印象で、セットも非常に楽です。
- ② こなれ感「マッシュショート」少し重さを残した、今どきのスタイル。毛量をしっかりと調整してもらえば、ドライヤーだけで自然な丸みが作れます。
- ③ 頼れる定番「ソフトモヒカン」トップに自然な高さが出るようにカットしてもらうことで、乾かすだけでシルエットが完成します。
なぜ高校生のヘアセットの悩みは「理容室」が最強の味方なのか?
「校則の範囲で、でも最高にカッコよくしてほしい」
この、高校生ならではの難しいオーダーに、最も高いレベルで応えてくれるのが、プロの理容師です。
- ① 「校則のギリギリ」を攻める提案力理容師は、これまで何人もの学生をカットしてきたプロ。「君の学校の校則なら、このくらいのツーブロックならバレないよ」「ワックスなしでも、こう切れば動きが出るよ」といった、経験に基づく現実的なアドバイスをくれます。
- ② 「カット」で悩みを解決してくれる「セットが楽な髪型にしてください」というオーダーに対し、理容師はカット技術で応えます。あなたの骨格や髪質を瞬時に見極め、ドライヤーだけで決まる「最高の設計図」を創ってくれるのです。
- ③ 最高の「セット練習場」カットの最後に、あなたの髪を使い、あなたの目の前で、あなたができるまでスタイリングのコツをマンツーマンで教えてくれます。これは、どんな動画を見るよりも効果的な個人レッスンです。
- ④ 「眉毛」まで整えて、清潔感をブースト髪型だけでなく、眉毛を整えるだけで、顔全体の印象は劇的に変わります。理容室なら、カットのついでに眉毛もキリッと整えてもらえ、一気に清潔感と自信がアップします。
まとめ
高校生のヘアセットは、「ワックスをどうつけるか」ではなく、**「ドライヤーでいかにベースを作るか」**が最も重要です。校則が厳しくても、カットと少しの工夫次第で、君の個性はいくらでも輝かせることができます。
そして、その「最高のカット」と「自分に合ったセット方法」を知るために、学生の事情を誰よりも理解してくれるプロの理容師に相談することが、カッコよくなるための一番の近道です。
ぜひ一度、お近くの理容室を訪れてみてください。「校則だから」と諦めていた毎日が、きっともっと楽しく、輝き始めるはずです。