【おでこ広いメンズ必見】短髪は似合わない?悩みを自信に変える髪型とオーダー術
「おでこが広いから、前髪を下ろすスタイルしか選べない…」
「短髪にしてみたいけど、おでこの広さが余計に目立ってしまいそうで怖い」
そのように、おでこの広さがコンプレックスとなり、心から楽しんでヘアスタイルを選べずにいませんか?そのせいで、本当は挑戦してみたい短髪スタイルを、諦めてしまってはいないでしょうか。
もし、そうなら、非常にもったいない。
実は、カットとスタイリングのポイントさえ正確に押さえれば、おでこの広さは全く気にならなくなります。それどころか、その人の持つ「知的な印象」や「男らしい潔さ」を引き出す、最高のチャームポイントにもなり得るのです。
この記事では、あなたの長年の悩みを解消し、自信を持って短髪に挑戦するための具体的な方法を、プロの視点から徹底的に解説します。
おでこが広いメンズの髪型、基本の「2大戦略」
コンプレックスを解消するためのアプローチは、大きく分けて2つあります。どちらが自分に合っているか考えてみましょう。
- 戦略1:「前髪」を使って、賢くカモフラージュする最も直接的で、安心感のある方法です。しかし、ただ重たい前髪でべったりと隠すのはNG。不自然で、かえって暗い印象になってしまいます。ポイントは、**「厚め」に下ろして奥行きを出したり、「斜め」**に流して自然な隙間を作ったりすること。これにより、おでこの面積を自然にカバーしつつ、お洒落なスタイルを両立します。
- 戦略2:「視線」を操り、おでこから注意をそらすこちらは、より積極的でお洒落上級者向けのテクニック。気になるおでこ以外の部分、例えば**「トップ」や「サイド」にボリュームや動き**を持たせることで、人の視線をそちらに集めます。視線が分散されることで、結果的におでこが気にならなくなる、という視覚効果を利用した戦略です。潔くおでこを出すスタイルも、この戦略の一つと言えます。
【悩み解消】おでこが広い男性のための短髪ヘアカタログ
上記の戦略に基づいた、具体的なおすすめスタイルをご紹介します。
《前髪でカバーするスタイル》
- マッシュショート似合う理由: 前髪に自然な重さと長さを残せるため、おでこをカバーするのに最も適したスタイルの一つ。トップに丸みを持たせることで、全体のシルエットが美しく見えます。前髪に束感を作って少しだけ肌を見せると、抜け感が出て、より自然な印象になります。
- 流しバングショート似合う理由: 前髪を7:3や8:2のバランスで、自然に斜めに流すスタイル。おでこを完全に隠すわけではないので、重たくならず、爽やかで清潔感のある印象を与えます。ビジネスシーンにも対応できる、万能な髪型です。
《視線誘導でカバーするスタイル》
- アップバングショート似合う理由: 「おでこが広いのに、前髪を上げるの?」と驚くかもしれませんが、これが非常に有効なテクニックです。中途半端に隠すのではなく、潔く前髪を上げることで、視線は上がった前髪の「高さ」や「動き」に集中します。その堂々としたスタイルが、逆に自信と男らしさを感じさせます。
- ソフトモヒカン似合う理由: トップの中央部分に高さを集め、縦のラインを強調するスタイル。これにより、人の視線は自然と顔の中心線に集まり、おでこの横の広さが気にならなくなります。シャープで活動的な印象もプラスされます。
- パーマスタイル似合う理由: 髪全体にカールやウェーブで無造作な動きを出すことで、視線が髪のあちこちに分散されます。特定のパーツに目が行きにくくなるため、おでこだけでなく、様々な顔の悩みをカモフラージュしてくれる効果があります。
【絶対NG!】おでこの広さを強調してしまう髪型とは?
良かれと思ってやったスタイルが、実は逆効果になっていることも。
- NG例1:ストレートなセンターパートおでこのど真ん中で、カーテンを開けるように髪が割れてしまうため、おでこの広さが最も強調されてしまいます。
- NG例2:ボリュームのないオールバックトップに十分な高さがないまま髪を後ろに流すと、顔の輪郭が全て露わになり、生え際の位置が際立ってしまいます。
- NG例3:スカスカに梳かれた薄い前髪中途半端に薄い前髪で隠そうとすると、シースルーバングのようになり、前髪越しに透けて見えるおでこに、かえって視線が集中してしまいます。
「おでこが気になる」を自信に変える!魔法のオーダー術
サロンで、あなたの悩みを的確に伝え、理想の髪型を手に入れるためのオーダー方法です。
- ポイント1:「おでこが広いのが気になります」と、正直に伝えるこれが最も重要です。あなたのコンプレックスを最初に共有していただくことで、私たちプロは、それをカバーすることを最優先に考えた、最高のカットをデザインできます。何も恥ずかしいことはありません。
- ポイント2:「隠したい」のか「活かしたい」のかを伝える「前髪を下ろして、できるだけおでこを隠したいです」「いっそ出して、目立たないように格好良くしたいです」など、あなたが望む方向性を伝えましょう。それによって、提案するスタイルが大きく変わります。
- ポイント3:理想のスタイルの写真を見せて相談する「この髪型を、おでこが目立たないようにアレンジすることはできますか?」と、理想のスタイルの写真を見せながら相談するのが、最も確実で話が早い方法です。
スタイリングで解決!おでこをカバーするセットのコツ
日々のスタイリングでも、悩みをカバーすることは可能です。
- ドライヤーが鍵: 全ての基本はドライヤーです。前髪を下ろす場合は、髪の根元を前に向かってしっかりと乾かし、生えグセをリセットします。前髪を上げる場合は、根元を下から持ち上げるように乾かし、高さを出します。どんなスタイルでも、トップにボリュームを出すことを常に意識しましょう。
- スタイリング剤の選び方: 重たいジェルやグリースは、髪が束になって地肌が透けやすいので、つけすぎには注意が必要です。軽めのワックスや、ふんわり感をキープできるスプレーなどを使いこなしましょう。
まとめ
「おでこが広い」という悩みは、決してあなたの魅力を損なうものではありません。それは、カットとスタイリング次第で、**「隠す」こともできれば、知性や個性を引き出す「武器」として「活かす」**こともできる、あなただけの特徴なのです。
そして、あなたの顔のバランス、頭の骨格、そして髪質をトータルで判断し、そのコンプレックスを最高のチャームポイントに変えるような、最適な「似合わせ」を提案すること。それこそが、私たちプロの理容師・美容師の仕事です。
その悩み、もう一人で抱え込まないでください。
私たちプロの技術で、あなたのコンプレックスを、明日からの最高の自信へと変えてみせます。新しい自分に会いに、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。