海外のスキンフェード×パーマスタイルを徹底解剖。本場の雰囲気を手に入れるオーダー術

海外のファッションシーンやSNSで目を引く、ラフでありながらセクシーなメンズヘア。その多くが、サイドをシャープに刈り上げた**「スキンフェード」と、無造作な動きを持つ「パーマ」**を組み合わせたスタイルです。

「あの、こなれた雰囲気を自分も出してみたい」

「でも、日本人の硬い髪質で、外国人のような柔らかいパーマは再現できるのだろうか？」

そんな憧れと疑問を抱くあなたへ。結論から言えば、ポイントさえ押さえれば、あの本場の雰囲気を日本で手に入れることは十分に可能です。この記事では、海外風パーマスタイルの特徴から、日本人に似合わせるオーダーのコツまでを徹底的に解剖します。

なぜ海外の「スキンフェード×パーマ」は、こんなにも魅力的なのか？

彼らのスタイルが放つ、抗いがたい魅力。その源泉は、いくつかの特徴的な要素によって成り立っています。

1. 大胆なコントラストが生むインパクト

海外のスタイルでは、こめかみより高い位置から潔く刈り上げる**「ハイフェード」**が主流です。このシャープでクリーンなフェード部分と、トップのボリューム感あふれるパーマ部分。この極端なまでの「静」と「動」のコントラストが、強烈なインパクトと立体的なシルエットを生み出しています。

2. 計算され尽くした「無造作感」

ただのボサボサの髪ではありません。一見すると無造作に見えるカールやウェーブも、実は全体のシルエットが美しく見えるように計算されています。この「メッシー（Messy）だが、スタイリッシュ」な絶妙なバランスこそ、海外風スタイルの真骨頂です。

3. 質感のギャップが醸し出す「色気」

スキンフェード部分の滑らかでマットな質感と、パーマ部分のドライ、またはウェットな質感。この異なる質感が一つのヘアスタイルの中に共存することで、独特の奥行きと、大人の色気が生まれます。

【スタイル別】海外で人気のスキンフェード×パーマヘア

海外のリアルなトレンドを反映した、代表的なスタイルをご紹介します。

• カーリークロップ × ハイフェードトップを短めに残し、強めのカールをかけたクロップスタイル。サイドはハイフェードで潔く刈り上げることで、トップのカール感がより際立ちます。海外のサッカー選手などにも非常に人気の高いスタイルです。
• メッシーポンパドール × スキンフェードクラシックなポンパドール（オールバック）を、パーマによる柔らかな動きでラフに崩したスタイル。かっちりしすぎない、遊び心と色気のある大人のヘアです。
• カーリーマンバン × スキンフェード長めのカーリーヘアを、高い位置でラフに結ぶ「マンバン」スタイル。サイドをスキンフェードにすることで、長髪でも清潔感が保たれ、ワイルドさが際立ちます。
• ドロップフェード × ツイストパーマフェードのラインが耳の後ろに向かって曲線的に下がる「ドロップフェード」と、立体的な動きが特徴のツイストパーマの組み合わせ。よりデザイン性が高く、ストリートで映えるスタイルです。

日本人が「海外風パーマ」をオーダーする際の重要ポイント

日本人の髪質で、あの独特の雰囲気を再現するには、いくつかのコツが必要です。

1. 「外国人風の質感」を作るパーマ技術を選ぶ

日本人に多い硬く直毛な髪質でも、柔らかな質感やランダムな動きを出すことは可能です。そのためには、**「ツイストスパイラルパーマ」や「波巻きパーマ」**といった、特殊なパーマ技術が非常に有効です。これらのパーマは、髪に複雑な動きを与え、外国人のクセ毛のような質感を再現するのに役立ちます。

2. 「ハイフェード」と「ラインアップ」でシャープさを加える

海外風の雰囲気を出す上で欠かせないのが、潔いフェードの高さと、生え際をカミソリで整える「ラインアップ」です。ただし、日本人の骨格に合わせてフェードの高さを調整するなど、プロによる似合わせの技術が不可欠です。

3. スタイリング剤で「質感」をコントロールする

ドライな質感を出すなら**「シーソルトスプレー」や「マット系クレイワックス」、ウェットな質感を出すなら「グリース」や「ジェル」**がおすすめです。カットとパーマだけでなく、スタイリングまで含めて、初めてスタイルは完成します。

本場のスタイルは、現代の理容室（バーバー）でこそ手に入る

この「スキンフェード×パーマ」というスタイルは、精密なカット技術と、デザイン性の高いパーマ技術という、異なる二つのスキルが最高レベルで求められます。そして、その両方を高次元で実現できる場所こそ、現代の進化した理容室（バーバー）なのです。

なぜ、理容室（バーバー）なのか？

• ① 土台となるフェードが完璧： 海外のバーバーカルチャーの根幹であるスキンフェードは、理容師の独壇場です。この土台がしっかりしているからこそ、どんなに凝ったパーマも活きてきます。
• ② メンズヘアに特化したパーマ理論： 現代の理容室は、男性の硬い髪質をどうすれば柔らかく、動きのあるスタイルにできるかを徹底的に研究しています。外国人風の質感を再現するための、特殊なパーマ技術や薬剤知識に長けています。
• ③ カルチャーへの深い理解： 本物のバーバーは、海外のトレンドを常に追いかけ、そのスタイルが持つ背景やカルチャーまで理解した上で、単なる模倣ではない「本物」のスタイルを提供してくれます。

まとめ

海外のスキンフェード×パーマスタイルは、大胆なコントラストと計算された無造作感が魅力の、非常に洗練されたヘアスタイルです。そして、日本人の髪質でも、適切なパーマ技術、骨格に合わせたカット、そして日々のスタイリングによって、その雰囲気を再現することは十分に可能です。

そのためには、スキンフェードの技術とメンズパーマのデザイン力を高次元で併せ持ち、海外のカルチャーを深く理解した、プロの理容師の存在が不可欠です。

「本物」のスタイルを、そして新しい自分を手に入れたいと願うなら、ぜひ一度、進化した現代の理容室（バーバー）に、その想いを相談してみてはいかがでしょうか。

FRESHNESS BARBER shop

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古賀昌平(こがしょうへい)

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天神大牟田線・西鉄小郡駅前のメンズヘアサロン「FRESHNESS BARBER shop」の広報担当です。福岡県出身。学生時代は水泳部に所属。趣味は、漫画やアニメを見ること（HUNTER×HUNTER、NARUTO -ナルト-、BLEACHなど）。