白髪染め後のスタイリング剤|髪に優しく、おしゃれに見せるプロの選び方
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白髪染めをした後、これまで使っていたスタイリング剤が、なんだかしっくりこない。髪がパサついて見えたり、うまくまとまらなかったり…。そんな経験はありませんか?白髪染め後の髪は、以前とは少し違う、デリケートな状態になっています。
この記事では、そんな白髪染め後の髪に最適なスタイリング剤の選び方と、プロが実践するヘアケアについて詳しく解説します。
Contents
なぜ白髪染め後はスタイリング剤選びが重要なのか?
まず、なぜ今までと同じではダメなのか、白髪染め後の髪の変化について理解しておきましょう。
髪質の変化に対応する
白髪染め後の髪は、カラー剤の化学反応の影響で、以下のような変化が起きやすくなっています。
- 乾燥しやすく、パサつきがち
髪の内部の水分や油分が失われやすくなり、ツヤがなく見えたり、手触りが硬く感じられたりします。 - ダメージを受けやすい
髪の表面を覆うキューティクルがデリケートな状態のため、少しの摩擦や熱、紫外線でもダメージが進行しやすくなっています。
白髪染め後の髪に合うスタイリング剤、3つの選び方
デリケートな状態の髪には、いたわりの視点を持ったスタイリング剤選びが重要です。
プロが重視するポイント
- 1.「ツヤ感」を与えてくれるか
パサついて見えがちな髪を健康的に見せるため、適度なツヤ感(ウェット感)を出せるスタイリング剤がおすすめです。髪の表面をコーティングし、日中の乾燥から髪を守る効果も期待できます。 - 2.「保湿・ケア成分」は含まれているか
スタイリングしながら、同時に髪に潤いを与えてくれる、シアバターや天然オイルなどの保湿成分や、ダメージを補修するケア成分が配合されているものを選びましょう。 - 3.「洗い流しやすさ」はどうか
セット力が強すぎるハードなスタイリング剤は、落とす際に洗浄力の強いシャンプーが必要になり、せっかく染めたカラーの色落ちを早めてしまう原因になります。お湯や、マイルドなシャンプーで簡単に洗い流せるものが理想的です。
おすすめのスタイリング剤の種類と特徴
髪の状態や、なりたいヘアスタイルに合わせて、最適なタイプを選びましょう。
髪の状態とスタイルで選ぶ
- グリース、ポマード
強いツヤとしっかりとしたまとまりを与えてくれます。パサつきを抑え、クラシックな七三分けや、ビシッと決めたいビジネススタイルに最適です。 - ヘアバーム、ヘアオイル
自然なツヤと高い保湿力に優れています。ナチュラルなスタイルや、パーマヘアのパサつきを抑え、まとまりを出すのに適しています。 - クリームワックス
水分と油分をバランス良く含んでおり、パサつきを抑えながら、柔らかな動きや束感を出すことができます。 - (注意)マットワックス
ドライな質感が特徴のマットワックスは、ただでさえ乾燥しがちな白髪染め後の髪に使うと、さらにパサつきを強調してしまうことがあるため、使い方には注意が必要です。
最高のスタイリングは、最高の「髪の土台」から
どんなに良いスタイリング剤を使っても、髪自体のコンディションが悪ければ、その効果は半減してしまいます。
プロの技術が、スタイリングを簡単にする
- カットによるダメージケア
プロの理容師は、ダメージが蓄積した毛先を正確に見極めてカットし、髪全体のコンディションを整えます。これにより、スタイリング剤が少量で済む、まとまりやすい髪の土台を作ります。 - 「白髪ぼかし」で悩みをデザインに変える
伸びてきた根元の白髪を、スタイリング剤で無理やりごまかす、という発想から転換しませんか。ハイライトでぼかす「白髪ぼかし」なら、根元が伸びても気にならず、スタイリングが非常に楽になります。 - サロンでの集中トリートメント
髪の内部からダメージを補修するサロン専用のトリートメントで、髪の体力を回復させることが、美しいスタイリングへの一番の近道です。 - あなただけの最適解を提案
プロは、あなたの髪質、ダメージレベル、そして染めた色味に合わせて、数あるスタイリング剤の中から、あなたに本当に合った一品を的確にアドバイスします。
まとめ
白髪染め後の髪には、ツヤと潤いを補給してくれる、いたわりのスタイリング剤選びが重要です。
しかし、最高のスタイリング剤も、健康で手入れの行き届いた髪という土台があってこそ、その真価を発揮します。髪のダメージや、スタイリング剤選びにお悩みなら、ぜひ一度、メンズヘアケアの専門家である理容師にご相談ください。あなたの髪を最高のコンディションに導くお手伝いをさせていただきます。
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