眉毛の白髪、髪用白髪染めは絶対NG!安全な対処法とプロの技
sho0202
髪の白髪はきちんと染めているのに、ふと鏡を見ると眉毛に白いものが混じっている。顔の印象を大きく左右する眉毛だからこそ、一本あるだけでも意外と目立ち、気になるものです。しかし、その対処法を間違えると、取り返しのつかない事態を引き起こす可能性があります。特に、安易な自己判断は絶対に避けるべきです。
Contents
絶対にやめて!髪用の白髪染めで眉毛を染める危険性
「髪を染めるついでに、余った薬剤で眉毛も染めてしまおう」。これは、絶対にやってはいけない、非常に危険な行為です。市販されているヘアカラー剤の注意書きにも、「眉毛、まつ毛には使用しないでください」と必ず明記されています。
取り返しのつかない事態になる前に
- 失明に至るリスク
眉毛は、人体で最もデリケートな器官の一つである「目」のすぐ近くにあります。ヘアカラー剤には強い化学薬品が含まれており、万が一、薬剤が目に入ってしまった場合、角膜に深刻なダメージを与え、最悪の場合は失明に至る危険性があります。 - 深刻な皮膚トラブル
顔の皮膚は、頭皮に比べて非常に薄く、外部からの刺激に敏感です。髪用に作られた強力な薬剤を眉毛周りに使用すると、ひどいかぶれやただれ、腫れといった深刻な皮膚炎を引き起こす可能性が非常に高くなります。一度トラブルが起きると、色素沈着などの跡が残ることもあります。
自宅でできる眉毛の白髪の安全なセルフケア
では、気になる眉毛の白髪はどのように対処すれば良いのでしょうか。自宅で安全に行える、一時的なケア方法をいくつかご紹介します。
一時的な対策と日々の工夫
- 眉マスカラを活用する
最も手軽で安全なのが、メイク用品の「眉マスカラ」を使用する方法です。髪色に合わせた色のマスカラで白髪をコーティングするように塗るだけで、手軽に白髪を隠すことができます。その日のシャンプーや洗顔で簡単に落とせるため、肌への負担もありません。 - ハサミでカットする
周りの黒い毛よりも長く伸びて目立つ白髪は、眉毛専用の小さなハサミで根元からカットすることで、目立たなくさせることができます。ただし、短く切りすぎると、切った毛が立ってしまい、かえって目立つことがあるため注意が必要です。また、ハサミの先で肌を傷つけないよう、慎重に行いましょう。 - 「抜く」のは避けるべき
白髪を抜いてしまうと、毛根を傷つけてしまい、次に生えてくる毛のサイクルが乱れたり、最悪の場合、もう生えてこなくなったりする可能性があります。また、炎症や埋没毛の原因にもなるため、抜くことはおすすめできません。
理容室だからできる、安全で美しい眉毛ケア
セルフケアには限界があり、より美しい仕上がりと安全性を求めるなら、顔の手入れの専門家である理容師に任せるのが最善の選択です。
顔のプロフェッショナルによる施術
- 眉毛のデザインカットとシェービング
理容室の最大の強みは、カミソリやハサミを使った精密なシェービングとデザイン技術です。白髪が数本ある場合でも、眉全体の形を整え、長さを均一にカットするだけで、驚くほど白髪は目立たなくなります。清潔感のある、キリッとした理想の眉をデザインします。 - 安全性を考慮した眉カラー
理容室によっては、法律で定められた基準をクリアした、眉毛専用のカラー剤を取り扱っている場合があります。プロがデリケートな目の周りの皮膚をしっかりと保護しながら、安全に配慮して施術を行うため、安心して任せることができます。(※全ての店舗で対応しているわけではありませんので、事前にご確認ください) - 髪色とのトータルバランス
髪の白髪染めと同時に眉毛のケアを行うことで、ヘアスタイルと眉の色や形が調和し、顔全体の印象がより自然で洗練されたものになります。プロの視点で、あなたに最も似合うトータルバランスを提案します。
まとめ
眉毛に生えた白髪のケアで、髪用の白髪染めを使用することは、失明や皮膚トラブルのリスクを伴う極めて危険な行為です。絶対にやめましょう。安全なセルフケアとしては、眉マスカラやカットがありますが、より美しく、根本的な解決を目指すなら、顔の構造や皮膚科学を熟知した理容室のプロに相談するのが一番です。自己流の危険なケアで後悔する前に、ぜひ一度、プロの技術による安全で美しい眉毛ケアをご体験ください。
ABOUT ME