白髪染め後のコンディショナー|正しい選び方とプロが教えるヘアケア
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白髪染めをした後、髪のきしみやパサつきが気になったことはありませんか?その原因は、日々のケア、特に「コンディショナー」の使い方にあるかもしれません。白髪染め後のデリケートな髪にとって、コンディショナーは美しい色とツヤを維持するための重要な役割を担っています。
この記事では、白髪染めとコンディショナーの関係について、正しい選び方からプロのケアまで詳しく解説します。
Contents
白髪染め後にコンディショナーが不可欠な理由
「普段はシャンプーだけで済ませている」という男性もいるかもしれませんが、白髪染めをした後だけは、必ずコンディショナーを使うことを強くおすすめします。
髪の状態を整え、色とツヤを守る
白髪染め後の髪は、カラー剤の化学反応によって表面のキューティクルが開き、非常に無防備な状態になっています。
- キューティクルを閉じる
コンディショナーは、アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻し、髪の表面を滑らかにコーティングすることで、開いたキューティクルを優しく閉じる働きがあります。 - 色持ちを良くする
キューティクルが整うことで、髪の内部に定着させたカラーの色素が、日々のシャンプーなどで外部に流れ出てしまうのを防ぎ、染めたての美しい色が長持ちします。 - 手触りとツヤを向上させる
髪表面の凹凸がなくなるため、指通りが滑らかになり、光を均一に反射してツヤのある髪に見せてくれます。特に紫外線などでダメージを受けやすい夏場は、このケアが重要になります。
目的で選ぶ。2種類の「白髪染め用コンディショナー」
白髪染めをしている方向けのコンディショナーには、実は大きく分けて二つの種類があります。ご自身の目的に合わせて選びましょう。
「守る」ケアか、「補う」ケアか
- タイプ1
カラーケアコンディショナー(アフターケア用)
こちらは染める機能を持たない、純粋なヘアケア製品です。カラーで受けたダメージを補修する成分や、色落ちを防ぐ成分が豊富に含まれており、サロンで染めた美しい髪の状態を維持することを目的としています。 - タイプ2
カラーコンディショナー(染毛料)
これは「カラートリートメント」とも呼ばれ、コンディショナー自体に染料が含まれているタイプです。日々のバスタイムの中で、髪の表面に少しずつ色素を補給し、色落ちしてきた白髪や、新しく生えてきた白髪を目立たなくさせるのが目的です。
プロのケアは、コンディショナーのさらに先へ
毎日のコンディショナーによるホームケアは非常に重要ですが、プロの技術は、その効果を最大限に引き出すための「土台作り」から行います。
ホームケアだけでは届かない領域
- ダメージを最小限に抑えるカラー技術
そもそも、後のケアで補修しきれないほどの大きなダメージを髪に与えないことが、プロの仕事です。薬剤の選定、頭皮の保護、根元と毛先の塗り分けなど、施術の全ての工程で、髪と頭皮をいたわりながら染めていきます。 - 残留薬剤の徹底除去
サロンでのカラー施術後には、髪や頭皮に残留するとダメージや色落ち、かゆみの原因となる薬剤(アルカリなど)を、専用の処理剤を使って完全に除去します。これが、コンディショナーの効果を最大限に引き出すための、最も重要な下準備となります。 - 髪の内部から補修するサロントリートメント
髪の表面を整えるコンディショナーとは異なり、サロン専用のトリートメントは、髪の内部(芯)にまで高濃度の栄養成分を届け、ダメージを根本から補修します。
理容室で受ける、トータルヘア&スカルプケア
大人の男性の髪の悩みは、一つではありません。理容室では、それらを包括的にケアします。
大人の男性の悩みに、包括的に応える
- ヘッドスパによる頭皮ケア
美しい髪は、健康な頭皮から生まれます。理容室のヘッドスパで、カラーで敏感になった頭皮を優しくケアし、血行を促進することで、ハリやコシのある健康な髪を育む土台を整えます。 - あなたに合ったケアの提案
プロの理容師があなたの髪と頭皮の状態を正確に診断し、サロンでの専門的なケアと、ご自宅で使うべき最適なコンディショナーの種類や使い方まで、トータルでアドバイスします。
まとめ
白髪染め後のコンディショナーは、美しい髪色と質感を保つために欠かせない、重要なケアアイテムです。あなたの目的に合わせて最適なものを選び、日々の習慣に取り入れてみてください。
しかし、最高のホームケアも、プロによる完璧な施術という土台があってこそ、その真価を発揮します。ダメージを最小限に抑え、髪と頭皮の健康までを考えた、ワンランク上の白髪染めを体験してみませんか。ぜひ一度、メンズヘアケアの専門家である理容師にご相談ください。
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