白髪染めは風呂場で行うべき?メリット、注意点とプロの施術との違い
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白髪染めは、準備や後片付けを考えると少し面倒に感じるもの。「どうせ髪を洗うのだから、お風呂のついでに染めてしまいたい」と考える男性は多いのではないでしょうか。確かに、風呂場で白髪染めを行うことには手軽さというメリットがありますが、一方で美しい仕上がりを妨げる注意点も存在します。また、染めた後の入浴方法も、色持ちを左右する重要なポイントです。
Contents
風呂場で白髪染めを行う際のメリットと注意点
自宅で白髪染めをする際、多くの人が場所として選ぶのが風呂場です。その理由と、知っておくべきリスクについて解説します。
自宅で染める場合のポイント
- メリット
準備と後片付けの手軽さ
薬剤が飛び散ってもシャワーで簡単に洗い流せるため、床に新聞紙を敷いたり、汚れても良い服に着替えたりといった手間を省くことができます。
体が温まりやすい環境
湯気や体温で髪のキューティクルが開き、染料が浸透しやすくなるという側面もあります。 - 注意点
浴室への色移り
カラー剤が壁や床、タイル、シャワーカーテンなどに付着すると、シミになって取れにくくなることがあります。使用前にシャワーで浴室全体を濡らしておくと、汚れが付着しにくくなります。
染まりムラのリスク
風呂場は湿気が多いため、髪表面の水分で薬剤が薄まり、染まりが悪くなる可能性があります。また、鏡が曇って見えにくく、後頭部などに塗りムラができやすい環境でもあります。
すすぎ残しによる汚れ
自分ですすぐと、首筋や耳の後ろなどにすすぎ残しが出やすくなります。これがタオルや衣類、枕カバーへの色移りの原因となるため、丁寧に洗い流す必要があります。
白髪染めをした後の風呂(入浴)に関する疑問
白髪染めの効果を長持ちさせるためには、染めた後の過ごし方も大切です。特に当日の入浴にはいくつか注意したい点があります。
色持ちを良くするための入浴法
- 染めた当日にシャンプーしても良いか
サロン、自宅を問わず、染めた直後の髪は色がまだ完全に定着していない不安定な状態です。洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗うと、色落ちを早める原因になります。当日はシャンプーを控えるか、ぬるま湯で優しくすすぐ程度にとどめるのが理想です。 - 染めた後すぐの長風呂は避ける
熱いお湯に長時間浸かると、髪のキューティクルが開いてしまいます。開いたキューティクルの隙間から染料が流れ出てしまうため、色持ちが悪くなります。染めた当日は、ぬるめのお湯でシャワーを浴びるか、短時間で入浴を済ませることをおすすめします。 - 入浴後はすぐに髪を乾かす
髪が濡れている間はキューティクルが開いたままの状態です。この時間は、色が抜けやすく、外部からのダメージも受けやすい非常にデリケートな時間です。お風呂から上がったら、タオルで優しく水分を拭き取り、できるだけ早くドライヤーで髪を乾かすことが、色持ちとヘアケアの両面で重要です。
手間と仕上がりを考えるなら理容室という選択肢
自宅での白髪染めは手軽ですが、浴室を汚す心配や染まりムラのリスク、アフターケアの難しさなど、様々な手間が伴います。これらの悩みを一度に解決できるのが、理容室でのプロによる施術です。
プロに任せることの価値
- 準備や後片付けの手間が一切不要
汚れる心配をしたり、道具を準備・片付けしたりする必要はもちろんありません。リラックスできる空間で、快適に施術を受けることができます。 - 見えない部分もムラなく美しい仕上がり
プロの理容師がお客様の髪質や白髪の量、生え方を正確に診断し、最適な薬剤を選定します。ご自身では見えにくい後頭部や襟足まで、根元から毛先まで均一に、ムラなく美しく染め上げます。 - 髪と頭皮へのダメージを最小限に
施術前には頭皮を保護し、髪の状態に合わせたトリートメントでダメージを補修・予防します。髪と頭皮の健康を第一に考えた施術は、プロならではのサービスです。 - 専門的なアフターケアのアドバイス
きれいな色を長持ちさせるための自宅でのケア方法や、お客様の髪質に合ったシャンプーの選び方など、専門家ならではの視点で的確なアドバイスを提供します。
まとめ
風呂場での白髪染めは、手軽である反面、汚れや染まりムラといったリスクも伴います。また、染めた後の入浴方法一つで、せっかく染めたカラーの色持ちが変わってきてしまいます。日々の手軽なメンテナンスはカラートリートメントなどで済ませ、月に一度は理容室でプロによる完璧なメンテナンスを受けるなど、ライフスタイルに合わせて使い分けるのも賢い方法です。白髪染めに関するあらゆる悩みは、ぜひ経験豊富な理容師にお気軽にご相談ください。
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