散髪の頼み方「後ろ髪」を解説|清潔感を決める2つのポイント
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散髪をするとき、自分では見ることができない「後ろ髪」。どのように注文すれば、自分の理想通りになるのか、悩んでしまう方は非常に多いのではないでしょうか。しかし、この後ろ姿こそが、あなたのヘアスタイル全体の完成度や、清潔感を決定づける、最も重要な部分なのです。この記事では、後ろ髪の注文を、誰でも簡単に、そして的確にできるようになるための、2つの基本ポイントについて詳しく解説します。
Contents
後ろ姿の印象は、ここで決まる
まず、なぜ後ろ髪のデザインが、これほどまでに重要視されるのか、その理由を知っておきましょう。
なぜ、後ろ髪が重要なのか
- 清潔感の要
どんなに正面から見たスタイルが格好良くても、襟足が伸びていたり、後頭部の形が整っていなかったりすると、それだけで全体がだらしない、手入れの行き届いていない印象になってしまいます。 - 骨格を補正し、頭の形を美しく見せる
プロの理容師は、後ろ髪のカットの仕方を巧みにコントロールすることで、お客様一人ひとりの頭の形を、最もバランスが良く、美しく見えるようにデザインしています。
ポイント1:「刈り上げ」の頼み方で、全体の雰囲気を決める
後ろ髪のデザインは、まず、メインとなる「刈り上げ」部分を、どのように作るかを決めることから始まります。
高さや、グラデーションの付け方を伝える
- 刈り上げる「高さ」を指定する
刈り上げを、どのくらいの高さまで入れるかで、スタイルの印象は大きく変わります。「あまり高くせず、低めでお願いします」と伝えれば、よりナチュラルで、落ち着いた印象に。「高めの、すっきりとした感じで」と伝えれば、よりシャープで、現代的な印象になります。 - 刈り上げる「長さ」を指定する
「6mmくらいの、自然な感じでお願いします」といったように、バリカン(クリッパー)の長さをミリ単位で伝えると、より確実です。 - 「グラデーション」の希望を伝える
「フェードカットのように、下から上まで、滑らかに繋げてください」と伝えることで、色の境目がない、非常に美しいグラデーションの刈り上げが手に入ります。
ポイント2:「襟足」の頼み方で、細部に神を宿す
刈り上げのデザインが決まったら、次に、仕上げとなる「襟足」のラインを、どのような形で整えるかを決めます。
仕上げのラインで、差をつける
- 自然な形(ナチュラル/ラウンド)
元々の生え際の形を活かした、最も自然なスタイルです。柔らかく、優しい印象にしたい場合におすすめです。「襟足は、あまり形を作りすぎずに、自然な感じでお願いします」と伝えましょう。 - 直線的な形(スクエア)
襟足のラインを、横にまっすぐな、角のある形で仕上げます。男らしく、シャープな印象になります。「襟足は、まっすぐなラインでお願いします」 - シャープな形(V字)
襟足の中央に向かって、Vの字になるように、シャープに仕上げるスタイルです。首が細く長く見える効果があり、デザイン性が高いのが特徴です。
言葉に詰まったら、プロに相談するのが一番です
もし、これらの言葉で説明するのが難しいと感じたら、写真を見せたり、あなたのなりたいイメージを伝えたりするだけで、全く問題ありません。
写真と、イメージを伝える
- 理想の後ろ姿の、写真を見せる
これが、最も簡単で、確実な方法です。 - なりたいイメージを伝える
「とにかくすっきりと、清潔感のある後ろ姿にしたいです」「後頭部に、丸みが出るような、きれいなシルエットにしたい」といった、あなたの希望を伝えれば、プロは最適なデザインを提案してくれます。
プロの技術が、あなたの理想を形にする
- 完璧な左右対称
ご自身では見えない後ろ髪を、完璧な左右対称に、そして美しいバランスで創り上げるのは、プロだからこそできる技術です。 - カミソリによる、究極の仕上げ
理容師は、カミソリを使って、襟足の産毛の一本までを、きれいに処理することができます。このひと手間が、あなたの後ろ姿に、究極の清潔感と、シャープさを与えてくれるのです。
まとめ
散髪で、理想の後ろ姿を手に入れるための注文方法は、まず、メインとなる「刈り上げ」の、高さや長さ、グラデーションを決め、次に、仕上げとなる「襟足」の形を決める、という、2つの簡単なステップで成り立っています。
そして、そのあなたの希望を、あなたの骨格に合わせた最高の形へと昇華させてくれるのが、プロの理容師です。ぜひ一度、サロンで、あなただけの、完璧な後ろ姿のデザインについて相談してみてはいかがでしょうか。
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