2025.08.01

センターパートは「ピン留め」で進化する｜伸ばしかけもお洒落に見せる、新発想のアレンジ術

sho0202

Contents

その「伸ばしかけ」の髪、諦めていませんか？
「ピン留め」がもたらす、機能性とファッション性
大人っぽく見せる、ピンの選び方と留め方の基本
ピン留めがもっとお洒落になる、ベース作りの重要性
理容室（バーバー）は、あなたの髪の「育成パートナー」
理容室でのオーダー方法
まとめ

その「伸ばしかけ」の髪、諦めていませんか？

お洒落なセンターパートを目指して、髪を伸ばし始めた。しかし、理想の長さになるまでには、必ず通らなければならない、もどかしく、そして非常にうっとうしい「伸ばしかけ」の期間が存在します。目にかかって邪魔になる前髪、スタイリングしても言うことを聞かない中途半端な長さ。そのストレスに負けて、志半ばで髪を切ってしまった、という経験はありませんか。しかし、その悩みの期間を、逆にもっとお洒落を楽しむための「チャンス」に変えてくれる、魔法のようなアイテムがあります。それが、「ヘアピン」です。

「ピン留め」がもたらす、機能性とファッション性

ヘアピンと聞くと、どこか女性的な、あるいは子供っぽいアクセサリーだと感じてしまうかもしれません。しかし、その先入観は、今すぐ捨て去るべきです。現代のメンズヘアにおいて、ヘアピンは、機能性とファッション性を両立する、非常にパワフルなツールなのです。

・機能性：伸ばしかけのストレスを完全に解消
勉強や仕事、食事やスポーツなど、前髪が顔にかかって集中できない、あらゆる場面。ピンでさっと留めるだけで、そのストレスから完全に解放されます。視界がクリアになるだけでなく、見た目にも清潔感が生まれます。

・ファッション性：スタイルに「抜け感」と「個性」をプラス
あえてヘアピンを「見せる」ことで、あなたのスタイルには、計算された「抜け感」と、ジェンダーレスでアーティスティックな雰囲気が加わります。それは、あなたが自分のスタイルを細部まで楽しんでいる、という、こだわりとお洒落への意識の現れなのです。

大人っぽく見せる、ピンの選び方と留め方の基本

「ただ留めるだけ」では、本当のお洒落には見えません。大人っぽく、そして洗練された印象に仕上げるための、基本的な選び方と留め方のコツをご紹介します。

・ピンの選び方
基本は、悪目立ちしない「黒」や「茶」のシンプルなものを選ぶのが正解です。髪の毛を挟んで留める「アメリカピン」や、パチンと留めるタイプの「スリーピン」などが、扱いやすくおすすめです。ファッションとして、あえて「シルバー」や「ゴールド」のピンを選び、アクセサリー感覚でアクセントにするのも、上級者のテクニックです。

・基本の留め方
ただ真っ直ぐ留めるのではなく、少しだけ工夫を加えるのがポイントです。留めたい部分の毛束を、軽く「ねじって」からピンで固定すると、スタイルに立体感が生まれ、よりこなれた印象になります。
また、左右対称に二本で留めたり、あえてピンを交差させて「×」印を作るように留めたりと、その日の気分でアレンジを楽しみましょう。

ピン留めがもっとお洒落になる、ベース作りの重要性

ピン留めアレンジを成功させる鍵は、実は「ピンで留めていない、他の部分の髪」が握っています。ピンで留めた部分以外が、ただボサボサの状態では、どんなにお洒落なピンを使っても、スタイル全体は台無しです。アレンジをする前には、ヘアオイルやバームなどを髪全体に軽く馴染ませ、ツヤとまとまりを与えておくことが、清潔感を保つ上で非常に重要です。

理容室（バーバー）は、あなたの髪の「育成パートナー」

センターパートを目指して髪を伸ばす、という長い道のりにおいて、プロの理容師は、あなたの最高の「育成パートナー」となり得ます。私たちは、ただ髪を切るだけではありません。お客様が「最終的にどんなスタイルになりたいか」というゴールを共有し、そこに至るまでの数ヶ月間のプロセス全体をデザインするのです。

・「伸ばしかけ」を前提としたカット
私たちは、中途半端な長さの時期でも、あなたがストレスなく、そしてお洒落に過ごせるように、不要な部分の重さを取り除き、ピン留めなどのアレンジがしやすいように、ベースの形を整えます。

・パーマという名の「飛び級」
伸ばしかけの扱いにくい髪に、あえてごく自然なニュアンスパーマをかける、という選択肢もあります。これにより、うっとうしいだけの期間が、逆にお洒落なパーマスタイルを楽しむ期間へと変わり、あなたは「飛び級」で理想のスタイルに近づくことができます。

理容室でのオーダー方法

あなたの「育成計画」を、プロに相談してみましょう。

・ゴールと現状を伝える
「最終的にはセンターパートにしたいので、今、髪を伸ばしているところです」と、あなたの目標を伝えましょう。

・プロセスに関する希望を伝える
「伸ばしかけの期間もお洒落に過ごしたいので、ピン留めなどのアレンジがしやすいように整えてほしいです」
「この中途半端な長さを活かせるような、パーマをかけることはできますか？」
といったように、具体的な希望を相談してみてください。

まとめ

センターパートを目指す上での、避けては通れない「伸ばしかけ」の期間。ヘアピンは、そのうっとうしいだけの時間を、新しい自分を発見するための、刺激的でお洒落な時間へと変えてくれる、最高のツールです。そして、その長い道のりを、常に格好良く、ストレスフリーで歩むための最高の伴走者となるのが、プロの理容師です。ぜひ一度、あなたの「髪の育成計画」を、私たちに相談してみてはいかがでしょうか。

FRESHNESS BARBER shop