2025.08.18

理容店で創る、大人のセンターパート｜「似合わない」を「似合う」に変えるプロの法則

fnbbsp0530

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

メンズヘアスタイルの定番として、今や不動の人気を確立した「センターパート」。その知的で上品な雰囲気や、スタイリングによって様々な表情を見せる多様性は、多くの男性を魅了しています。しかしその一方で、「自分には似合わないかもしれない」「スタイリングが難しそうだ」といった理由から、挑戦できずにいる方も少なくないのではないでしょうか。この記事では、理容店のプロの技術が、いかにしてお客様一人ひとりに似合うセンターパートを創り上げるのか、その法則について詳しく解説してまいります。

Contents

なぜ、ただ真ん中で分けるだけでは決まらないのか
「似合わせ」の鍵は、土台となるカットにある
パーマを活かした、より扱いやすいスタイル提案
重要なのは「ご自宅でのスタイリング方法」
センターパートで、新しい知的な自分へ

なぜ、ただ真ん中で分けるだけでは決まらないのか

センターパートが難しいと感じられる理由は、それが非常に繊細なバランスの上に成り立つスタイルだからです。お客様一人ひとりの骨格、顔の形、髪の生え癖（毛流れ）は、千差万別です。ただ単に髪を真ん中で分けただけでは、顔の形が強調されすぎたり、トップが潰れて見えたりと、理想のスタイルにならないことが少なくありません。誠実な理容師は、まずお客様の素材を丁寧に見極め、最もバランスが良く見える分け目の位置（必ずしも正中線とは限りません）や、前髪の長さ、全体のボリューム感をミリ単位で設計していきます。

「似合わせ」の鍵は、土台となるカットにある

美しいセンターパートを創り出す上で最も重要なのは、スタイリング前の「土台」となるヘアカットそのものです。髪をただ伸ばすだけでは、根元が寝てしまい、動きのない重たい印象になりがちです。プロの理容師は、髪が自然と根元から立ち上がり、滑らかな毛流れが生まれるように、緻密な計算のもとでカットを施します。髪の内側に軽さを与えたり、毛先に微妙な長短をつけたりすることで、ご自宅でご自身がスタイリングする際にも、まるでサロン帰りのような美しいシルエットを簡単に再現できるようにするのです。

パーマを活かした、より扱いやすいスタイル提案

「分け目の部分がどうしても割れてしまう」「もっと柔らかな動きやボリュームが欲しい」。そんなお悩みをお持ちの方には、パーマを部分的に活用することをご提案する場合がございます。例えば、分け目の根元だけにパーマをかけて毛流れを矯正する「分け目パーマ」や、全体に緩やかな動きをつけて、より無造作でこなれた雰囲気を演出する「ニュアンスパーマ」などです。これらは、スタイリングを劇的に楽にし、デザインの可能性を大きく広げてくれる、プロならではの技術です。

重要なのは「ご自宅でのスタイリング方法」

誠実な理容師の仕事は、サロンで髪を切り終えたら終わり、ではありません。お客様がご自宅でそのスタイルを再現できて初めて、私たちの仕事は完成したといえます。特にセンターパートで重要となるのが、ドライヤーの使い方です。髪を乾かす際に、分け目の根元部分を指で少し持ち上げ、下から風を当てることで、ふんわりとした自然な立ち上がりを作ることができます。私たちは、お客様がご自身でできるようになるまで、その具体的な方法を丁寧にお伝えいたします。

センターパートで、新しい知的な自分へ

センターパートは、プロの手によって緻密にデザインされることで、誰にでも似合う可能性を秘めた、非常に魅力的なスタイルです。それは、あなたの印象を知的で、洗練されたものへと昇華させてくれる強力な武器となり得ます。今まで似合わないと諦めていた方も、ぜひ一度、信頼できる理容師にご相談ください。私たちと一緒に、あなただけの最高のセンターパートを見つけ出しましょう。

FRESHNESS BARBER shop