メンズの強すぎるパーマを弱くする方法|自宅でできる対処法とサロンでの直し方
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「思ったよりパーマが強くかかりすぎてしまった」「スタイリングが難しくて、もう少しカールを弱くしたい」。そんな風に悩んでいませんか。強くかかりすぎたパーマは、朝のセットに時間がかかったり、理想のイメージから遠ざかってしまったりと、大きなストレスになります。この記事では、強すぎるメンズパーマを自然に弱くするための、自宅でできる応急処置や、サロンでの本格的な直し方について詳しく解説します。
Contents
なぜパーマは「強くかかりすぎる」ことがあるのか?
まず、パーマが想定よりも強くかかってしまう原因を理解しましょう。
髪質との関係
- パーマがかかりやすい髪質
髪が細い、柔らかい、またはダメージを受けている髪は、薬剤が浸透しやすく、パーマが強くかかりやすい傾向にあります。 - カウンセリングでの認識のズレ
お客様が思う「普通」と、理容師が思う「普通」にズレがあり、仕上がりのイメージが共有できていない場合に起こります。
施術による要因
- 薬剤選定・放置時間
髪質に対して薬剤が強すぎたり、放置時間が長すぎたりすると、カールが強く出すぎてしまいます。 - ロッド選定
なりたいイメージに対して、使用するロッドが細すぎた場合も、カールが細かく強くかかります。
自宅で試せる!パーマを少しだけ弱くする応急処置
サロンに行くまでの間、少しでもカールを落ち着かせたい場合のセルフケア方法です。
シャンプーの回数を少し増やす
- 効果
パーマをかけたての髪はアルカリ性に傾いています。シャンプーをすることで、髪が弱酸性に戻るのを助け、少しカールが緩むことがあります。 - 注意点
ただし、洗いすぎは髪の乾燥とダメージを促進させるため、必ず保湿効果の高いトリートメントでしっかりケアをしてください。やりすぎは禁物です。
トリートメントで髪に重さを与える
- 方法
オイルインタイプや、しっとり系のトリートメントを使い、髪に潤いと重さを与えることで、カールの広がりを抑え、少し伸ばす効果が期待できます。 - ポイント
トリートメントをつけた後、目の粗いコームで優しくとかすと、よりカールが落ち着きやすくなります。
ドライヤーでの乾かし方を工夫する
- テンションをかけて乾かす
髪を乾かす際に、カールを伸ばすように、手ぐしで優しく下に引っ張りながら(テンションをかけながら)ドライヤーの風を当てます。 - ポイント
これにより、カールが一時的に緩み、スタイリングしやすくなります。ただし、あくまで一時的な効果です。
最も確実で安全な方法は、サロンでのお直し
セルフケアには限界があり、リスクも伴います。根本的な解決はプロに任せるのが一番です。
サロンで行う「パーマを弱くする」施術
- ストレートパーマ(パーマ落とし)
パーマのカールを伸ばす専用の薬剤を使い、かかりすぎたパーマを理想のゆるさに調整します。完全にストレートにするのではなく、「カールを緩める」という絶妙な調整が可能です。 - トリートメントでの質感調整
薬剤を使うほどではない場合、髪の内部に栄養分を補給し、髪のコンディションを整えることで、ゴワつきを抑え、カールを扱いやすくする方法もあります。 - カットによる調整
カールが強く出ている部分をカットしたり、毛量調整をしたりするだけで、全体のボリュームが収まり、パーマが弱くなったように見せることができます。
やり直しを依頼する際のポイント
- 保証期間を確認する
多くのサロンでは、施術後1週間程度の保証期間を設けています。期間内であれば無料でお直ししてもらえる可能性が高いので、まずは施術してもらったサロンにすぐに連絡・相談しましょう。 - 具体的に伝える
「もう少しカールを弱くして、スタイリングしやすくしたい」など、具体的にどうしたいのかを伝えましょう。
強くかかりすぎる失敗を防ぐためのオーダー方法
これからパーマをかける方が、失敗を避けるためのコツです。
「弱め」「ゆるめ」のイメージを写真で共有
- 曖昧な言葉は避ける
「自然な感じで」といった曖昧な言葉だけでは、認識のズレが生まれがちです。 - 写真を見せるのが確実
なりたいスタイルの写真をいくつか見せ、「この写真くらいの強さが理想です」と伝えるのが最も確実です。
初めての場合は「弱め」から試す
- 初回は慎重に
初めてパーマをかける、または初めてのサロンであれば、「最初は弱めでお願いします。もし弱すぎたら次回強くしてください」と伝えるのも一つの手です。「弱い」のを強くすることはできても、「強い」のを弱くするには髪に負担がかかります。
パーマの強さの調整は、プロの理容師の腕の見せ所
絶妙なカール感をコントロールするには、深い知識と経験が必要です。
髪質を正確に見抜く診断力
- ダメージレベルの把握
あなたの髪がどのくらいの強さの薬剤に耐えられるのか、過去の施術履歴も含めて正確に診断します。 - 最適な薬剤の選定
数ある薬剤の中から、理想のカール感とダメージの少なさを両立できる最適なものを選び出します。
ダメージを最小限に抑える技術
- 緻密な時間管理と塗布技術
パーマを弱くする施術は、髪への負担が大きいため、薬剤の放置時間を秒単位で管理し、必要な部分にだけ的確に塗布する高度な技術が求められます。
まとめ
強くかかりすぎたメンズパーマは、日々のスタイリングで一時的に弱く見せることも可能ですが、髪への負担を考えると、自己判断で無理なケアをするのは危険です。最も安全で確実な方法は、施術を受けたサロンに相談し、プロの手で直してもらうことです。そして、これからパーマをかける方は、写真などを使って理容師とイメージをしっかり共有することが失敗を防ぐ最大のポイントです。あなたの髪質を理解し、理想のカール感をミリ単位でデザインしてくれる、そんな信頼できる理容師のいるメンズヘアサロンで、理想のパーマスタイルを手に入れてください。
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