男のくせ毛もみあげ、もう悩まない。プロが教える抑え方と活かし方
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毎朝、鏡の前で、言うことを聞かない、もみあげの「くせ毛」と格闘していませんか。アイロンで伸ばしても湿気ですぐにうねってしまったり、横にピンとはねてしまったり…。この頑固なくせ毛は、清潔感を損ない、ヘアスタイル全体の完成度を下げてしまう、多くの男性にとって悩みの種です。
しかし、その扱いにくい、もみあげのくせ毛は、あなたの敵ではありません。正しい知識と技術があれば、すっきりと抑えることも、あるいは、魅力的な個性として活かすことも可能なのです。この記事では、くせ毛のもみあげを完全に手なずけるための、プロの技術と考え方について、詳しく解説していきます。
Contents
あなたのくせ毛はどのタイプ?もみあげの3つの悩み
もみあげのくせ毛は、その現れ方によって、いくつかのタイプに分けられます。あなたの悩みがどれに当てはまるか、確認してみましょう。
- タイプ1:「うねる」くせ毛
もみあげが、S字を描くように波打ってしまい、まとまりがないタイプ。湿度が高い日には、特にうねりが強くなる傾向があります。 - タイプ2:「はねる」くせ毛
毛根の向きが原因で、もみあげが横や斜め前に向かって生えており、どうしてもピンとはねてしまうタイプ。ドライヤーで抑えても、すぐに元に戻ってしまいがちです。 - タイプ3:「広がる」くせ毛
一本一本の毛が縮れていたり、水分を吸って膨らんだりすることで、もみあげ全体が、もわっと広がってしまうタイプ。サイドのシルエットが大きく見えてしまいます。
これらの原因の多くは、生まれつきの毛根の形や、髪内部の水分バランスによるものです。
自宅でできる!くせ毛もみあげを「抑える」基本テクニック
まずは、明日からすぐに実践できる、日々のスタイリングでくせ毛を抑えるための、基本的なテクニックをご紹介します。
- ドライヤーが勝負を決める
くせ毛を抑えるための最も重要な工程は、髪を乾かすドライヤーの段階です。必ず、髪が濡れている状態から始めましょう。くせの出ている、もみあげの根元部分を指でしっかりと押さえつけ、ドライヤーの風を必ず「上から下へ」と当て続けます。髪を下に引っ張るようなテンションをかけながら乾かし、最後に冷風を当てて形を記憶させるのがポイントです。 - 湿気に強いスタイリング剤を選ぶ
セット力の高いジェルやグリース、油分の多いヘアバームなど、髪の表面を水と油でコーティングし、空気中の湿気の侵入を防ぐタイプのスタイリング剤が、くせの再発防止に非常に有効です。
くせ毛の悩みは、カットとパーマで根本から解決する
日々のスタイリングも大切ですが、この悩みを根本から解決し、毎朝の格闘から解放されたいなら、プロの理容師の技術を頼るのが最善の選択です。
- プロの「くせ毛カット」技術
- くせを抑える切り方
プロは、あなたのくせが最も強く出てしまう長さを絶妙に避け、髪が自然に収まる「魔法の長さ」でカットします。また、スキバサミを使い、くせで広がる部分の内側の毛量を的確に減らすことで、物理的にボリュームを殺し、驚くほどまとまりやすくします。 - くせを活かす切り方
逆に、あなたのくせの動きが最も美しく見えるように、毛束感や長さを計算して、まるでパーマをかけたかのような、おしゃれなデザインに仕上げることも可能です。
- くせを抑える切り方
- 理容室ならではの「特殊パーマ」技術
- ダウンパーマ
もみあげや襟足など、部分的に浮いてしまう、あるいはカールしてしまう部分にだけかける、特殊な部分パーマです。薬剤とアイロンの熱を使い、生え癖を強制的に下向きに矯正することで、頑固なくせ毛も、乾かすだけで自然に収まるようになります。これは、もみあげの悩みを解決するための、最も効果的な方法の一つです。 - ポイント縮毛矯正
うねりが非常に強い場合は、もみあげを含む顔周りだけに、縮毛矯正をかけるという選択肢もあります。
- ダウンパーマ
くせ毛のもみあげ、理容室でどうオーダーすればいい?
オーダーする際は、難しく考えずに、「もみあげのくせ毛がうねって(はねて、広がって)しまって、毎日セットが大変なんです」と、あなたの悩みをそのまま、正直に伝えるのが一番です。プロは、あなたの髪質と悩みを理解し、カット、ダウンパーマ、あるいはスタイリング方法のアドバイスなど、あなたにとって最適な解決策を提案してくれます。
長年のコンプレックスだった、くせ毛のもみあげ。それは、プロの手にかかれば、あなたの自信へと変わります。ぜひ一度、お近くの理容室で、くせ毛カットの専門家にご相談ください。
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