ポニーテール男子のもみあげ処理。剃るだけで印象が変わる整え方
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長い髪をラフに束ねた、リラックス感と色気を両立できるメンズのポニーテールスタイル。しかし、その無造作な魅力も、ふと鏡に映った自分の横顔を見たとき、「もみあげ周りのだらしなさ」で台無しになってしまっていませんか。
髪を結ぶスタイルだからこそ、普段は髪で隠れている、もみあげや襟足といった「生え際」の処理が、あなたの清潔感とおしゃれ度を決定づける、極めて重要なポイントなのです。この記事では、あなたのポニーテールスタイルを最高に格好良く見せる、もみあげの剃り方(整え方)を詳しく解説していきます。
なぜポニーテールに、もみあげの手入れが不可欠なのか
髪を結ぶスタイルに、なぜ、もみあげの手入れがそれほどまでに重要なのでしょうか。それには、明確な理由があります。
- 横顔の美しさが際立つ
髪を結ぶと、これまで隠れていたフェイスラインや耳周りがはっきりと現れます。このとき、手入れされ、シャープなラインを描くもみあげは、あなたの横顔をすっきりと、そして知的に見せてくれます。 - 清潔感が格段にアップする
ポニーテールは、うなじや耳周りが露出するスタイルです。この部分の産毛がきれいに剃られていると、非常にクリーンで、手入れの行き届いた印象を与えることができます。「神は細部に宿る」と言いますが、まさにその細部が、清潔感の有無を物語るのです。 - 「こだわりのある男」を演出できる
普段は見えない部分にまで気を配っているという事実は、さりげなく、しかし確実に、あなたのおしゃれ意識の高さを感じさせます。計算された無造作さを演出するための、隠れたこだわりです。
ポニーテールに似合う、もみあげのデザインと剃り方
ポニーテールスタイルを格上げする、おすすめのもみあげデザインをご紹介します。
- デザイン1:ナチュラルに残し、輪郭を剃る
説明
もみあげ自体は、長髪に馴染むように自然な長さで残します。ただし、最も重要なのは、その輪郭の外側に広がる産毛を、カミソリやシェーバーできれいに剃り上げ、清潔感を出すことです。
ポイント
濃くなりすぎないよう、ハサミで毛量を調整するのが、野暮ったく見せないための鍵です。 - デザイン2:「隠しツーブロック」で内側を剃る
説明
ポニーテールにした時に、特によく見える、もみあげから耳周りの部分の内側を、バリカンなどで短く刈り上げて(剃って)しまうスタイルです。
ポイント
髪を下ろしている時は自然に見え、結んだ時にだけ現れる刈り上げが、デザインのアクセントになります。非常にすっきりとし、清潔感も最大限に引き出せます。 - デザイン3:襟足と繋がる美しいラインを剃る
説明
ポニーテールスタイルでは、もみあげと同様に、襟足(うなじ)の処理が決定的に重要です。もみあげから耳の後ろを通り、襟足へと続くラインが、美しく、そして自然に繋がるように剃り整えます。
ポイント
完璧な後ろ姿を演出し、スタイル全体の完成度を劇的に高めます。
セルフケアでの注意点と限界
ご自宅でメンテナンスを行う際は、剃る範囲を明確にするため、結ぶ髪と残す髪をヘアクリップなどで正確に分ける「ブロッキング」が何よりも重要です。しかし、自分では直接見ることができない襟足との繋がりをデザインしたり、産毛を完全に処理したりするのは非常に難しく、失敗のリスクも伴います。
ポニーテールを極めるなら、理容室のシェービング
あなたのポニーテールスタイルを、真に洗練されたものにしたいのであれば、プロの理容師に任せるのが最善の選択です。
- 「結んだ状態」を計算してデザインするプロの視点
プロの理容師は、「普段、髪を結ぶことが多い」というあなたのライフスタイルを伝えれば、その結んだ状態が最も美しく見えるように、もみあげの長さ、刈り上げの範囲、そして襟足の形までを、トータルでデザインしてくれます。 - レザーによる完璧な「剃り」
自分では処理しきれない、もみあげや襟足の細かな産毛一本まで、理容師だけが扱えるプロ用カミソリ「レザー」で、完全に除去します。仕上がりの清潔感と、肌の滑らかさは、セルフケアとは比較になりません。
オーダーする際は、ぜひ「普段、髪を結ぶことが多いので、もみあげと襟足を綺麗にしてください」と伝えてみてください。あなたのこだわりを理解し、最高のスタイルを提案してくれるはずです。
メンズのポニーテールは、細部へのこだわりこそが、おしゃれの分かれ道。ぜひ一度、理容室で、プロが創り出す完璧なバランスを体験してみてはいかがでしょうか。
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