幼児のもみあげの切り方。安全第一で、かわいく仕上げるコツ
sho0202
元気いっぱいに動き回る、幼児期のお子さん。髪が伸びてきたけれど、特に顔周りのもみあげを切るのは、じっとしていてくれないし、ハサミが顔に当たらないか心配で、本当に大変ですよね。「どうすれば安全に切れるの?」と悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。
もみあげを少し整えてあげるだけで、お子さんの表情は驚くほどすっきりと見え、清潔感もアップします。この記事では、ご自宅でできる幼児のもみあげの安全な切り方と、プロに任せることの大きな安心感について、詳しく解説していきます。
幼児のもみあげ、切る前に知っておきたい「3つの約束」
幼児のヘアカットにおいて、完璧な仕上がりよりも、もっと大切なことがあります。それは、お子さんが安心して、笑顔でいられることです。
- 約束1:安全がすべてに優先する
少し形がずれてしまっても構いません。何よりも、お子さんに怪我をさせないことを最優先に考えましょう。 - 約束2:絶対に無理強いはしない
お子さんが嫌がったり、怖がったりしたら、その日は潔く中断する勇気を持ちましょう。ヘアカットが「嫌で怖いこと」という記憶を残さないことが、今後のために非常に重要です。 - 約束3:とにかく、たくさん褒める
椅子に少しでも座っていられたら、ハサミを怖がらなかったら、どんな些細なことでも、たくさん褒めてあげましょう。「えらかったね」「かっこよくなったね」という言葉が、お子さんの自信に繋がります。
【実践編】自宅でできる、安全第一の切り方
ご自宅でお子さんのもみあげを切る際は、「安全」と「お子さんを怖がらせない工夫」を徹底しましょう。
準備するもの
- 先の丸いベビー用ハサミ(必須)
刃先が肌に当たっても傷つけにくい、安全に配慮されたハサミを必ず用意してください。 - スキバサミ
毛量を調整し、自然な仕上がりにするために非常に便利です。 - コーム(くし)
- お気に入りのおもちゃや動画
お子さんの注意を引き、じっとしていてもらうための、最も重要なアイテムです。
安全に切るための手順
- 【環境作り】
まず、お子さんの機嫌が良く、眠くない時間帯を選びます。保護者の方自身がリラックスしていることも大切です。お子さんのお気に入りの動画を見せながら、「かっこよく(かわいく)なろうね」と優しく声をかけてあげましょう。 - 【ハサミに慣れさせる】
いきなり切り始めるのではなく、まずはハサミを見せて、「チョキチョキだよ、痛くないからね」と、遊びの延長のように慣れさせてあげると、恐怖心が和らぎます。 - 【濃さの調整】
もみあげが濃い場合は、まずスキバサミを使い、毛が密集している部分を、優しく数回すく程度に留めます。 - 【長さの調整】
コームでもみあげをとかし、はみ出した毛先を、ベビー用ハサミで「素早く、少しだけ」切ります。長い時間狙いを定めず、手早く終えるのがポイントです。
注意: カミソリやシェーバーは、幼児のデリケートな肌には刺激が強く、万が一動いた際に危険なため、ご自宅での使用は避けることを強く推奨します。
なぜ幼児のカットは、プロの理容師に任せるのがベストなのか
ご自宅でのカットも、親子の大切なコミュニケーションの時間です。しかし、保護者の方とお子さん、双方のストレスをなくし、絶対的な安心感と最高の仕上がりを手に入れたいなら、幼児カットのプロである理容師に任せるのが最善の選択です。
- 「泣いても大丈夫」という安心感
プロの理容師は、泣いたり、ぐずったり、じっとしていられなかったりするお子さんの対応に、日々慣れています。保護者の方が、周りに気兼ねしたり、焦ったりする必要は全くありません。 - 一瞬の隙を見逃さない「スピードと技術」
お子さんが動く一瞬の隙を見つけて、素早く、しかし正確にカットを進める技術は、まさに神業です。お子さんの集中力が切れる前に、安全に、そして綺麗に仕上げてくれます。 - 子どもを惹きつける「楽しい空間作り」
多くの子ども向けメニューがある理容室では、車や動物の形をした椅子、好きなアニメのDVD、たくさんのおもちゃなど、お子さんが「また来たい!」と思えるような、楽しい工夫が満載です。
大切なお子さんの、初めてのヘアカット「床屋デビュー」が、親子にとって素敵な思い出になるように。ぜひ一度、子ども好きで、技術の確かなプロの理容師にご相談ください。
ABOUT ME