長いもみあげの切り方。だらしなく見せないための整え方とデザイン
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「もみあげが伸びてきて、なんだか顔全体がだらしなく見える…」
「長めのもみあげで、ワイルドなスタイルに挑戦したいけど、どう切ればおしゃれになるのか分からない」
そんな、「長いもみあげ」に関する、正反対のようで実は根っこが同じ悩みや疑問を抱えていませんか。もみあげは、ただ長いだけでは野暮ったい印象になってしまいますが、その切り方次第で、男の色気や個性を引き出す最高の武器にもなり得るのです。
この記事では、伸びてしまった長いもみあげの整え方と、意図的に長く残すおしゃれなデザインの作り方について、詳しく解説していきます。
Contents
まずは診断。「長いもみあげ」2つのパターン
あなたの「長いもみあげ」は、どちらのパターンに当てはまりますか?目指すべきゴールによって、切り方は変わってきます。
- パターンA:ただ伸びてしまって「長すぎる」もみあげ
課題
清潔感がなく、野暮ったく、だらしない印象を与えてしまっている状態。
ゴール
適切な長さに切りそろえ、すっきりと清潔感のあるスタイルに整える。 - パターンB:意図的に「長く残す」デザインもみあげ
課題
ただ長いだけでなく、計算された「おしゃれ」なスタイルに見せるための、デザイン的な処理が必要。
ゴール
計算された長さと質感で、個性や大人の色気を演出し、周りと差をつける。
パターンA:「長すぎるもみあげ」の基本的な切り方
放置して伸びてしまったもみあげを、清潔感のある適切な長さに整えるための、セルフケアの基本手順です。
- STEP 1:理想の長さを決める
まず、鏡を見て、もみあげの先端をどこで終わらせるか、理想の長さを決めます。一般的には、耳たぶの付け根あたり(標準)か、耳の真横あたり(短め)が、すっきりとして見えやすい長さです。 - STEP 2:ハサミで大まかに長さを切る
コーム(くし)を理想の長さの位置に当て、ガイドにして、コームからはみ出した長い毛先を、ハサミで少しずつカットします。 - STEP 3:輪郭を剃って仕上げる
新しい長さのラインが決まったら、その輪郭の外側にある不要な産毛を、カミソリやシェーバーで綺麗に剃り、ラインをくっきりとさせて完成です。
パターンB:「長く残す」かっこいいデザインと切り方
意図的に長いもみあげでおしゃれを演出するための、上級者向けのデザインです。
- デザイン例:ナチュラルロング
特徴
長さを残しつつも、先端を自然な先細りにデザインした、柔らかい印象のスタイル。
切り方のポイント
最も重要なのは、「濃さ」の調整です。スキバサミを使い、もみあげ全体の毛量を徹底的に軽くし、重たい印象をなくします。毛先に動きが出るように、質感を調整するのがプロのテクニックです。 - デザイン例:ワイルドロング(髭との連携)
特徴
髭を生やしている場合、もみあげから髭へと自然に繋がるようにデザインします。
切り方のポイント
髭との境界線を自然にぼかしつつ、頬など、デザインに関係のない部分の産毛や無駄毛は、ラインをシャープに剃り上げます。この「ぼかす」部分と「剃る」部分のコントラストが、だらしなさをなくし、清潔感のあるワイルドさを生み出します。
「長いもみあげ」こそ、プロの理容師に任せるべき理由
「長いもみあげ」のデザインは、一歩間違えると、ただの無精髭やだらしない髪に見えてしまう、非常に繊細なバランスの上に成り立っています。だからこそ、プロの理容師の技術が不可欠なのです。
- 「だらしなさ」と「おしゃれ」の境界線を知っている
プロは、長いもみあげが、単なる手入れ不足に見えないための、絶妙な「毛量」と「質感」を創り出すカット技術を持っています。あなたの髪質に合わせて、重さを取り除き、計算された「こなれ感」を演出してくれます。 - 骨格に合わせた最適な「長さ」を提案できる
あなたの顔型にとって、長くてもバランスが崩れない、最も魅力的に見える「黄金の長さ」を、ミリ単位で判断し、提案してくれます。 - 清潔感を両立させる完璧なシェービング
長いもみあげをデザインとして活かすためには、その周りの産毛を完璧に剃り上げ、ラインを際立たせることが絶対条件です。プロのシェービングが、そのデザインに、揺るぎない清潔感を与えます。
オーダーする際は、「もみあげが長くて気になるので、清潔感が出るようにすっきりさせてください」あるいは「長さを活かした、おしゃれな感じにしたいです」と、あなたの希望を素直に伝えてみましょう。
もみあげは、あなたの個性を表現する重要なパーツです。その魅力を最大限に引き出すために、ぜひ一度、プロの理容師にご相談ください。
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