【中学生のメンズカット】校則OKでおしゃれに!ショートヘアで叶える自分らしい髪型
「校則が厳しいので、かっこいい髪型は諦めている」
「部活動で短くしないといけないので、おしゃれはできないと思っている」
ヘアスタイルで自分らしさを表現したいと考え始める、中学生という時期。しかし、学校のルールなどが理由で、ご自身のヘアスタイルに制限を感じてしまってはいないでしょうか。
ですが、どうぞご安心ください。本当のおしゃれとは、制約がある中で工夫を凝らすことから生まれる、と考えることもできます。
この記事では、校則といったルールを守りながら、周りの方から「素敵だな」と思われるような、おしゃれなショートヘアを見つけるためのヒントと、サロンでのオーダー方法を詳しく解説いたします。
校則は味方です。清潔感を最大限に活かす考え方
まず、校則に対する考え方を少しだけ変えてみましょう。ルールは個性を縛るものではなく、あなたの魅力を引き出すための、良いきっかけにもなり得るのです。
なぜ耳周りと襟足が重要なのでしょうか
校則でチェックされることが多い「耳周り」と「襟足」。実はこの部分こそ、ヘアスタイルにおける「清潔感」の象徴です。どんなにおしゃれな髪型でも、ここがすっきりしていなければ、だらしない印象に見えてしまいます。この基本を完璧に整えるだけで、第一印象は驚くほど良くなります。
前髪で生まれる「爽やかさ」という個性
「前髪は眉にかからない」というルールも、あなたの魅力を引き出すチャンスです。潔く眉の上でカットしたり、自然に流しておでこを見せたりすることで、表情がパッと明るくなり、自信に満ちた爽やかな印象を与えることができます。その清潔感あふれる爽やかさこそ、中学生の皆様が持つべき最高の個性と言えるでしょう。
校則の範囲で差がつく!人気のメンズショートスタイル
ルールの中でも、カットの仕方一つで印象は大きく変わります。人気の代表的なスタイルをご紹介します。
全ての基本「爽やかショートレイヤー」
多くの校則に対応しやすく、誰からも好印象を持たれる王道のスタイルです。全体を短くしつつも、トップにレイヤー(段差)を入れることで、ただ短いだけではない、立体感と動きのある髪型が完成します。スタイリング剤がなくても、ドライヤーだけで束感が生まれやすいのが特徴です。
スポーツマンの定番「おしゃれボウズ/ベリーショート」
ただバリカンで短く刈るだけでなく、プロが作るベリーショートは、頭の形が最も美しく見えるように、ミリ単位で長さを調整し、綺麗なシルエットを作り出します。潔く、男らしいそのスタイルは、部活動に打ち込む方を最高にかっこよく見せてくれます。
さりげない上級テクニック「ナチュラルツーブロック風」
校則で禁止されていることが多い「ツーブロック」ですが、プロの理容師は、刈り上げ部分とトップの髪を、分からないように自然に繋げることで、「ツーブロックに見えるけれど、厳密には校則違反ではない」という絶妙なスタイルを作ることが可能です。これは、高い技術力があってこそ可能なテクニックです。
「校則内でかっこよく」を叶えるオーダーの伝え方
サロンで、この難しいご要望をプロに的確に伝えるための秘訣をご紹介します。
最初に「中学校の校則」を共有する
これが最も重要です。「私の中学校は、ツーブロックが禁止で、耳に髪がかかってはいけなくて、前髪は眉上というルールなんです」というように、守るべきルールを、最初に理容師と共有しましょう。それが、理容師とお客様が同じゴールを目指すための、大切なスタートラインになります。
理想の「写真」を見せて相談する
インターネットや雑誌で見つけた、素敵だと思う髪型の写真を見せて、「この髪型を、学校の校則に引っかからないように、アレンジしていただくことは可能ですか?」と相談してみましょう。プロは、お客様の「なりたいイメージ」を理解し、ルール内で実現できる最適な方法を一緒に考えてくれます。
「部活」や「普段の生活」を話す
「サッカー部なので、汗をかいても邪魔にならないようにしたいです」「朝はあまり時間がないので、セットが簡単な髪型が嬉しいです」といった、普段の生活について話すことも大切です。ライフスタイルに合った髪型こそ、本当にその方のためになる髪型だからです。
ワックス禁止でも大丈夫!ドライヤーだけで決まるセット術
校則でワックスの使用が禁止されていても、問題ありません。ヘアスタイルは、ドライヤーだけで十分にかっこよく仕上げることができます。
髪を濡らしてから「根元」を乾かす
まず、寝癖がついたままの髪ではなく、一度軽く髪を濡らしてから始めるのが基本です。そして、ドライヤーで乾かす時は、トップの髪の根元を指の腹で優しくこするように、あらゆる方向から風を当てて乾かします。これだけで、髪は自然にふんわりと立ち上がります。
手のひらと指で「動き」を作る
ある程度乾いてきたら、トップの髪を手で優しく握るようにしながら、ドライヤーの熱を当ててみましょう。たったこれだけで、ワックスがなくても、髪には自然な毛束感が生まれます。最後に冷風を当てて形をキープすれば、より長持ちします。
まとめ:自分だけのスタイルを見つける、素晴らしい第一歩
中学生という時期は、決められたルールの中で、いかに自分らしさを表現し、工夫して楽しむかを考える、センスや創造力が磨かれる貴重な期間です。
その絶妙なバランス感覚を完璧に理解し、ミリ単位のカット技術で、お客様だけの「答え」を創り出してくれるプロの理容師は、お客様にとって心強い味方になることでしょう。
当サロンでは、学生の皆様のお気持ちや、大切なルールを最大限に尊重いたします。お客様だけの最高のスタイルを、ぜひ私たちと一緒に見つけさせてください。もちろん、学生の皆様のための特別な割引もご用意しておりますので、どうぞお気軽にご来店ください。