【メンズカット】自分史上最高に「かっこいい」髪型を見つける方法|人気スタイル&オーダー術
「かっこいい髪型にしたい」
──そう思ったことはありませんか? 男性なら誰もが一度は抱く、ごく自然な願いです。しかし、いざヘアサロンに行こうと思っても、「自分に似合うかっこいい髪型って何だろう?」「どうオーダーすればいいか分からない…」と悩んでしまう方も少なくありません。
「かっこいい」の定義は人それぞれ。だからこそ、あなただけの「かっこいい」を見つけることが重要です。
この記事では、漠然としたイメージを具体的なスタイルに落とし込み、自分史上最高のかっこいい髪型を手に入れるための方法を、人気のヘアスタイルから失敗しないオーダー術まで、プロの目線で解説します。
あなたが思う「かっこいい」とは?まずは理想のイメージを探そう
一口に「かっこいい」と言っても、その方向性は様々です。まずは、あなたがどんなイメージを目指したいのかを考えてみましょう。
・清潔感と爽やかさのある「かっこいい」
ビジネスシーンでも好印象を与える、ショートスタイルやアップバングなど。万人受けする、誠実で爽やかなイメージです。
・ワイルドで男らしい「かっこいい」
フェードカットや力強いパーマスタイル、無造作な質感のベリーショートなど。頼りがいのある、男らしさを強調したイメージです。
・知的でクールな「かっこいい」
センターパートやマッシュ、ストレートヘアなど、落ち着いた雰囲気のスタイル。ミステリアスで、都会的な大人のイメージです。
・ナチュラルでおしゃれな「かっこいい」
作り込みすぎず、自然な毛流れやクセを活かしたスタイル。こなれ感があり、親しみやすいトレンドのイメージです。
自分がどの方向性に惹かれるかを知ることが、「かっこいい」への第一歩です。SNSやヘアカタログで、直感的に「いいな」と思うスタイルを探してみるのもおすすめです。
メンズカットで人気の「かっこいい」スタイルカタログ
ここでは、メンズヘアで人気の高い「かっこいい」ヘアスタイルをいくつかご紹介します。
王道ビジネスショート/アップバング
時代を問わず支持される王道スタイル。サイドと襟足をすっきりとさせ、トップに動きを出せる長さを残します。前髪を上げる「アップバング」にすれば、爽やかさと自信に満ちた印象に。オン・オフ問わずに対応できる万能ヘアです。
ナチュラルマッシュ
重めのシルエットが特徴だったマッシュも、現在は軽さと束感をプラスしたナチュラルなスタイルが人気です。重さを残しつつも、毛量を調整することでスタイリングしやすく、柔らかな印象を与えます。
大人の色気漂うセンターパート
おでこを見せることで、知的で大人っぽい雰囲気を演出できるセンターパート。分け目の位置や毛流れの作り方、パーマとの組み合わせで、きれいめからカジュアルまで幅広い表情を見せることができます。
スタイリッシュなフェードカット
サイドを地肌に近い状態から、グラデーションで刈り上げるフェードスタイル。メリハリが効いたシャープなシルエットは、男らしさを引き出します。トップとの組み合わせで、個性と洗練された雰囲気を表現できます。
こなれ感抜群のニュアンスパーマ
スタイリングが苦手な方にこそおすすめしたいのがパーマスタイルです。ゆるめのパーマをかければ、乾かすだけで動きと束感が生まれ、簡単におしゃれな「かっこいい」が完成します。
「かっこいい」は作れる!失敗しないオーダーの3つのコツ
理想のイメージが見つかったら、次はそれを理容師に正確に伝えるステップです。漠然と「かっこよくしてください」と伝えるのではなく、3つのコツを意識しましょう。
コツ1:写真を見せるのが一番の近道
言葉でニュアンスを伝えるのは非常に困難です。理想のイメージに最も近い写真を用意し、「こんな雰囲気にしたい」と見せるのが、失敗しないための一番の近道。可能であれば、正面・サイド・バック(後ろ)の3方向からの写真があると、よりイメージの共有がスムーズになります。
コツ2:自分の「悩み」と「ライフスタイル」を伝える
「かっこいい」髪型とは、あなたに「似合っている」髪型のこと。そのためには、あなた自身の情報を伝えることが不可欠です。
・髪の悩み:髪が硬い、クセが強い、ボリュームが出ない、ハチが張っている など
・骨格の悩み:絶壁、丸顔、面長 など
・普段の服装:スーツが多い、カジュアル系、ストリート系 など
・スタイリング:朝は時間をかけられない、ワックスは使わない など
・職場の規定:髪色や長さのルール など
これらの情報を伝えることで、理容師はあなたのライフスタイルに寄り添った、再現性の高い「似合う」スタイルを提案してくれます。
コツ3:「なりたくないイメージ」を共有する
「こうなりたい」という理想と同じくらい、「こうはなりたくない」というNGを伝えることも重要です。
「前髪が短すぎるのは嫌だ」「刈り上げが青白く見えるのは避けたい」「おでこはあまり出したくない」といった要望を先に伝えておくことで、致命的な失敗を防ぐことができます。
かっこいい髪型を維持する!毎日の簡単スタイリング術
サロンでかっこよくなっても、翌日から自分で再現できなければ意味がありません。スタイリングの基本は「ドライヤー」と「スタイリング剤」です。
- ドライが8割!: 髪を濡らした後、まずはしっかりとタオルドライ。次にドライヤーで根元から乾かします。トップは持ち上げるように、サイドは抑えるように風を当てることで、スタイルの土台ができます。毛流れもこの段階で作りましょう。
- スタイリング剤は適量をしっかり伸ばす: ワックスやジェルなどは、まず手のひらに少量とり、透明になるまでしっかりと伸ばします。指の間にも馴染ませるのがポイント。そして、髪の根元ではなく、中間から毛先を中心に揉み込むように付けていきます。最後に指先で毛束をつまんで、シルエットを整えれば完成です。
Q&A よくある質問
Q. 自分に何が似合うか全く分かりません。
A. 全く問題ありません。それこそが、私たちプロの腕の見せ所です。カウンセリングを通じて、あなたの骨格や髪質、雰囲気から、必ず似合う「かっこいい」スタイルをご提案します。ぜひ「おまかせで、似合うようにしてほしい」と正直にお伝えください。一緒に最高のスタイルを探しましょう。
Q. 「おまかせ」でかっこよくなりますか?
A. 信頼できる理容師であれば、「おまかせ」は最高のオーダーになり得ます。しかし、初めてのサロンでは、やはりご自身の好みやライフスタイルを少しでも伝えていただいた方が、より満足度の高い仕上がりになります。「おまかせしたいけど、スーツに合う感じで」といった一言を加えるだけでも、イメージの共有度は格段に上がります。
まとめ:「かっこいい」を見つけてくれる、信頼できる理容師に出会うために
自分史上最高に「かっこいい」髪型は、流行を追いかけるだけでは見つかりません。あなたの個性やライフスタイルを理解し、それをヘアスタイルとして形にしてくれる、信頼できるプロフェッショナルとの出会いによってはじめて実現します。
技術力はもちろんのこと、あなたの悩みに親身に耳を傾け、些細なニュアンスまで汲み取ってくれる。そんなパートナーのような理容師を見つけることが、かっこよくなるための最も確実な方法です。
当サロンでは、お客様一人ひとりとの対話を何よりも大切にしています。定番のスタイルからトレンドまで取り入れつつも、あなただけの「似合うかっこよさ」を最大限に引き出すことをお約束します。ぜひ一度、あなたの「なりたいイメージ」をお聞かせください。