メンズ髪型アップバングで爽やかさMAX!セット方法からオーダーのコツまで徹底解説
清潔感があり、爽やかな印象を与えるメンズヘアスタイルとして、不動の人気を誇る「アップバング」。前髪を上げるだけで、表情が明るく見え、ビジネスからプライベートまで幅広いシーンに対応できる万能さが魅力です。
「アップバングに挑戦してみたいけど、自分に似合うかな?」
「毎朝のセットが難しそう…」
「理容室でどうやってオーダーすればいいかわからない」
この記事では、そんなアップバングに関する疑問や不安を解消します。基本的な知識から、レングス別の定番スタイル、簡単なセット方法、理容室でのオーダーのコツまで、これを読めばアップバングの全てがわかります。
今さら聞けない!メンズヘアの定番「アップバング」とは?
アップバングとは、その名の通り「前髪(bang)を上げた(up)」ヘアスタイルの総称です。前髪を上げることでおでこが見え、顔全体が明るくすっきりとした印象になります。
なぜアップバングは人気なのか?4つの魅力
多くの男性に支持されるアップバングには、たくさんの魅力があります。
- 清潔感と爽やかさを演出おでこを出すことで、顔周りに抜け感が生まれ、清潔で爽やかな印象を与えます。初対面の人や女性からの好感度も抜群です。
- ビジネスシーンにも対応前髪をきっちりと上げることで、知的で誠実な印象を与えられます。スーツスタイルとの相性も良く、デキる男を演出できるため、営業職や接客業の方にもおすすめです。
- スタイリングの幅が広い前髪の上げ方や流す方向、サイドの長さや刈り上げの有無、パーマとの組み合わせなど、アレンジ次第で様々な表情を楽しめます。オンとオフで雰囲気を変えられるのも魅力の一つです。
- 小顔効果も期待できる縦のラインが強調されるため、丸顔やベース顔の気になる輪郭をシャープに見せる効果が期待できます。顔全体がすっきりと見え、スタイルアップに繋がります。
【レングス別】アップバングスタイルカタログ
アップバングは、髪の長さによって大きく印象が変わります。ここでは、レングス別におすすめのスタイルをご紹介します。
ベリーショート × アップバング
男らしさが際立つベリーショートとアップバングの組み合わせ。サイドをすっきりと刈り上げたツーブロックスタイルにすれば、より精悍で清潔感のある印象になります。セットが簡単なのも嬉しいポイントです。
ショート × アップバング
最もバランスが良く、誰でも挑戦しやすい王道の組み合わせです。爽やかな印象が強く、学生から社会人まで幅広い層に人気があります。束感を意識してスタイリングすると、より立体感と動きのあるスタイルに仕上がります。マッシュベースにアップバングを取り入れるのも現代的でおすすめです。
ミディアム × アップバング
長さを活かしたミディアムヘアのアップバングは、大人の色気やアンニュイな雰囲気を演出できます。センターパート気味にふんわりとかき上げたり、パーマで動きを出したりと、アレンジの幅が最も広いのが特徴です。決めすぎない、リラックスした大人の余裕を感じさせます。
不器用さんでも大丈夫!アップバングの簡単セット方法
「セットが難しそう」と思われがちなアップバングですが、ポイントさえ押さえれば誰でも簡単にスタイリングできます。
準備するもの
- ドライヤー
- ヘアワックス(やや硬めのハードタイプがおすすめ)
- ヘアスプレー
セット手順
- 髪を濡らすまずは髪の根元からしっかりと濡らし、寝癖やうねりをリセットします。霧吹きを使うか、一度シャワーを浴びるのが理想です。
- ドライヤーで乾かす (最重要ポイント)ここが最も重要な工程です。前髪を下から上に、持ち上げるように風を当てて、根元をしっかりと立ち上げます。全体のシルエットも、トップはふんわりと、サイドは抑えるように乾かしていきましょう。この時点で8割方スタイルを決めるイメージです。
- ワックスを馴染ませる10円玉程度のワックスを手に取り、手のひらから指の間まで薄く均一に伸ばします。まず、髪が密集している後頭部からサイド、トップの順に、髪の根元から空気を含ませるように馴染ませていきます。
- 前髪とシルエットを整える手に残った少量のワックスで、前髪を整えます。毛先をつまむようにして束感を作り、上げた前髪をサイドに少し流すなど、全体のバランスを見ながらシルエットを微調整します。
- スプレーでキープ最後に、作ったスタイルをキープするために、髪から20cmほど離してヘアスプレーを全体に軽く吹きかけます。特に立ち上げた前髪の根元にはしっかりとスプレーしておきましょう。
理容室でのオーダー方法|理想のアップバングを手に入れるコツ
セルフスタイリングも大切ですが、ベースとなるカットが最も重要です。理容室で理想のイメージを的確に伝えるためのコツをご紹介します。
- 理想のスタイル写真を見せるこれが最も確実で簡単な方法です。なりたい髪型の写真を、正面、サイド、後ろなど、複数枚用意していくと、理容師さんとのイメージの共有がスムーズになります。「この写真のように、前髪を上げやすいようにカットしてほしい」と伝えましょう。
- なりたいイメージを言葉で伝える写真がない場合は、できるだけ具体的に言葉で伝えましょう。
- 「爽やかで清潔感のある感じにしたい」
- 「ビジネスシーンでも大丈夫なように、やりすぎないアップバングで」
- 「サイドと襟足はすっきり刈り上げて、トップは動きが出るようにしたい」
- 「下ろすこともできる2wayスタイルにしたい」
- 自分の髪質やライフスタイルを相談する自分の髪の悩みや普段の生活スタイルを伝えることも重要です。
- 「直毛で髪が立ちやすい(立ちにくい)」
- 「くせ毛で広がりやすい」
- 「朝はスタイリングにあまり時間をかけられない」
プロの理容師は、あなたの髪質や骨格、ライフスタイルを考慮した上で、最適なアップバングスタイルを提案してくれます。
アップバングに関するQ&A
アップバングに挑戦する前によくある質問にお答えします。
Q. M字額でも似合いますか?
A. もちろん似合います。隠そうとして前髪を下ろすよりも、潔くアップバングにすることでおでこ周りがすっきりし、清潔感のある印象になります。サイドの髪のボリューム感や、前髪の上げ方を工夫することで自然にカバーすることも可能です。理容師さんに相談してみましょう。
Q. くせ毛でもできますか?
A. むしろ、くせ毛の動きを活かしたパーマ風のアップバングは非常におしゃれに決まります。スタイリング剤をうまく使って、くせをパーマのような質感に見せるのがポイントです。扱いにくい強いくせ毛の場合は、縮毛矯正や部分的なストレートパーマをかけてから挑戦する方法もあります。
まとめ
メンズヘアスタイルの定番「アップバング」は、爽やかさと清潔感を演出し、ビジネスからプライベートまで、あなたの魅力を最大限に引き出してくれる髪型です。
セット方法やオーダーのコツを押さえれば、誰でも理想のアップバングを手に入れることができます。
「自分にどんなアップバングが似合うかわからない」「スタイリングがどうしても上手くいかない」という方は、ぜひ一度プロの理容師にご相談ください。あなたの骨格や髪質に合わせた最高のスタイルをご提案し、新しい自分に出会うお手伝いをさせていただきます。