【40代メンズ髪型】セルフカットで失敗しないために。知っておくべき基本と、プロに任せるべき理由
「美容室や理容室に行く時間がない」
「少し伸びた襟足やサイドを、自分で手軽に整えたい」
「できるだけ費用を抑えたい」
様々な理由から、ご自身で髪を切る「セルフカット」を選ぶ40代の男性が増えています。確かに、手軽で経済的に思えるセルフカットですが、40代の男性が最も大切にすべき**「品格」や「清潔感」**を、本当にキープできているでしょうか?
この記事では、40代の男性がセルフカットで失敗しないための基本的な知識から、セルフカットに潜む落とし穴、そして「なぜプロに任せるべきなのか」という理由までを、詳しく解説していきます。そのバリカンを入れる前に、ぜひ一度お読みください。
まずは基本から。40代のセルフカットで揃えたい道具と心得
セルフカットを始めるには、まず適切な道具を揃えることが成功の第一歩です。
- 最低限揃えたい道具
- バリカン(アタッチメント付き): 長さを均一に刈るための必需品。3mm〜15mm程度のアタッチメントが複数あると便利です。
- ヘアカット用ハサミ: 文房具のハサミはNG。切れ味の良い専用のハサミを用意しましょう。
- すきバサミ: 髪の量を減らし、毛先をぼかすために使います。これがないと、パツンとした不自然な仕上がりになりがちです。
- ダッカール(髪留め): 切らない部分を留めておくためのクリップ。作業効率が格段に上がります。
- ケープ: 切った髪が服につくのを防ぎます。
- 合わせ鏡: 後頭部など、見えない部分を確認するために必須です。
- セルフカットの心得
- 一気に切らない: 少しずつ、確認しながら切り進めることが鉄則です。
- 乾いた髪で切る: 濡れた髪は乾くと長さが変わるため、必ず乾いた状態でカットしましょう。
- 最初は長めに設定: バリカンのアタッチメントは、まず長めのものから試し、徐々に短くしていくと失敗がありません。
【場所別】セルフカットの基本的なやり方と注意点
襟足・もみあげ
比較的挑戦しやすい部分です。バリカンに希望の長さのアタッチメントをつけ、下から上に向かってゆっくりと動かします。ただし、どこまで刈り上げるかの範囲設定が、自然に見せるための鍵となります。
サイド(ツーブロック)
すでにツーブロックになっている部分のメンテナンスが主になります。以前刈り上げた部分を、同じ長さのバリカンで再度刈り上げます。しかし、元のラインからはみ出したり、左右の高さがずれたりしやすく、きれいなラインを維持するのは難しい作業です。
トップ・前髪
最も技術が問われる部分です。長さを切るのはプロでも慎重になるため、セルフでは「すきバサミで量を調整する」程度に留めるのが賢明です。髪を持ち上げ、中間から毛先にかけてすきバサミを縦に入れると、自然に量を減らせます。
ちょっと待って!セルフカットが招く「40代の落とし穴」
手軽に見えるセルフカットですが、40代の男性にとっては、失うものが大きいリスクも伴います。
- 落とし穴1:失われる「清潔感」自分では完璧にできたつもりでも、刈り上げ部分にムラがあったり、襟足のラインがガタガタだったり、切り残しがあったり…。第三者からは意外と目につくもので、これが全体の清潔感を大きく損なう原因になります。
- 落とし穴2:再現できない「骨格補正」プロは、お客様一人ひとりの頭の形(ハチが張っている、後頭部が絶壁など)を瞬時に見抜き、それをカバーするようにカットしています。セルフカットでは、この「骨格補正」ができず、かえって頭の形が悪く見えてしまうことがあります。
- 落とし穴3:髪の悩みが「悪化」する薄毛が気になる部分を考えずにカットしてしまい、余計に地肌を目立たせてしまったり、くせ毛の広がりを助長する切り方をしてしまったりする危険性があります。
- 落とし穴4:気づかぬうちに損なわれる「品格」全体のシルエットのバランスが崩れ、「髪に構わない、だらしない人」という印象を与えてしまう可能性があります。これは、責任ある立場にいる40代にとって、最も避けたい事態ではないでしょうか。
なぜプロは違うのか?40代がサロンに行くべき本当の理由
サロンで支払う料金は、単なる「散髪代」ではありません。そこには、セルフカットでは決して得られない価値があります。
理由1:あなただけの「似合わせ」の技術
プロは、あなたの骨格、髪質、生えグセ、白髪の量、さらには職種やライフスタイルまでを総合的に判断し、あなただけに似合う「オーダーメイド」のスタイルを提案します。
理由2:悩みを「魅力」に変える提案力
薄毛や白髪、くせ毛といった40代特有の悩みを、カットやカラー、パーマ技術を駆使して「味」や「大人の色気」といった魅力に昇華させることができます。
理由3:圧倒的な「再現性」と「持続性」
サロンでの仕上がりが美しいのはもちろん、自宅に帰ってからも自分で簡単にスタイリングでき、かつ、伸びてきてもスタイルが崩れにくい。全てが計算され尽くしたカットを提供します。
理由4:心身を癒す「リフレッシュ」の時間
カットだけでなく、プロによるシェービングやヘッドスパは、日々の疲れを癒す最高のリラクゼーションです。髪だけでなく、心も整える時間を提供します。
セルフカット派におすすめしたい「サロンの上手な活用法」
いきなり全てを任せるのに抵抗がある方は、サロンとセルフカットを組み合わせる「ハイブリッド型」から始めてみてはいかがでしょうか。
- 2〜3回に1回はプロに: ベースとなるカットはプロに任せ、間の簡単なメンテナンス(襟足など)をセルフで行う。
- プロに「相談」しに行く: 一度プロにカットしてもらい、「セルフでメンテナンスする場合のコツ」や「セルフカットしやすい髪型」を相談してみる。
40代の髪型は「投資」。最高の自分でいるために。
手軽なセルフカットも一つの選択肢ですが、40代の男性にとって、ヘアスタイルは自分自身の価値を高めるための「投資」です。整えられた髪型は、自信を生み、ビジネスやプライベートに良い影響を与えます。
一度、プロの技術を体験してみませんか? あなた自身も気づいていない、新たな魅力を引き出すお手伝いを、私たちがいたします。