【メンズ髪型】ウルフカットで劇的イメチェン!失敗しないオーダー術とスタイル集
「いつもの髪型にマンネリを感じていませんか?」
「個性的だけど、やりすぎ感のないお洒落なスタイルを探している」
そんなあなたの悩みに、完璧な答えをくれるのが、現代風に進化を遂げ、再びメンズヘアのトレンドシーンを席巻している「ウルフカット」です。かつて流行したスタイルとは一線を画し、洗練されたデザインとして生まれ変わった現代版ウルフカット。
この記事では、なぜ今ウルフカットが選ばれているのか、その魅力から人気のスタイル、そして最も重要な「理容室で失敗しないオーダーの秘訣」まで、余すところなくご紹介します。
そもそも「ウルフカット」とは?現代のスタイルが人気の理由
ウルフカットの基本的な定義は、トップの髪を短めにカットして動きを出し、対照的に襟足の髪は長く残すレイヤースタイルのこと。この髪の長短差が生み出す「ひし形」のシルエットが、現代のメンズヘアに多くのメリットをもたらします。
- 軽さと動きの表現力重めのスタイルにはない、風になびくような軽やかな毛束感。レイヤー(段差)によって生まれる髪の動きは、ヘアスタイル全体に立体感と生命感を与え、あなたの印象をよりアクティブに見せてくれます。
- シルエットの妙技特に人気の「マッシュウルフ」は、マッシュの持つ柔らかな丸みと、ウルフのシャープなくびれを両立。360度どこから見ても頭の形が綺麗に見える、計算され尽くしたシルエットが手に入ります。
- 抜群の小顔効果フェイスラインを自然に包み込むようにカットされたサイドの髪と、首元で引き締まる襟足のデザインが、輪郭をシャープに見せ、高い小顔効果を発揮します。
- 高いファッション性シンプルなTシャツやシャツスタイルでも、髪型自体にデザイン性があるため、それだけでお洒落な雰囲気を纏うことができます。ファッションとヘアスタイルの相乗効果を楽しめるのも魅力です。
あなたはどれを選ぶ?メンズウルフカット 人気スタイル集
ウルフカットはデザインの幅が広く、あなたのなりたいイメージに合わせて様々なスタイルを選べます。
マッシュウルフ
“ウルフ初心者”にも挑戦しやすい、最も人気の王道スタイル。マッシュの持つ安心感と、ウルフの持つ遊び心のある襟足が絶妙に融合。ナチュラルさとお洒落感を両立したいなら、まずこれから。
ミディアムウルフ
色気やアンニュイな雰囲気を最大限に引き出せるのがミディアムレングス。長さを活かしたスタイリングの幅も広く、ファッション感度の高い、お洒落上級者にこそ試してほしいスタイルです。
ショートウルフ
爽やかさと躍動感を両立したいならショートウルフ。全体の長さは短くても、襟足を少し長めに残すことで、しっかりとウルフのニュアンスを表現。ビジネスシーンでも対応しやすい、さりげないデザインです。
パーマ×ウルフカット
くせ毛のような無造作な動きが欲しいなら、パーマとの組み合わせが最強です。スタイリングが格段に楽になり、ドライヤーで乾かしてワックスを揉み込むだけで、ラフでかっこいいスタイルが完成します。
ツーブロック×ウルフカット
サイドの髪が膨らみやすい方におすすめ。サイドをツーブロックで刈り上げることで、よりスッキリとシャープな印象に。ウルフのくびれが強調され、清潔感もアップします。
ウルフカットの魅力を引き出すセルフスタイリング術
サロン帰りのクオリティを自宅で再現するための、簡単なスタイリング方法です。
- ドライヤーでのシルエット形成これが最も重要です。髪全体を濡らした後、トップは根元を持ち上げるように乾かしてふんわりと。後頭部は手のひらで丸みを作るように。そして襟足は、首に沿わせるように上から風を当ててタイトに乾かします。この「くびれ」を意識するだけで、仕上がりが大きく変わります。
- スタイリング剤の選び方ナチュラルな動きを出したいなら、軽めのソフトワックスやヘアバーム。しっかりとした束感や動きが欲しいなら、ハードワックスがおすすめです。
- 毛先の動きをプラススタイリング剤を手のひらにしっかり伸ばし、髪の内側から空気を入れるように全体に馴染ませます。その後、指先で毛束をつまみながら全体のシルエットを調整。最後に襟足を軽く外ハネにすると、今っぽい雰囲気に仕上がります。
理容室で失敗しない!ウルフカットのオーダー方法
ウルフカットは、バランス感覚が問われる繊細なスタイル。理容室で「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためのオーダーの秘訣です。
- 「なりたいイメージ写真」が成功の鍵口頭で「ウルフカットにしてください」と伝えるのは非常に危険です。人によってウルフのイメージは様々。理想とする現代的なウルフカットのスタイル写真を、スマートフォンなどで複数枚用意して見せるのが絶対条件です。
- 伝えるべきは「3つの長さ」のイメージ写真を見せながら、以下の3つの部分について、あなたの好みを伝えましょう。
- トップの長さ: 「トップは短めにして、しっかり動きを出したい」「長さを残して、重めの丸い感じにしたい」
- 前髪のデザイン: 「前髪は目にかかるくらいで重めに」「センターパートにしておでこを見せたい」
- 襟足の長さ: 「襟足はさりげなく残す程度で」「首にしっかりかかるくらい、長めにしたい」
- プロの「似合わせカット」を信頼する「自分の骨格に合うウルフのバランスはどれですか?」と、プロに相談してみましょう。理容師は、あなたの骨格や髪質を瞬時に見極め、レイヤーを入れる位置や深さをミリ単位で調整し、あなたに最も似合うウルフスタイルを提案してくれます。
まとめ
ウルフカットは、個性を表現しながら、幅広いファッションにマッチする、まさに万能でお洒落なヘアスタイルです。
しかし、その魅力の核である「レイヤーの入れ方」と「全体のシルエットのバランス」は、理容師のカット技術に大きく依存します。ほんの少しのバランスのズレが、”今っぽいお洒落”と”古臭いヤンチャ”な印象を分けてしまう、非常に繊細なスタイルなのです。
トレンドを熟知したプロが、あなたの骨格と髪質を完璧に見極め、最高のウルフカットをデザインします。過去のイメージとは違う、洗練された自分に出会ってみませんか?ぜひ一度、ご相談ください。