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【刈り上げライン】バリカンでの入れ方は?セルフのリスクとプロの技を解説

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いつもの刈り上げスタイルに、シャープなラインを加えて、もっと個性的に、もっとおしゃれに楽しみたい。
そう考えた時、「もしかして、家のバリカンでもラインは入れられるのでは?」と、ご自身での挑戦を考える方もいるかもしれません。
しかし、その一本のラインは、あなたの印象を劇的に変える力を持つと同時に、使うバリカンと技術によっては、取り返しのつかない失敗にも繋がりかねません。
今回は、バリカンを使ったラインの入れ方の基本から、プロの技術との決定的な違い、そして失敗しないための最善の方法までを詳しく解説します。

自宅のバリカンでラインは入れられる?基本的な手順と注意点

まず、ご自宅でラインを入れる場合の、一般的な手順と、その際に知っておくべき注意点について見ていきましょう。

  • 準備するもの
    通常のバリカンはもちろんですが、できれば刃の幅が狭い「トリマー」や、細かい部分を整えるための眉毛用シェーバー、下書き用のアイライナー、そして後頭部などを確認するための合わせ鏡などがあると良いでしょう。
  • 基本的な手順
    1. まず、ラインを入れたい部分を、アタッチメントを付けたバリカンで短く刈り込み、ラインが映える土台を作ります。
    2. 次に、トリマー、もしくはアタッチメントを外したバリカンの刃の「角」の部分を使い、下書きに沿って、あるいは慎重にフリーハンドで、肌に軽く当てながら線を引いていきます。
    3. 合わせ鏡を駆使して、様々な角度からラインの太さやバランスを確認し、少しずつ調整します。
  • 家庭用バリカンで挑戦する際の「限界」
    • 刃の幅が広すぎる
      一般的な家庭用バリカンは、髪全体を刈るために刃の幅が広く作られています。そのため、シャープで細かい線や、滑らかなカーブを描くのには全く向いていません。
    • パワーと精度の問題
      プロ用の精密なトリマーに比べ、パワーが弱く、刃の精度も高くないため、髪が引っかかったり、ラインがぼやけたりして、きれいな線が出にくいのが現実です。
    • 結果として…
      意図せず太く、ガタガタの線になりやすく、理想の仕上がりには程遠い結果になる可能性が非常に高いと言えます。

なぜセルフカットは失敗しやすいのか?

道具の限界に加え、セルフでラインを入れることには、多くの困難が伴います。

  • 手元のブレと視界の問題
    利き手ではない側や、後頭部など、直接見えない部分に、手元を一切ブレさせずに線を引くのは、プロでもない限り不可能です。
  • 頭の丸みという難関
    頭は平面ではありません。
    その丸みに合わせて、均一な太さの美しい線を引くには、手首の角度などを絶妙に調整する熟練の技術が必要です。
  • 肌を傷つけるリスク
    バリカンの角を直接肌に当てる行為は、非常にデリケートな作業です。
    力の入れ方を間違えると、肌を傷つけ、赤みや炎症を引き起こす可能性があります。

プロ用バリカンと技術。理容室だからできる完璧なラインアート

プロの理容師が創り出す美しいラインは、適切な道具と、それを完璧に使いこなす技術の結晶です。

  • 目的ごとに使い分ける、プロの道具
    プロは、描きたいラインの太さ、カーブの角度、そしてシャープさに応じて、複数の専用トリマーや、切れ味鋭いカミソリを使い分けます。
    これにより、デザインの幅とクオリティが格段に向上します。
  • 経験がものを言う、ミリ単位の精度
    下書きなしのフリーハンドで、揺るぎない完璧な線を引くことができるのは、数えきれないほどの頭をカットしてきた経験と、日々の訓練の賜物です。
  • 骨格から計算された「似合う」デザイン
    ただラインを入れるだけではありません。
    お客様一人ひとりの頭の形や、全体のヘアスタイルとのバランスを瞬時に計算し、最も美しく、そして格好良く見える位置にラインをデザインします。

失敗したくないならプロに任せよう!オーダーのコツ

セルフのリスクを理解し、プロに任せると決めたなら、次は自分のイメージを正確に伝えることが重要です。

  • 写真でのイメージ共有が絶対条件
    「こんなラインを入れたい」という、理想のデザインがわかる写真やイラストを必ず持参しましょう。
    それが、イメージのズレを防ぐための最も確実な方法です。
  • カウンセリングで細部まですり合わせる
    ラインを入れる位置、本数、太さ、角度など、細かい部分までプロと相談し、納得のいくまでイメージのすり合わせを行いましょう。
  • 実績のある理容師を選ぶ
    ラインアートは非常に専門性の高い技術です。
    ホームページやSNSで、実際にラインアートの施術事例を多く掲載している、経験豊富な理容師やサロンを選ぶことが、成功への鍵となります。

まとめ

ご家庭にある「バリカン」で刈り上げにラインを入れることは、不可能ではないかもしれません。
しかし、そこには非常に高い失敗のリスクと、プロの仕上がりとは歴然とした差があるという現実があります。
一本の美しいラインは、適切な道具と、それを完璧に使いこなす理容師の精密な技術があって初めて生まれる「アート」なのです。
大切な髪で後悔しないため、そして夏の特別な日を最高にかっこいい自分で過ごすために、ぜひ一度、経験豊富なプロに相談してみてはいかがでしょうか。

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古賀昌平(こがしょうへい)
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フレッシュネスバーバーショップ広報
天神大牟田線・西鉄小郡駅前のメンズヘアサロン「FRESHNESS BARBER shop」の広報担当です。福岡県出身。学生時代は水泳部に所属。趣味は、漫画やアニメを見ること(HUNTER×HUNTER、NARUTO -ナルト-、BLEACHなど)。
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