【子どもの刈り上げ】自宅でできる?プロが教えるやり方と失敗しないコツ
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元気いっぱいのお子さんの髪、気づけばすぐに伸びてきてしまいますよね。
特に男の子の場合、「自宅のバリカンでささっと刈り上げてあげたい」と考える保護者の方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざやろうとすると「じっとしていられるか心配」「失敗して虎刈りになったらどうしよう」と、不安は尽きないものです。
今回は、ご自宅でお子さんの刈り上げに挑戦する際のやり方とコツ、そして、やはりプロに任せることの大きなメリットについて、詳しく解説します。
Contents
おうちで挑戦!子どもの刈り上げ 基本のやり方
まず、ご自宅で挑戦する場合の基本的な手順と、準備しておくと良いものをご紹介します。
焦らず、安全第一で進めることが何よりも大切です。
- 準備するもの
- バリカン(複数の長さのアタッチメントが付いているもの)
- 散髪用のケープ、または汚れても良いタオルや服
- 床に敷く新聞紙やビニールシート
- スキバサミ(あると便利)
- お子さんの好きなお菓子や、集中できる動画・おもちゃ
- 場所の準備
カット後の掃除がしやすいように、お風呂場やベランダなど、髪の毛が散らばっても片付けやすい場所を選びましょう。 - 基本の手順とコツ
- 機嫌の良い時間帯を狙う
お昼寝の後やお腹がいっぱいの時など、お子さんの機嫌が良い、落ち着いている時間帯を選びましょう。 - 動画やおもちゃで気を引く
スマートフォンやタブレットで好きな動画を見せたり、おもちゃで遊ばせたりしながら、できるだけ動かないように工夫することが成功の鍵です。 - 最初は長めのアタッチメントから
いきなり短く刈ると、失敗した時に修正ができません。まずは9mmや12mmなど、長めのアタッチメントを付けて全体を刈り、様子を見ながら徐々に短くしていくのが安心です。 - 耳周りや襟足は細心の注意を
バリカンが耳に当たらないよう、保護者の手で優しく耳をふさぐように押さえながら、慎重に動かしましょう。
- 機嫌の良い時間帯を狙う
なぜ?子どものセルフカットが難しい3つの理由
基本的なやり方をご紹介しましたが、それでもやはり、お子さんの髪をご自宅でカットするのは、多くの難しさが伴います。
- 理由1:子どもが予測不能に動いてしまう
どんなに工夫をしても、子どもはふとした瞬間に頭を動かしたり、急に立ち上がったりするものです。
その一瞬の動きが、バリカンで深く刈りすぎてしまう「虎刈り」の原因になったり、最悪の場合、ハサミやバリカンで肌を傷つけてしまったりする危険性にも繋がります。 - 理由2:細く柔らかい髪質
お子さんの髪は、大人に比べて一本一本が細く、柔らかいのが特徴です。
そのため、バリカンの刃がうまく髪を捉えきれず、刈り残しができやすいなど、均一に刈るのが大人よりも難しく、ムラになりやすい傾向があります。 - 理由3:保護者の精神的な負担
「失敗したら、しばらくこの髪型で過ごさせてしまう」「もし怪我をさせてしまったらどうしよう」といったプレッシャーの中で、動き回るお子さんの髪をカットするのは、保護者の方にとっても非常に大きなストレスになります。
やはりプロは違う!理容室に任せる大きなメリット
ご自宅でのカットの難しさを考えると、プロの理容師に任せることには、料金以上の大きなメリットがあります。
- 絶対的な安全性と安心感
プロの理容師は、お子さんが動くことを前提として、安全な器具の扱い方や、お子さんの体の支え方を熟知しています。
保護者の方は、ハラハラすることなく、安心してカットの様子を見守ることができます。 - 驚くほどスピーディーな仕上がり
長年の経験で培われた技術により、お子さんが飽きてぐずり出す前に、素早く、かつ正確にカットを終えることができます。
あっという間に、かっこいいスタイルが完成します。 - 仕上がりの美しさは一目瞭然
ムラのないきれいなグラデーション、左右対称の整ったラインなど、プロが仕上げたスタイルは、やはり美しさが違います。
七五三やお誕生日など、大切なイベントの前には特におすすめです。 - 保護者の負担をゼロに
お子さんをなだめながらカットするストレスや、部屋中に散らばった髪の毛を掃除する手間から、完全に解放されます。
親子にとって、カットの日が楽しいイベントに変わるかもしれません。
子どもが喜ぶ!理容室でのオーダーのポイント
理容室に連れて行く際は、少しの工夫でお子さんの不安を取り除いてあげましょう。
- 好きなキャラクターの写真などを見せる
「こんなヒーローみたいにかっこよくなるよ」と、お子さんの好きなキャラクターや、かっこいい子どものヘアスタイルの写真を見せて、モチベーションを上げてあげるのが効果的です。 - 苦手なことや不安なことを事前に伝える
予約時やカウンセリングの際に、「うちの子はバリカンが苦手で…」「じっとしているのが苦手なんです」と事前に伝えておきましょう。
理容師も心の準備ができ、お子さんに合わせた対応を工夫してくれます。 - 子ども向けのサービスがあるか確認する
DVDが見られたり、車型のカット椅子があったりと、お子さんが楽しめる工夫をしているサロンも多くあります。
そういった理容室を選ぶのも良い方法です。
まとめ
ご自宅でお子さんの髪を刈り上げることは、愛情表現の一つであり、節約にも繋がります。
しかし、その背景には、失敗や怪我のリスク、そして保護者の方の大きな負担があることも事実です。
安全性や仕上がりのクオリティ、そして親子が共に笑顔でいられる時間を考えると、子どもカットに慣れたプロの理容師に任せることは、非常に価値のある選択と言えるでしょう。
ぜひ一度、親子でリラックスできる理容室での、快適なカット体験をしてみてはいかがでしょうか。
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