メンズの緑髪は「色落ち」まで楽しむ。美しさを長持ちさせる秘訣とは
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個性的でおしゃれな印象を与える「緑」の髪色。しかし、挑戦する上で気になるのが「色落ち」の問題です。「どんな色に抜けていくの?」「すぐ汚い色にならない?」といった不安はつきものです。この記事では、緑の髪色の色落ちの過程から、その美しさを長く楽しむためのメンテナンス方法、そしてプロが実践する色落ちまで計算したカラー技術について詳しく解説します。
Contents
緑の髪色、色落ちのプロセスとは?
緑の髪色は、染めたての状態から時間が経つにつれて、どのように変化していくのでしょうか。ベースの明るさや元の髪質によって異なりますが、一般的には以下のような過程をたどります。
色落ちの一般的な過程
- 鮮やかな緑から、くすんだ緑へ
まず、染料の中でも彩度の高い鮮やかな緑の色素から抜けていき、徐々にカーキやオリーブのような、くすみがかった落ち着いた緑色に変化します。 - マット系のブラウンへ
さらに色が抜けると、緑みが薄れ、髪のベースである黄色と混ざり合い、マット系のブラウン(赤みのない茶色)のような色合いになります。 - 最終的にはブロンド(金髪)へ
最終的に緑の染料がほとんどなくなると、ブリーチで作ったベースのブロンド(金髪)の状態に戻っていきます。この時、黄みが強く出てくることがあります。
緑髪の色落ちを美しく保つためのメンテナンス術
色落ち自体を完全に止めることはできませんが、適切なケアを行うことで、その過程を美しく、そして緩やかにすることができます。
ホームケアでできること
- カラーシャンプーの活用
色落ち対策で最も効果的なのがカラーシャンプーです。緑の色素を直接補充するグリーンシャンプーも良いですが、色落ち後の黄ばみを抑え、きれいなアッシュ系にしたい場合は、シルバーシャンプーやアッシュシャンプーを使うのもおすすめです。 - 毎日のヘアケアを徹底する
お湯の温度が高いと色落ちが早まるため、シャンプーはぬるま湯で行いましょう。また、濡れた髪はキューティクルが開いて色が抜けやすい状態なので、お風呂上がりはすぐにドライヤーで乾かすことが大切です。 - 保湿でダメージケア
ブリーチをした髪は乾燥しやすく、ダメージが進むと色素が定着しにくくなります。洗い流さないトリートメントなどで日々保湿を心がけることが、結果的に色持ちを良くすることに繋がります。
プロは「色落ち」までデザインする
なぜサロンで染めると、色落ちの過程まできれいに見えるのでしょうか。そこには、プロならではの緻密な計算と技術が隠されています。
プロにしかできないカラー技術
- 色落ちを計算したカラー調合
プロの理容師は、染めたての色が100%の状態とは考えていません。緑の染料が抜けた後に、きれいなアッシュグレーやベージュになるように、あらかじめ補色である青や紫系のカラーを少量混ぜておくことがあります。これが「色落ちまでデザインする」というプロの技術です。 - ダメージを抑えることが色持ちに繋がる
施術の段階で、ケアブリーチなどの髪への負担が少ない薬剤を使用し、ダメージを最小限に抑えることで、染料が髪の内部に留まりやすくなり、結果的に色持ちが格段に良くなります。 - 最適なアフターケアの提案
あなたの髪質やライフスタイル、そして目指す色落ちの方向性に合わせて、どのカラーシャンプーを使うべきか、どんなケアが必要かなど、専門的な視点から最適なアドバイスを提供してくれます。
まとめ
緑の髪色は、染めた瞬間だけでなく、日々のシャンプーと共に移り変わっていく色の変化も楽しめる、非常に奥深いカラーです。その色落ちを「ただ色が抜けて汚くなる過程」ではなく、「デザインの一部として楽しむ」ためには、染める段階でのプロの計算と、その後の正しいケアが不可欠です。色落ちへの不安も、プロに相談すれば、次への楽しみへと変えることができます。ぜひ一度、信頼できるサロンで相談してみてはいかがでしょうか。
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