刈り上げショートのヘアアレンジ術。短い髪でも印象は自由自在
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すっきりと男らしい刈り上げショートは、アレンジが効かないシンプルな髪型だと思っていませんか?実は、トップや前髪の動かし方、そしてスタイリング剤の選び方一つで、驚くほど多彩な表情を見せるのがこのスタイルの魅力です。この記事では、毎日の気分やシーンに合わせて楽しめる、刈り上げショートのヘアアレンジ術をご紹介します。
Contents
ヘアアレンジの基本。印象を操る2つの要素
メンズのヘアアレンジは、主に「質感」と「毛流れ」という二つの要素をコントロールすることで成り立っています。
「質感」と「毛流れ」をコントロールする
- 質感を変える
ウェットな質感にすれば色っぽくフォーマルな印象に、ドライな質感ならナチュラルでカジュアルな印象に。スタイリング剤を使い分けて髪の質感をコントロールすることが、アレンジの第一歩です。 - 毛流れを変える
前髪を上げるか下ろすか、サイドに流すかセンターで分けるか。トップの髪をどの方向に動かすかという「毛流れ」を変えるだけで、顔の印象は大きく変わります。
【シーン別】刈り上げショートのヘアアレンジ
その日の予定や服装に合わせて、ヘアアレンジを使い分け、オンもオフもおしゃれに楽しみましょう。
オン・オフ・スペシャルで使い分ける
- ONの日(ビジネス・フォーマル)のアレンジ
清潔感重視のジェルアレンジ
ジェルやグリースといったツヤの出るスタイリング剤を使い、サイドパート(七三分け)やオールバックできっちりと毛流れを整えます。ツヤ感を出すことで、誠実さと品格を演出し、スーツスタイルを格上げしてくれます。 - OFFの日(カジュアル・休日)のアレンジ
無造作感のあるワックスアレンジ
マットワックスやファイバーワックスを髪全体に揉み込み、トップに高さを出したり、毛先を様々な方向に散らしたりして、ラフな動きを楽しみます。休日にぴったりの、リラックスしたおしゃれ感を演出できます。 - 特別な日(デート・イベント)のアレンジ
色気のあるセンターパートアレンジ
ヘアオイルやヘアバームで自然なツヤとまとまりを与え、前髪をセンターでふんわりと分けるスタイルです。頑張りすぎていない、こなれた大人の雰囲気を醸し出します。
ヘアアレンジを格上げする「ひと手間」テクニック
いつものスタイリングに、少しだけテクニックを加えることで、仕上がりはさらにプロのレベルに近づきます。
いつもと違う自分になる
- アイロンでカールをプラス
直毛で動きが出にくい方は、トップの髪にヘアアイロンで軽くカールをつけるだけで、まるでパーマをかけたかのような柔らかなニュアンスが生まれます。これにより、アレンジの幅が格段に広がります。 - コームを使ってラインを出す
ジェルやグリースでスタイリングする際、仕上げにコーム(櫛)を使って毛流れを整えると、手ぐしでは出せない、クラシックで美しいラインのスタイルを作ることができます。 - カラーをアクセントにする
ハイライトやインナーカラーといったデザインカラーが入っていると、アレンジした際に色がアクセントになり、より立体感とデザイン性が際立ちます。
アレンジしやすい髪は「カット」で作られる
どんなに素晴らしいヘアアレンジも、その土台となるカットがしっかりしていなければ、その魅力は半減してしまいます。
散髪でオーダーすべきこと
- ベースカットの重要性
アレンジのしやすさは、土台となるカットの正確さで決まります。あなたの骨格に合わせて計算されたカットは、どんなアレンジも美しく見せ、スタイルの持ちも良くしてくれます。 - 適度な毛量調整
髪が重すぎると動きが出ず、逆に軽すぎるとまとまりません。アレンジに必要な束感を残しつつ、不要な重さを取る絶妙な毛量調整こそがプロの技です。 - 「アレンジしたい」と伝える
散髪の際に「普段、いろいろなヘアアレンジを楽しみたい」と伝えることで、理容師はそれを考慮した長さや重さを残してカットしてくれます。
まとめ
刈り上げショートは、決して単調なスタイルではありません。その日の気分や服装、出かける場所に合わせて、様々なヘアアレンジを楽しむことができる、創造性にあふれた髪型です。
そして、そのアレンジのクオリティを左右するのは、あなたの髪質や骨格を完璧に理解した理容師による、緻密なカット技術です。ぜひ、信頼できるプロに相談して、アレンジの楽しさを最大限に引き出せる、あなただけの刈り上げショートを手に入れてください。
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