ヘアオイルで作る濡れ感ヘアセット。基本と上手な使い方
sho0202
上品で自然な印象を与える「濡れ感」のあるヘアスタイルは、メンズヘアセットの定番となりつつあります。特にヘアオイルを使ったスタイリングは、やりすぎていないのに、おしゃれな雰囲気を演出できると人気です。この記事では、ヘアオイルを主役にした濡れ感ヘアセットの基本的な手順、オイルの選び方、そして失敗しないためのポイントまでを詳しく解説します。
なぜヘアオイルで「濡れ感」を出すのが良いのか
ワックスやジェルなど様々なスタイリング剤がある中で、ヘアオイルを選ぶことにはどのような利点があるのでしょうか。
- 自然で上品なツヤが出る
ジェルやグリースのような強い光沢ではなく、髪本来の美しさを引き出すような、ナチュラルで品のあるツヤ感を演出できます。 - スタイリングと同時にヘアケアができる
多くのヘアオイルには髪に潤いを与える保湿成分が含まれており、スタイリングをしながらダメージケアができるという利点があります。 - ベタつきにくく軽い仕上がり
適量を守れば、重くなったりベタついたりすることが少なく、サラッとした軽い質感に仕上がります。固まらないため、手ぐしで簡単に手直しできるのも魅力です。 - 様々なヘアスタイルに馴染む
作り込みすぎないナチュラルな仕上がりは、センターパートやマッシュスタイル、パーマヘアなど、幅広い髪型と相性が良いのが特徴です。
ヘアオイルを使った濡れ感ヘアセットの基本手順
ここでは、誰でも簡単にできる、ヘアオイルを使った基本的なスタイリング方法を紹介します。
- 髪を軽く湿らせる
完全に乾いた髪よりも、タオルドライ後の少し湿った状態でオイルを付けると、より均一に馴染みやすくなります。乾いた髪の場合は、霧吹きなどで軽く湿らせましょう。 - ヘアオイルを適量手に取る
ヘアオイルは少量でもよく伸びるため、出し過ぎに注意が必要です。ショートヘアなら1プッシュ、ミディアムヘアなら2プッシュ程度を目安に、まずは少量から試しましょう。 - 手のひらでしっかり伸ばす
オイルを両方の手のひらから指の間まで、均一に広げます。体温で少し温めるようにすると、髪への浸透が良くなります。 - 毛先を中心にオイルを馴染ませる
髪の根元や頭皮を避け、髪の中間から毛先にかけて、内側から手ぐしを通すようにして優しく馴染ませていきます。 - 全体のシルエットと束感を整える
最後に、手に残ったわずかなオイルを使って、前髪や顔周りの毛流れを整えます。指先で毛束をつまむようにすると、自然な束感が生まれます。
濡れ感ヘアセット用のヘアオイルの選び方
自分に合ったヘアオイルを見つけることが、理想のスタイルへの近道です。選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
- 仕上がりの質感で選ぶ
しっとりとまとまりのあるスタイルにしたい場合は「重め」のテクスチャー、サラッと軽い動きを出したい場合は「軽め」のテクスチャーのオイルが適しています。 - 香りで選ぶ
毎日使うものだからこそ、自分が心地よいと感じる香りを選ぶことも大切です。シトラス系やウッド系、無香料など様々な種類があります。 - 髪質に合わせて選ぶ
髪が細く柔らかい方は軽めのオイル、髪が太く広がりやすい方は重めのオイルを選ぶと、スタイリングがしやすくなります。
ヘアオイルでのセットを失敗しないための注意点
手軽なヘアオイルですが、使い方を間違えると意図しない仕上がりになることもあります。以下の点に注意しましょう。
- オイルの付けすぎに注意する
最も多い失敗が、オイルの付けすぎです。清潔感のある濡れ感ではなく、不潔な印象を与えかねません。「少し足りないかな」と感じる量から始めるのが成功の秘訣です。 - 根元には付けない
髪の根元にオイルを付けると、トップのボリュームがなくなり、全体が重くベタっとした印象になってしまいます。必ず中間から毛先を中心に付けましょう。 - 濡れすぎた髪には付けない
髪に水分が多すぎると、オイルが弾かれてしまい、ムラの原因になります。必ずタオルドライでしっかりと水分をオフしてから使いましょう。
まとめ
ヘアオイルを使った濡れ感ヘアセットは、ポイントさえ押さえれば、誰でも手軽に上品でおしゃれなスタイルを作ることができます。自然なツヤとまとまりを与え、あなたの印象を格上げしてくれるはずです。
もし、自分の髪質に合うオイルが分からない、もっと自分に似合うスタイリングを知りたいと感じたら、専門家である理容師に相談することをおすすめします。プロの視点から、あなたの髪質やライフスタイルに最適なオイル選びと、より魅力的に見せるセット方法をアドバイスしてくれます。理想のスタイルを追求するために、ぜひ一度サロンへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ABOUT ME