ヘアカラー後のケア、「ヘアミルク」のすすめ、潤いと柔らかさを髪に
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ヘアカラーをした後の髪が、少しパサついたり、ごわついたりすると感じたことはありませんか。その主な原因は、カラーリングによって髪の内部の水分が失われてしまうことにあります。そんな乾燥しがちな髪に、内側からたっぷりと潤いを届けてくれるのが、洗い流さないトリートメントの一種である「ヘアミルク」です。この記事では、ヘアカラー後のケアになぜヘアミルクが有効なのか、混同されがちなヘアオイルとの違い、そしてその効果を最大限に引き出すための正しい使い方を詳しく解説します。
Contents
ヘアミルクがカラー後の髪にもたらす効果
ヘアミルクは、その名の通り、乳液のようなテクスチャーが特徴のヘアケアアイテムです。水分と油分がバランス良く配合されており、特にカラー後のデリケートな髪に嬉しい効果をもたらしてくれます。
ヘアミルクのメリット
- 優れた保湿力で、髪の内部を潤す
ヘアミルクの最大の強みは、その高い水分保持力と浸透力です。水分と油分がバランス良く含まれているため、髪の内部までスムーズに浸透し、カラーによって失われた潤いを効果的に補給してくれます。髪の芯から潤うことで、パサつきや乾燥を根本からケアします。 - 髪を柔らかく、しなやかにする
髪の内部が水分で満たされることで、カラーリングによって硬くなりがちな髪質を、ふんわりと柔らかく、しなやかな質感へと導いてくれます。ごわつきが気になる方に特におすすめです。 - 軽やかで自然な仕上がり
一般的にヘアオイルに比べて軽やかなテクスチャーの製品が多く、髪につけてもベタつきにくいのが特徴です。そのため、髪が細い方や、ペタッとボリュームダウンしたくない方でも、自然でサラッとした仕上がりになります。
「ヘアミルク」と「ヘアオイル」、どちらを選ぶべき?
洗い流さないトリートメントとして、ヘアミルクと共によく使われるのが「ヘアオイル」です。どちらも優れたアイテムですが、その役割と得意分野が異なります。
役割の違い
- ヘアミルクは「内部補修・保湿」
水分と油分をバランス良く含み、髪の「内部」に潤いと栄養を届けるのが得意です。髪の乾燥やパサつきといった、内側からのケアを重視したい場合に適しています。 - ヘアオイルは「外部保護・ツヤ出し」
主成分が油分であり、髪の「表面」をコーティングして、ドライヤーの熱や摩擦といった外部の刺激から髪を守るのが得意です。指通りを良くしたり、ツヤを出したりする効果に優れています。
髪質や悩みに合わせた選び方
- ミルクがおすすめな人
髪のパサつきや乾燥が気になる、柔らかくふんわりとした質感が好き、髪が細い、あるいはボリュームを落としたくない、という方に向いています。 - オイルがおすすめな人
髪の広がりを抑えてしっとりとまとめたい、髪にツヤが欲しい、指通りを良くしたい、髪が太くて硬い、という方に向いています。 - 「併用」という上級テクニック
髪を乾かす前にヘアミルクで内部をしっかりと保湿し、乾かした後の仕上げにヘアオイルを少量つけて表面をコーティングする、という併用も非常に効果的です。
ヘアミルクの効果を最大限に引き出す使い方
せっかくのヘアミルクも、使い方を間違えては効果が半減してしまいます。正しい使い方をマスターしましょう。
正しい使用方法
- 使うタイミングは「ドライヤーで乾かす前」
ヘアミルクの効果を最も発揮できるのは、タオルで優しく水気を拭き取った後、髪がまだ湿っている状態の時です。このタイミングで使うことで、成分が水分と共に髪の内部まで浸透しやすくなります。 - 適量を守り、毛先からつける
つけすぎはベタつきの原因になります。メンズのショートヘアなら、1プッシュ程度から試してみましょう。手のひら全体によく伸ばし、最もダメージが気になる毛先を中心に揉み込むように馴染ませ、その後に手に残ったミルクを髪全体へと広げます。 - 最後にドライヤーで乾かす
ヘアミルクをつけた後は、必ずドライヤーで髪を完全に乾かしましょう。熱を加えることで、髪の表面のキューティクルが閉じ、補給した潤いや栄養分を髪の内部にしっかりと閉じ込めることができます。
あなたに最適なケアは、プロの診断から始まる
ヘアミルクとヘアオイル、どちらが自分の髪に合っているのか、あるいはどの製品を選べば良いのか、自分で判断するのは非常に難しいものです。
プロに相談するメリット
- 専門家による正確な髪質診断
プロの理容師は、あなたの現在の髪質やダメージレベルをプロの目で正確に診断します。その上で、「あなたの髪には今、水分が足りないからミルクが最適です」「表面の保護が必要なのでオイルが良いでしょう」といったように、根拠に基づいた最適なアイテムを提案してくれます。 - 施術との相乗効果
ダメージを最小限に抑えるプロのカラー施術と、あなたの髪質に本当に合った正しいホームケアを組み合わせることで、初めて美しい髪色は長く、そして健康的に維持できるのです。
まとめ
ヘアミルクは、ヘアカラー後の乾燥しがちな髪に、内側から潤いと柔らかさを与えてくれる、非常に優れたケアアイテムです。しかし、ヘアオイルとの使い分けなど、その効果を最大限に引き出すためには、ご自身の髪の状態を正しく理解することが不可欠です。あなたの髪の状態を最も深く理解してくれるプロの理容師に相談し、自分だけの「オーダーメイドのヘアケア」を見つけることが、美しい髪への一番の近道と言えるでしょう。
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