【直毛メンズ必見】フェードカットが似合わないは嘘!悩み解決のスタイルと頼み方
「自分は直毛だから、サイドの髪が浮いてしまう…」
「髪が硬くて、ツンツンするだけで動きが出ない…」
「短くしたら、カッパみたいになってしまわないか不安…」
そんな「直毛」ならではの悩みから、シャープで格好いいフェードカットを諦めてしまってはいませんか?
その悩み、非常によくわかります。しかし、結論から言うと、直毛だからフェードカットが似合わない、というのは大きな誤解です。むしろ、カットやスタイリング、そして時にはパーマという選択肢を正しく選ぶことで、直毛は誰にも真似できない、シャープでクリーンな魅力を放つ「武器」に変わります。
この記事では、そんな直毛のあなたのためのフェードカット完全攻略ガイドとして、悩みを解決するスタイル選びから、サロンでの頼み方、セットのコツまで、プロの理容師が徹底的に解説します。
なぜ直毛だとフェードカットが難しいと感じるのか?
まずは、あなたがなぜ「難しい」と感じるのか、その原因を理解しましょう。主に3つの理由が考えられます。
- サイドの髪が浮きやすい直毛の方は、髪が頭皮に対して垂直に生えていることが多く、短くカットすると毛流れに沿って寝てくれず、横に「浮いて」しまいがちです。これが、シルエットが広がって見える最大の原因です。
- トップに動きが出にくい髪一本一本がしっかりしているため、ワックスなどで動きをつけようとしても、髪の持つ真っ直ぐに戻ろうとする力が勝ってしまい、のっぺりとしたスタイルになりがちです。
- 刈り上げ部分との馴染みが悪いサイドの刈り上げとトップの髪の境界がはっきりと分かれやすく、不自然な段差ができてしまうことがあります。これが、いわゆる「カッパ」「ヘルメット」と言われる状態です。
これらの悩みは、すべて**「カットの工夫」と「最適なスタイルの選択」**で解決可能です。
直毛の悩みを解決する!フェードカットのスタイル選び
直毛の特性を逆手にとったり、悩みをカバーしたりできる、具体的なスタイルをご紹介します。
解決策1:極端に短くする「クロップスタイル」「バズカット」
中途半端な長さが、髪が浮く原因になります。それならばいっそ、トップもベリーショートにすることで、浮きをデザインの一部として活かしたり、浮いてしまう前に短くカットしたりするのが有効です。直毛の持つシャープな質感が最大限に活かされ、非常にスタイリッシュな印象になります。
解決策2:重さを活かす「サイドパート」「オールバック」
トップにある程度の長さを残し、その重みで髪の浮きを抑えるスタイルです。ジェルやグリース、ポマードといったセット力の強い整髪料でビシッと固めるクラシカルな髪型は、直毛の持つ「面の美しさ」が際立ち、くせ毛の人には出せないクリーンな魅力を放ちます。
解決策3:高く刈り上げる「ハイフェード」
髪が浮いてしまう、気になるハチ周り。その部分まで高く、潔く刈り上げてしまうという大胆な解決策です。浮く部分そのものをなくしてしまうため、悩みは一気に解消されます。ワイルドで男らしいスタイルを求める方におすすめです。
【最終兵器】パーマをかけて悩みを根本解決
「カットやスタイリングだけでは、どうしても理想の質感にならない…」
そんなあなたのための最終兵器、それが**「パーマ」**です。
- ニュアンスパーマ髪にCカールのようなくせ毛風の、ごく自然な丸みと動きを与えます。これにより、サイドの髪は収まりやすくなり、トップにはスタイリングしやすい柔らかな動きが生まれます。毎朝のセットが劇的に楽になる、最もおすすめの方法です。
- アイロンパーマ(濡れパンなど)熱の力を使って、髪の生えグセそのものを矯正し、寝かせたり流したりするパーマです。サイドの頑固な浮きを根本から抑え込むのに絶大な効果を発揮します。
パーマは、直毛の悩みを解消し、あなたの選べるヘアスタイルの幅を無限に広げてくれる最高の選択肢なのです。
直毛こそ、プロの理容師に任せるべき理由
ここまで様々な解決策をご紹介してきましたが、直毛のフェードカットは、お客様一人ひとりの髪の生え方、毛流、硬さ、そして頭の形を1ミリ単位で見極めながらカットする必要がある、非常に高度な技術が求められます。
- どこまで刈り上げれば、あなたの髪は浮かなくなるのか。
- どのくらいの長さを残せば、自然に収まるのか。
- あなたの髪質には、パーマは本当に必要なのか。必要なら、どんな種類のパーマが最適なのか。
これらは、長年の経験を積んだプロの理容師にしか正確に判断できない領域です。自己判断や、ただ安いだけのお店でカットしてしまうと、あなたの悩みを増幅させてしまう危険性すらあります。
まとめ
直毛だからフェードカットが似合わない、というのは大きな誤解です。
カットの工夫、スタイリング、そしてパーマという選択肢を正しく組み合わせれば、直毛は「悩み」から「武器」に変わります。
「どうせ自分は直毛だから…」
その諦めを、**「直毛だからこそ、格好いい」**という自信に変えるのが、私たちプロの理容師の仕事です。あなたの髪の悩みを、ぜひ一度、私たちに聞かせてください。最高の解決策を、必ずご提案します。