デザインカットで丸顔を攻略。シャープな印象を創るメンズヘアスタイル術
sho0202
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
「顔が丸く見えるのが気になる」「優しい印象は良いけれど、子供っぽく見られがちだ」そんな、丸顔に関する悩みを抱えていませんか。コンプレックスだと感じているその輪郭、実はヘアスタイルを戦略的に変えるだけで、驚くほどシャープで大人っぽい印象に演出することが可能です。この記事では、プロの理容師が駆使する「デザインカット」で丸顔を攻略するための、具体的なテクニックとおすすめのヘアスタイルを詳しく解説します。
Contents
なぜデザインカットで丸顔はカバーできるのか?
丸顔カバーの鍵は、ヘアスタイルによって顔のシルエットの印象をコントロールすることにあります。デザインカットは、まさにそのための専門技術です。
錯覚を利用した「シルエットコントロール」
- 縦のラインを強調する
丸顔は、顔の縦と横の長さがほぼ同じなのが特徴です。そこで、ヘアスタイルのトップに高さや動きを出すことで、全体のシルエットを縦長に見せ、視覚的に丸い印象を緩和させます。 - 理想の「ひし形シルエット」を創る
ヘアスタイル全体のフォルムが、トップとあご先を結ぶラインでひし形になるように創るのが、似合わせカットの基本です。トップにボリュームを持たせ、サイドはタイトに抑え、襟足はすっきりとさせることで、理想的なひし形シルエットが完成し、丸顔が自然にカバーされます。
丸顔をシャープに見せるデザインカットの黄金ルール
では、具体的にどのようなカット技術で、理想のシルエットを創り上げていくのでしょうか。そこには、いくつかの黄金ルールが存在します。
ルール1:トップに高さを出して「縦長」を意識
- レイヤーカットで動きと高さを
トップの部分にレイヤー(段差)を入れることで、髪が立ち上がりやすくなり、自然な高さとボリュームが生まれます。これにより、視線が上に集まり、縦長のシルエットを強調できます。 - パーマでボリュームアップ
髪がペタッとしやすい方は、トップに部分的なパーマをかけるのも非常に効果的です。スタイリングが格段に楽になり、一日中ふんわりとした高さをキープできます。
ルール2:サイドはタイトに抑えて「横幅」を削減
- ツーブロックやフェードカットが有効
サイドの髪が膨らむと、顔の横幅が強調されてしまい、丸顔がより目立ってしまいます。サイドをツーブロックやフェードカットですっきりと刈り上げることで、顔周りが引き締まり、シャープな印象になります。 - 長めに残す場合もボリューム調整を
サイドを長めに残すスタイルの場合でも、毛量を適切に調整し、膨らまないようにタイトに抑えることが重要です。
ルール3:前髪は「隙間」を作っておでこを見せる
- アップバングで潔く
前髪を上げておでこを出す「アップバング」は、縦のラインを最も効果的に強調できるスタイルです。爽やかで自信に満ちた印象もプラスされます。 - センターパートや斜めバングで抜け感を
前髪を下ろしたい場合は、ぱっつんと一直線に揃えるのではなく、センターパート(真ん中分け)や斜めに流すスタイルで、前髪に「隙間」を作りましょう。隙間からおでこが覗くことで、顔に縦のラインが生まれ、重たい印象になりません。
【OK/NG例】丸顔さんが選ぶべきヘアスタイル
これらのルールを踏まえて、具体的なヘアスタイル例を見ていきましょう。
おすすめのヘアスタイル
- アップバングショート
トップに高さを出し、サイドはすっきり。前髪を上げることで、丸顔カバーの全ての要素を満たした王道スタイルです。 - ツーブロック × ニュアンスパーマ
サイドをツーブロックで引き締め、トップにはパーマで柔らかな動きと高さを出したスタイル。スタイリングも簡単です。 - センターパート
おでこを見せることで縦のラインを強調し、大人っぽく知的な印象を与えるトレンドスタイルです。
避けるべきヘアスタイル
- 重いマッシュスタイル
全体的に丸みが強く、サイドにもボリュームが出てしまう重めのマッシュは、顔の丸さを強調してしまう可能性があります。 - ぱっつん前髪
前髪を一直線に切り揃えてしまうと、顔の横のラインが強調され、縦の長さが足りなく見えてしまいます。
まとめ
コンプレックスは、デザインカットで魅力に変わります。丸顔は、優しく親しみやすいという素晴らしい長所を持った個性です。その個性を活かしつつ、シャープさや大人っぽさといった新たな魅力をプラスするのが、プロのデザインカットの役割です。あなたの骨格と個性を深く理解し、最高のスタイルを提案してくれる理容師に、ぜひ一度あなたの悩みを相談してみてはいかがでしょうか。
ABOUT ME