男の子のもみあげの切り方。自宅で安全に行うコツとプロの技
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元気いっぱいに動き回る、男の子。髪を切るだけでも一苦労なのに、もみあげのような顔周りの細かい部分の「切り方」となると、さらに難しく感じてしまう保護者の方は多いのではないでしょうか。「ハサミが顔に当たったらどうしよう」「変な形になったら可哀想…」そんな不安を感じるのも当然です。
しかし、このもみあげを少し切って整えるだけで、お子さんの印象は驚くほどすっきりと、清潔感がアップします。この記事では、ご自宅で安全にできるもみあげの切り方と、プロの理容師に任せることの大きなメリットについて、詳しく解説していきます。
男の子のもみあげ「切り方」の基本スタイル
大人のようにシャープなデザインを追求するのではなく、お子さんの元気さや可愛らしさを活かした、自然ですっきりとしたスタイルを目指すのが基本です。
- 基本は「自然な形」を活かす
作り込みすぎず、生まれつき生えているもみあげの形を尊重しながら、長さを整えるのが一番です。先端が自然に細くなるような形が、男の子にはよく似合います。 - 長さの目安は「耳たぶの上」
もみあげが耳にかかってしまうと、鬱陶しく見えるだけでなく、衛生的にもあまり良くありません。耳の穴から、長くても耳たぶの付け根あたりで終わる、すっきりとした長さを意識しましょう。 - 「濃さ」の調整が自然に見せる鍵
もし、もみあげが濃く密集して生えている場合は、そのまま短く切るだけだと、不自然な印象になりがちです。スキバサミで少し毛量を減らしてあげると、軽やかで自然な雰囲気に仕上がります。
自宅で挑戦!安全第一のもみあげの切り方
ご自宅でお子さんのもみあげを切る際は、何よりも「安全」を最優先してください。
準備するもの
- 先の丸いベビー用ハサミ
万が一、刃先がお子さんの肌に触れても、傷つけにくいように設計されたものを選びましょう。 - スキバサミ
毛量を調整し、自然な仕上がりにするために非常に便利です。 - コーム(くし)
- (あれば)安全ガード付きの電動トリマー
安全に切るための手順
- 【環境作り】
まず、お子さんがリラックスできる環境を整えましょう。好きなテレビや動画を見せながら行うと、カットの間、集中してくれることが多いです。 - 【濃さの調整】
もみあげが濃い場合は、まずスキバサミを使い、毛の根元を避けて、中間あたりを数回、優しくすいて毛量を減らします。 - 【長さの調整】
コームでもみあげをとかし、理想の長さからはみ出した毛先を、ベビー用ハサミで慎重に、少しずつ切ります。一気に切ろうとしないのが、失敗を防ぐ最大のコツです。 - 【産毛の処理】
輪郭の外側にある産毛が気になる場合は、安全ガード付きの電動トリマーで、肌を傷つけないように優しく処理します。
一番大切なのは、お子さんが動いたら、絶対にハサミを動かさないこと。そして、嫌がったら無理強いせず、その日は中断する勇気を持つことです。
なぜ、子どもの「切り方」はプロの理容師に任せるべきか
ご自宅でのケアも可能ですが、大切なお子さんのことだからこそ、髪を切るプロである理容師に任せることには、計り知れないメリットがあります。
- 理由1:「安全性」が何よりも優先されるから
プロの理容師は、お子さんが不意に動くことを常に想定しながら、カットを進めます。お子さんの頭を優しく、しかし確実に固定する技術や、安全な道具の扱い方は、保護者の方のセルフカットとは比較にならないほどの安心感があります。 - 理由2:子どもを「楽しませる」プロだから
多くの理容師は、お子さんとのコミュニケーションのプロでもあります。楽しい会話や、飽きさせないスピーディーなカット技術で、ヘアカットの時間を「怖いもの」ではなく「楽しいイベント」に変えてくれます。 - 理由3:最高の「似合わせ」を知っているから
お子さんの骨格や髪質、そして可愛らしさや格好良さを瞬時に見抜き、その子の魅力を最大限に引き出す「切り方」を提案してくれます。
オーダーの際は、「もみあげを自然な感じで、すっきりさせてください」「スポーツをしているので、邪魔にならないように短めに」など、お子さんのライフスタイルを伝えると、より良い提案が受けられます。
大切なお子さんの肌と、最高の笑顔を守るために。ぜひ一度、子どもの扱いに慣れたプロの理容師がいる理容室に、親子で足を運んでみてはいかがでしょうか。
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