私たちが接客業で、大切に「心がけていること」
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私たちの仕事は、単にサービスや商品を販売することではありません。お客様が、その方の人生における、かけがえのない時間と、努力して得たお金を使って、私たちのお店を訪れてくださる。その事実を、私たちは決して忘れません。
お客様がお店の扉を開けてから、お帰りになるまでの、その限られた時間の中で、お客様の今日一日が、そして明日からの日常が、ほんの少しでも豊かで、明るいものになるように。
そのために、私たちプロフェッショナルが、常に大切に「心がけていること」があります。
Contents
私たちが心がける、3つの「しない」
最高のサービスを提供するために、まず私たちは、自らを律する3つの「しない」ことを、常に心に刻んでいます。
- 1.「作業」をしない
お客様への対応の一つ一つを、ただの「作業」として流れ仕事で行うことは、決してありません。目の前のお客様は、世界に一人だけの大切な存在です。その方のためだけに、心を込めて、一期一会の精神で向き合います。
- 2.「知ったかぶり」をしない
お客様からのご質問やご要望に対して、曖昧な知識や、その場しのぎの嘘でごまかすことは、プロとして最も恥ずべき行為です。知らないことは正直にお伝えし、責任をもって確認する。その誠実さが、信頼の土台となります。
- 3.「慣れ」や「惰性」に溺れない
毎日同じことの繰り返しのように見えても、全く同じ一日は存在しません。昨日と同じやり方が、今日のお客様にとって最適とは限りません。「これでいいや」という慣れや惰性を捨て、常により良いサービスはないかと、探求し続ける姿勢を持ち続けます。
そして、私たちが心がける、3つの「する」
「しない」ことの先に、私たちが積極的に「する」べき、3つのことがあります。
- 1.お客様の「背景」を想像する
このお客様は、今日、どんな一日を過ごして、どんな気持ちで、このお店に来てくださったのだろうか。その方の言葉や表情の奥にある、ライフスタイルや価値観といった「背景」を、想像力を働かせて感じ取ろうと努めます。
- 2.プロとして「期待」を超える
お客様の要望に100%応えるのは、プロとして当然のことです。私たちが目指すのは、そのさらに一歩先。専門家としての知識と経験を活かし、お客様自身も気づいていなかったような、プラスアルファの価値を提供し、「期待」を超える感動を生み出します。
- 3.最高の「空間」を準備する
お客様に心地よい時間を過ごしていただくために、清潔で、整理整頓された、最高の「空間」を常に準備します。それは、物理的な場所の美しさだけでなく、そこで働く私たち自身の佇まいも含みます。
【私たちの原点】なぜ、理容師は「身だしなみ」を徹底するのか
私たち理容師が、自らの髪型や服装といった「身だしなみ」を、何よりも厳しく律するのには、理由があります。
それは、この身だしなみこそが、これまで述べてきた、私たちの全ての「心がけ」を、無言のうちに体現しているからです。
完璧に整えられた身だしなみは、お客様をお迎えするための最高の準備であり、プロとしての誠実さの証です。それは、私たちの仕事が「作業」ではなく、お客様への敬意であることを示しています。
全ては、お客様の明日が、今日より少しでも輝くために
お客様の時間をいただいている、という感謝。
お客様の期待を超えたい、という情熱。
私たちが心がけている、全てのこと。その目的は、たった一つです。
このお店で過ごした時間が、お客様にとって、明日からの日常を、より前向きに、より豊かに過ごすための、小さなきっかけとなること。
その一心で、私たちは明日もまた、この場所に立ち続けます。
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