【ツーブロック】「サイドのみ」刈り上げるのが大人の新常識。自然で好印象な髪型の作り方
「ツーブロックに挑戦したいけど、襟足まで刈り上げてしまうと、シャープになりすぎるのでは…」
「ビジネスシーンでも通用するような、もっと自然で品のあるスタイルはないだろうか?」
そんな、ヘアスタイルにこだわりを持つ大人の男性が、今こぞって選んでいるのが、刈り上げる範囲をあえて**「サイドのみ」**に限定した、新しいツーブロックスタイルです。
やりすぎない、計算され尽くした引き算のおしゃれ。この記事では、「サイドのみ」ツーブロックの計り知れない魅力から、サロンで失敗しないためのオーダーのコツまで、その全てを詳しく解説します。
なぜ、あえて「サイドのみ」を刈り上げるのか?
全てを刈り上げるのではなく、「サイドのみ」に限定することには、非常に合理的で、賢い理由があります。
メリット1:最も効果的に「膨らみ」を解消できる
多くの日本人男性が悩む、髪が横に広がって頭が大きく見えてしまう問題。その最大の原因は、耳周りを中心としたサイドの髪の膨らみです。この悩みの根源となるサイド部分をピンポイントで刈り上げることで、最小限のカットで、最大限の「すっきり感」と「小顔効果」を得ることができるのです。
メリッ2:やりすぎ感のない、驚くほど「自然」な仕上がり
襟足を刈り上げずに、ハサミで自然にカットして残すため、後ろ姿が非常にナチュラルになります。ツーブロック特有のシャープさや清潔感はしっかりと保ちつつも、威圧感や奇抜さを感じさせない、上品で落ち着いた雰囲気を演出できます。
メリッ3:ツーブロック初心者でも安心して挑戦できる
「いきなり襟足まで刈り上げるのは勇気がいる…」と感じる方にとって、刈り上げる範囲が限定的な「サイドのみ」のスタイルは、心理的なハードルが低く、安心して挑戦できる入門編としても最適です。
メリッ4:ビジネスシーンへの完璧な対応力
清潔感はありながら、過度な主張はない。この絶妙なバランスが、スーツスタイルに完璧にフィットし、どんな業種のビジネスマンにも自信を持っておすすめできる、究極の万能性を生み出します。
「サイドのみ」の完成度は“繋がり”の美しさで決まる
このスタイルの成否を分ける、最も重要なポイント。それは、シャープに刈り上げたサイドと、ハサミでカットして自然に残した襟足や後頭部を、いかに違和感なく、滑らかに繋げるかという点にあります。
この、バリカンとハサミの仕事をシームレスに繋ぐ「グラデーションカット」の技術こそ、プロの理容師の腕の見せ所。この繋がりが不自然だと、スタイル全体がちぐはぐで、素人っぽい印象になってしまうのです。
失敗しない!「サイドのみツーブロック」のオーダー術
サロンであなたの理想を的確に伝えるために、以下のポイントを意識してみてください。
基本のオーダー:「ツーブロックで、刈り上げるのはサイドだけでお願いします」
まずはこの一言で、あなたの基本方針が明確に伝わります。この言葉で、理容師は「襟足は刈り上げずに、自然に繋げるスタイルだな」と理解してくれます。
続けて伝えるべき2つのポイント
- ポイント1:サイドの「薄さ(ミリ数)」「サイドは6mmで、自然な濃淡でお願いします」「3mmですっきりとシャープに見せたいです」など、希望の薄さを伝えましょう。もし迷ったら、「ビジネスでも大丈夫な範囲で、お任せします」といった頼み方でも全く問題ありません。
- ポイント2:後ろの「繋げ方」「後ろは刈り上げずに、自然に繋げてください」と、念のため付け加えることで、あなたの理想のスタイルがより確実に手に入ります。
「サイドのみツーブロック」を活かすスタイリング
日々のスタイリングも非常にシンプルです。
- ドライヤーのかけ方: 膨らみやすいサイドは、ドライヤーの風を上から下に当てて、タイトに乾かします。トップはふんわりと、そして残した襟足は首のラインに沿わせるように乾かすと、美しいシルエットが生まれます。
- スタイリング剤の使い方: トップを中心にスタイリング剤を馴染ませます。サイドの刈り上げ部分につける必要はありません。手に残ったスタイリング剤を、襟足に軽く馴染ませてまとまりとツヤを出すと、より洗練された印象になります。
まとめ
ツーブロックにおいて、あえて「サイドのみ」を刈り上げるスタイルは、清潔感とナチュラルさを最高のバランスで両立させたい、大人の男性のための非常に賢く、洗練された選択肢です。
そのスタイルの美しさは、刈り上げた部分と残した部分を、まるで元から一つであったかのように滑らかに繋ぐ、プロの理容師の繊細なカット技術があってこそ、最高の輝きを放ちます。
やりすぎない、でも確実にかっこいい。そんな絶妙なバランスを求めるなら、ぜひ一度、お近くのメンズヘアサロンで「サイドのみのツーブロック」を相談してみてください。あなたの印象を、よりスマートに、より知的に格上げすることをお約束します。