2025.09.16

面長の方に似合う坊主頭とは｜顔の長さを感じさせない髪型の作り方

fnbbsp0530

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Contents

面長と坊主頭、バランスの考え方
面長の方が避けるべき坊主の形
似合わせるための長さの黄金比
印象を和らげるその他の工夫
まとめ：専門家と作る、あなただけのバランス

面長と坊主頭、バランスの考え方

知的でシャープな印象を与える、面長の顔立ち。その魅力を活かしつつ、すっきりとした坊主頭に挑戦してみたいとお考えの方の中には、「坊主頭にすることで、顔の長さがより強調されてしまうのではないか」と、ご心配される方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、髪型のバランスを何も考えずに、ただ全体を短く刈り上げてしまうと、そのご懸念が現実のものとなってしまう可能性はございます。しかし、ご安心ください。髪の長さの「バランス」をほんの少し意識して調整するだけで、そのお悩みは解消され、むしろ面長の持つ洗練された魅力を最大限に引き立てる、最高の坊主頭にすることができるのです。

面長の方が避けるべき坊主の形

まず、面長の顔立ちの方が坊主頭にする際に、避けた方が良いとされる髪型についてご説明いたします。それは、髪型全体のシルエットが「縦」に長く見える形です。

具体的には、頭頂部（トップ）の髪を高く立たせるような、過度なソフトモヒカンスタイルは、顔の縦の長さをさらに助長してしまうため、注意が必要です。同様に、側頭部（サイド）を極端に短く、例えば剃り上げるほどに刈り込んでしまうと、頭の横幅が狭く見え、相対的に顔の長さが際立ってしまうことがあります。

似合わせるための長さの黄金比

では、どのようにすれば、顔の長さを感じさせない、バランスの良い坊主頭になるのでしょうか。その秘訣は、先ほど避けるべきとした形の、逆の考え方にあります。つまり、「トップの高さを抑え、サイドに丸みや幅を持たせる」ことで、髪型全体のシルエットを、縦長ではなく、ひし形や横長の印象に近づけるのです。

これを実現するための具体的な長さの例としては、「トップを6mm、サイドを9mm」といったように、あえてサイドの髪をトップよりも長く残す、という考え方があります。あるいは、「トップもサイドも9mm」というように、あまり高さが出ない、少し長めの均一な長さに設定するのも、大変効果的です。こうすることで、視覚的に横への広がりが生まれ、顔の縦の印象が和らぎます。

印象を和らげるその他の工夫

長さのバランス以外にも、面長の印象を補正するための、いくつかの工夫があります。例えば、前髪の生え際のラインを、少しだけ横に広がるように、あるいは角を残すように整えることで、額が広く見え、顔の縦の長さが短く見える効果があります。

また、顎や頬に髭（ひげ）を蓄えることも、顔の下半分に視線を集め、全体の重心を下げる上で非常に有効な手段です。さらに、眼鏡をかける習慣のある方であれば、少し横に幅のあるデザインのフレームを選ぶことで、視覚的に横のラインを強調し、顔全体のバランスを美しく整える助けとなります。

まとめ：専門家と作る、あなただけのバランス

面長の方が坊主頭を最高に似合わせるための鍵は、ご自身の顔の形を深く理解し、「縦のラインを強調しない」という基本の考え方のもとで、最適なバランスを見つけ出すことにあります。

このような、お客様一人ひとりの顔の形に合わせた、ミリ単位での繊細な長さの調整や、生え際の線の作り方こそが、私達、髪の専門家である理容師の最も得意とするところです。「自分は面長だから、坊主は似合わないかもしれない」と、これまで諦めていらっしゃいませんでしたか。私達は、お客様の顔の形を欠点としてではなく、活かすべき大切な個性として捉えています。お客様の魅力を最大限に引き出す、最高のバランスを一緒に見つけさせていただきますので、ぜひ一度、お悩みをお聞かせください。

FRESHNESS BARBER shop