2025.09.16

坊主頭の頭皮の日焼け｜正しい対策と起きてしまった後の対処法

fnbbsp0530

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Contents

坊主頭の唯一の弱点？「頭皮の日焼け」
なぜ頭皮の日焼けは危険なのか
今日から始めるべき、頭皮の日焼け対策
- 帽子をかぶる習慣
- 頭皮にも使える日焼け止めの活用
もし頭皮が日焼けしてしまったら

坊主頭の唯一の弱点？「頭皮の日焼け」

すっきりと清潔感があり、手入れも簡単な坊主頭は、特に汗をかく季節にはこの上なく快適な髪型です。しかし、その快適さと引き換えに、一つだけ、これまで以上に気をつけなければならない、大切な注意点があります。それが「頭皮の日焼け」です。

本来、髪の毛は、私たちの頭を強い日差しから守る、天然の帽子の役割を果たしてくれています。その髪の毛が短くなる坊主頭は、頭皮が直射日光、特に有害な紫外線の影響を直接受けやすい、無防備な状態にあるのです。しかし、正しい知識を持って事前に対策し、万が一日焼けしてしまった場合にも適切に対処すれば、何も恐れることはありません。

なぜ頭皮の日焼けは危険なのか

顔や腕の皮膚と同じように、頭皮も日焼けをします。強い紫外線を長時間浴びれば、頭皮は軽いやけどを起こしたのと同じ状態になり、赤く腫れてヒリヒリとした痛みを伴います。症状がひどい場合には、水ぶくれができてしまうことさえあります。

そして、日焼けの直接的な痛み以上に厄介なのが、その後の影響です。日焼けした頭皮は、水分が失われ、極度に乾燥した状態になります。この乾燥が、かゆみや、皮がむけることによるフケといった、不快な頭皮トラブルを引き起こす大きな原因となるのです。清潔感を保ちたい坊主頭にとって、これは避けたい事態と言えるでしょう。

今日から始めるべき、頭皮の日焼け対策

大切な頭皮を日焼けから守るためには、難しいことは何もありません。いくつかの簡単な習慣を身につけるだけで、その危険性は大幅に減らすことができます。

帽子をかぶる習慣

最も基本的で、そして最も効果的な対策は、屋外で活動する際には帽子をかぶることです。特に、日差しが強くなる春の終わりから夏、そして秋口にかけては、外出時の必需品と考えると良いでしょう。通気性の良い素材のものを選べば、熱がこもる不快感もありません。

頭皮にも使える日焼け止めの活用

お仕事などの都合で帽子をかぶれない場面も多いことでしょう。そのような場合には、頭皮にも使用できる日焼け止め製品の活用が大変お勧めです。近年では、髪についてもべたつかないスプレータイプのものや、塗りやすい液体タイプのものなど、様々な製品が市販されています。

もし頭皮が日焼けしてしまったら

どれだけ気をつけていても、うっかり日焼けをしてしまうことはあるものです。もし頭皮が赤くなり、熱を持っているように感じたら、慌てずに適切な対処をしましょう。

まず、日焼けは炎症ですので、冷やすことが最も重要です。冷たい水で濡らしたタオルや、保冷剤をタオルで包んだものなどを頭皮に優しく当てて、ほてりが収まるまで安静にしましょう。

そして、ほてりが引いた後は、失われた水分を補うための「保湿」が鍵となります。日焼け後の敏感な頭皮にも使える、刺激の少ない化粧水や保湿ジェルなどを、優しく頭皮に馴染ませてあげてください。この時、アルコール成分が含まれているものは、かえって刺激になることがあるため避けた方が賢明です。皮がむけてきても、無理に剥がしたりせず、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。

坊主頭は、頭皮の状態がその人の印象を直接左右する髪型です。日焼けによるダメージは、見た目の清潔感を損なうだけでなく、健やかな髪を育む土壌そのものにも影響を与えかねません。私達理容師は、お客様の髪を切るだけでなく、皆様の頭皮の状態を最も間近で確認し、その時々に合わせた最適な手入れの方法を助言させていただく専門家です。頭皮の日焼けや、それに伴うトラブルが気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

FRESHNESS BARBER shop