男の子の髪型は「トップ」の作り方が鍵!人気のヘアスタイルとセットのコツ
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お子様のヘアスタイルを考える時、すっきりとしたサイドや、邪魔にならない前髪はもちろん大切です。しかし、ヘアスタイル全体の印象、そして「かっこよさ」を最終的に決定づけているのが、実は頭頂部である「トップ」の部分のデザインであることをご存知でしょうか。トップにボリュームがあるのか、動きがあるのか、それともタイトなのか。このトップの作り方一つで、同じようなショートヘアでも、その印象は全く異なるものになります。この記事では、男の子の髪型における、最も重要なパーツ「トップ」のデザインに焦点を当て、人気のスタイルと簡単なセットのコツについて詳しく解説していきます。
Contents
なぜ髪型の印象は「トップ」で決まるのか
ヘアスタイル全体において、トップはまさに「主役」とも言える、重要な役割を担っています。
理由1:全体の「シルエット」を司る
- 高さと丸み
ヘアスタイル全体の骨格、つまり「シルエット」は、トップの髪の長さや量感、そしてカットの仕方によって作られます。例えば、トップに高さを出すことで、頭の形を縦長の理想的な「ひし形」に近づけたり、後頭部に丸みを持たせることで、絶壁をカバーしたりと、骨格を補正する上でも、トップのデザインは非常に重要です。
理由2:「動き」や「束感」を生み出す主役
- デザインの中心
ワックスなどをつけた時に生まれる、おしゃれな「動き」や「束感」は、主にトップの髪によって表現されます。トップの髪が、どのようにカットされ、どのくらいの軽さがあるかによって、スタイリングのしやすさや、表現できる質感の幅が大きく変わってきます。
理由3:ボリューム感をコントロールする場所
- 印象操作
ヘアスタイルが、ふんわりとボリュームがあるように見えるか、それともペタッと平坦に見えるか。その印象を最も大きく左右するのも、トップの状態です。髪質が細く、ボリュームが出にくいお子様でも、トップのカットを工夫することで、髪を豊かに見せることが可能です。
【トップのデザイン別】人気の男の子ヘアスタイル
トップ部分のデザインに注目して、人気の高い男の子のヘアスタイルを種類別にご紹介します。
活発で元気な「立ち上げ」スタイル
- 代表的な髪型
ソフトモヒカン - 作り方のポイント
トップの中心部分の髪を、サイドよりも少し長めに残し、すきバサミなどで軽さを出すことで、ワックスをつけた時に、髪が自然に立ち上がりやすいようにカットします。元気でスポーティーな印象になります。
おしゃれで優しい「丸み」のあるスタイル
- 代表的な髪型
マッシュスタイル - 作り方のポイント
トップから前髪にかけて、長さを残し、頭の丸みに沿うように、滑らかなグラデーションでカットしていきます。優しく、トレンド感のあるおしゃれな雰囲気を演出します。
こなれ感のある「動き」のあるスタイル
- 代表的な髪型
レイヤーショート、パーマスタイル - 作り方のポイント
トップの表面にレイヤー(段差)を入れることで、髪に軽さと、自然な動きが生まれます。直毛で動きが出にくいお子様には、ごくゆるめのパーマをトップにかけるだけで、見違えるほどスタイリングがしやすくなります。
失敗しない!トップをオーダーする時のコツ
サロンで、理想のトップデザインを手に入れるための、簡単なオーダーのコツです。
理想のスタイルを「写真」で見せる
- 最も確実な方法
トップの質感や動きといった、細かいニュアンスを言葉だけで伝えるのは非常に難しいものです。理想とするヘアスタイルの写真を用意し、「この写真のように、トップに動きが欲しいです」と、視覚的にイメージを共有するのが最も確実です。
「長さ」と「軽さ」の希望を伝える
- 具体的な言葉で
「トップは、ワックスで遊べるくらいの長さを残してほしい」「重く見えないように、軽くしてください」といったように、あなたが希望するトップの長さや質感について、具体的な言葉で伝えましょう。
悩みを相談する(トップが平ら、つむじが割れるなど)
- プロによる骨格補正
「うちの子、頭のハチが張っていて、トップが平らに見えやすいんです」「ここのつむじが、いつもパックリ割れてしまうのが悩みです」といった、骨格や生え癖に関する悩みを正直に伝えることも、非常に重要です。プロの理容師は、その悩みをカバーするための、最適なトップの作り方を知っています。
自宅でできる、トップの簡単スタイリング術
サロンでの仕上がりを、ご自宅で再現するための、最も重要なポイントをご紹介します。
ドライヤーで根元を立ち上げる
- ボリュームの基本
どんなスタイルでも、トップのセットの基本は、ドライヤーで「根元を立ち上げる」ことです。髪を乾かす際に、ボリュームを出したいトップ部分の髪を、指で優しく持ち上げたり、いろんな方向に擦ったりしながら、根元に温風を当ててあげましょう。これだけで、スタイリングの土台となる、ふんわりとしたボリュームが生まれます。
ワックスを揉み込んで束感を作る
- 仕上げのテクニック
ドライヤーでベースを作ったら、ごく少量のワックスを手のひらに伸ばし、トップの髪を優しく握るように、あるいは揉み込むようにして馴染ませます。最後に、指先で毛束をつまんで、全体のシルエットを整えれば、おしゃれなスタイルの完成です。
まとめ
男の子のヘアスタイルにおいて、「トップ」は、全体のシルエット、ボリューム感、そしてデザイン性を決定づける、まさに司令塔のような存在です。そして、お子様一人ひとりの頭の形や髪質、生え癖を完璧に見極め、最もバランスが良く、最もかっこよく見えるトップをデザインするのは、プロの理容師の腕の見せ所。それは、ただ髪を切るだけでなく、まるで彫刻を掘るかのような、繊細な作業なのです。お子様の魅力を最大限に引き出す、本当に質の高い髪型を手に入れたいなら、ぜひ一度、メンズカットを極めた経験豊富なプロの理容師にご相談ください。
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