メンズパーマのセットはムースが簡単!基本の使い方と選び方をプロが解説
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せっかくメンズパーマをかけておしゃれなスタイルを手に入れたのに、「毎朝のスタイリングがうまくいかない」「ワックスを使うとベタついて重くなるし、ジェルだとパリパリに固まりすぎる…」。そんなスタイリング剤選びの悩みを抱えていませんか。そんな悩めるメンズパーマ派に、ぜひ一度試してほしいのが、実はパーマスタイルと非常に相性の良い「ヘアムース」です。この記事では、なぜムースがメンズパーマと相性抜群なのか、その理由から初心者でもプロのように仕上げるための正しい使い方までを、詳しく解説していきます。
Contents
なぜメンズパーマに「ヘアムース」が相性抜群なのか
ワックスやジェルがメンズスタイリングの主流と思われがちですが、ヘアムースにはパーマヘアの魅力を最大限に引き出す、優れた特性があります。
パーマのカールを美しく再現する力
- 水分の効果
パーマは、髪が濡れている時にカールが最もはっきりと現れるという性質を持っています。ヘアムースは、その泡の中に水分とスタイリング成分を豊富に含んでいるため、乾いて少し伸びてしまったパーマのカールを、濡れていた時のようなリッジの効いた美しい状態に戻しながら、そのままキープすることができるのです。
ふんわり軽い質感でボリュームをキープ
- 重さが出ない
ワックスなどの固形スタイリング剤は、付けすぎるとその重みで、せっかくのパーマのふんわりとしたボリューム感を潰してしまうことがあります。その点、ヘアムースは泡状で非常に軽く、ショートからミディアムまで、レングスを問わずエアリーな質感を損なうことなくカールを維持できます。
誰でも簡単な操作性
- ムラなく馴染む
泡状のテクスチャーは髪全体に簡単に行き渡りやすく、スタイリング剤を均一に付けるのが苦手な方でも、ムラになりにくいという大きなメリットがあります。髪に揉み込むだけで、誰でも簡単にプロのような仕上がりを再現しやすいのです。
なりたいスタイルで選ぶ!ヘアムースの種類
ヘアムースにも、仕上がりの質感やセット力によって様々な種類があります。自分のなりたいスタイルに合わせて選びましょう。
ソフトタイプ(ナチュラルな仕上がり)
- 特徴とおすすめスタイル
髪を固めずに、柔らかく自然な質感を出すのが得意です。作り込みすぎていない、ゆるめのパーマやナチュラルなスタイルに最適。パーマ本来の動きを活かしたい方におすすめです。
ハードタイプ(しっかりキープ)
- 特徴とおすすめスタイル
高いセット力とキープ力を持ち、作ったカールを一日中しっかりと維持します。スパイラルパーマのような動きの強いスタイルや、湿気が多い日でもスタイルを崩したくない場合に適しています。
ウェットタイプ(ツヤ・濡れ髪)
- 特徴とおすすめスタイル
濡れたような上品なツヤ感を演出し、色気のあるウェットヘアに仕上げることができます。パーマの束感を際立たせ、モードでおしゃれな雰囲気を求める方におすすめです。
これだけ覚えればOK!ムースの基本的な使い方
ヘアムースの使い方は非常にシンプルです。以下の4つのステップを覚えるだけで、毎日のスタイリングが劇的に変わります。
ステップ1:髪を濡らしてカールをリセット
- 全ての基本
スタイリングを始める前に、まずはシャワーやスプレイヤーなどで髪の根元から全体をしっかりと濡らしましょう。寝癖を取り、乾いて伸びてしまったパーマのポテンシャルを最大限に引き出すための、最も重要な準備段階です。
ステップ2:タオルドライで水分調整
- ウェット状態がベスト
ゴシゴシと擦らず、タオルで髪を優しく挟み込むようにして水分を拭き取ります。水がポタポタと滴り落ちない程度、髪がしっとりと湿っている「ウェットな状態」が、ムースを付けるのに最適なタイミングです。
ステップ3:適量を手に取り、髪に揉み込む
- 量の目安
使用前に容器をよく振ってから、ゴルフボール1個分程度を目安に手のひらに出します(ショートヘアならピンポン玉くらいでもOK)。髪の量に合わせて調整してください。 - 付け方のコツ
泡を手のひらに広げ、毛先を中心に、髪全体を優しく握るように(揉み込むように)して馴染ませます。地肌ではなく、髪の毛そのものに付けることを意識しましょう。
ステップ4:自然乾燥 or ドライヤーで仕上げ
- 質感のコントロール
ウェットな質感を強く残したい場合は、そのまま自然乾燥させるのがおすすめです。ふんわりとしたボリューム感を出したい場合は、ドライヤーの最も弱い風を使い、カールを下から持ち上げるように優しく乾かして仕上げます。
ワックスとの使い分けは?
ムースとワックス、どちらを使えば良いか迷うこともあるでしょう。簡単な使い分けの基準をご紹介します。
ムースがおすすめな場合
- カールを活かしたい時
パーマによって作られたウェーブ感やカール感を、そのままの形で美しく再現したい時は、水分を多く含むムースが最適です。
ワックスがおすすめな場合
- 束感や動きを細かく作りたい時
毛束を指でねじったり、毛先の方向性を細かくコントロールしたりして、よりデザイン性の高いスタイルを作りたい場合は、操作性に優れたワックスの方が適しています。
まとめ
ヘアムースは、メンズパーマのカールを最も美しく、かつ簡単に再現できる、非常に相性の良いスタイリング剤です。「濡れた髪に揉み込むだけ」という手軽さで、初心者の方でもプロがセットしたような仕上がりに近づけるのが大きな魅力です。しかし、あなたのパーマの強さや髪質、なりたいスタイルによって、最適なムースの種類や使い方は微妙に異なります。自分の魅力を最大限に引き出すスタイリング方法を知るためには、髪のプロフェッショナルである理容師に、直接アドバイスを求めるのが一番の近道です。
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