散髪の頼み方「短髪」編|理想のスタイルを創る、3つの選択
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男性のヘアスタイルの基本であり、その人の清潔感や個性を最も雄弁に語る「短髪」。しかし、いざ散髪に行き、「短髪で」と注文しても、その言葉が指し示すスタイルは、まさに千差万別です。
あなたの理想の短髪は、実は、いくつかの簡単な「選択」を積み重ねることで、創り上げられていきます。この記事では、あなたの理想のスタイルを叶えるための、3つの重要な選択について、分かりやすく解説します。
Contents
選択1:サイドの作り方で、全体の骨格を決める
まず、ヘアスタイル全体の骨格となり、現代的な印象を決定づける、サイド(横)のデザインから考えましょう。
メリハリの「ツーブロック」か、自然な「グラデーション」か
- ツーブロックを選ぶ場合
特徴
サイドをすっきりと刈り上げ、その上のトップの髪を、あえて繋げずに、少し長めに残して被せるスタイルです。メリハリが効いており、非常に現代的で、おしゃれな印象になります。サイドの髪が広がりやすい、という悩みを解決する効果もあります。
頼み方
「サイドは、ツーブロックでお願いします。刈り上げる長さは6mmくらいで、すっきりとさせてください」 - グラデーションを選ぶ場合
特徴
短いサイドの髪と、長いトップの髪を、滑らかな色の濃淡(グラデーション)を描くように、自然に「繋げる」スタイルです。クラシックで、まとまりのある、誠実な印象を与えます。
頼み方
「サイドは、トップに自然に繋がるように、グラデーションで刈り上げてください」
選択2:トップの長さと質感で、個性を表現する
次に、ヘアスタイルの表情を創り出す、トップ(上)部分のデザインを決めます。
あなたのライフスタイルに合わせて
- 短くして、動きを出す
特徴
ワックスなどのスタイリング剤をつけた際に、髪がツンツンと立ち上がったり、毛束感が出たりする、活動的で、若々しいスタイルです。
頼み方
「トップは短くして、ワックスをつけた時に、束感が出るように軽くしてください」 - 長さを残し、流れを創る
特徴
七三分けや、オールバックといった、櫛(コーム)やブラシで、きれいに毛流れを整える、より大人っぽく、落ち着いたスタイルです。
頼み方
「トップは、七三に分けられるくらいの長さを残して、あまりすかずに、まとまりを良くしてください」
選択3:前髪のデザインで、第一印象を操る
最後に、あなたの顔の印象を、最も大きく左右する、前髪のデザインを決めましょう。
上げるか、下ろすか、流すか
- 上げる(アップバング)
印象
おでこをすっきりと出すことで、自信に満ちた、快活な印象になります。ビジネスシーンで、最も好感度の高いスタイルです。
頼み方
「前髪は、上げてセットできるように、長さを調整してください」 - 下ろす
印象
優しく、若々しい印象になります。トレンド感のある、おしゃれな雰囲気を演出できます。
頼み方
「前髪は、眉毛にかからないくらいの長さで、下ろせるようにお願いします」 - 流す
印象
知的で、落ち着いた、品格のある大人の印象を与えます。
頼み方
「横に、自然に流せるようにしてください」
最高の選択は、プロとの相談から生まれる
これらの選択肢の中から、あなたに最も似合う組み合わせを見つけ出すのが、プロの理容師の仕事です。
なぜ、理容師に相談すべきなのか
- あなただけの骨格と髪質への「似合わせ」
プロの理容師は、お客様一人ひとりの頭の形や、骨格、そして髪質や生えグセを瞬時に見極めます。そして、あなたが選んだスタイルの選択肢を、あなたの個性に、最も似合う形で実現するための、微調整を加えてくれるのです。 - 写真という、共通言語
もちろん、あなたの理想とするスタイルの写真を見せるのが、これらの選択肢のイメージを、最も簡単で、確実に共有できる方法です。写真を見せた上で、「このスタイルは、自分に似合いますか?」と、プロの意見を求めてみましょう。
まとめ
散髪で、理想の「短髪」を注文するための、頼み方の基本。それは、まず、あなたが「どんな自分になりたいか」を考え、そのイメージに合わせて、「サイドの作り方」「トップのデザイン」「前髪の方向性」という、3つの簡単な選択をしてみることです。
そして、そのあなたの選択を、プロの理容師に相談してみてください。プロは、あなたの最高のパートナーとして、あなたの選択を尊重し、それを、あなただけの、最高のヘアスタイルへと、昇華させてくれるはずです。
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