床屋での頼み方「上」はどう伝える?髪型の印象を決めるオーダー術
sho0202
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
床屋や理容室でヘアスタイルを注文する際、「サイドと後ろはすっきりと」とは伝えられても、髪型全体の印象を決定づける最も重要な「上(トップ)」の部分を、どう説明すれば良いか悩んでしまう。そんな経験はありませんか。トップの長さや量、質感は、あなたのヘアスタイルの個性を創り出す中心です。この記事では、あなたの理想を的確に伝えるための、トップ部分の頼み方について、分かりやすく解説します。
Contents
なぜ「上」のスタイルが、髪型全体の印象を左右するのか
トップは、ヘアスタイルにおける「顔」とも言える部分です。
ボリュームと動きの中心
- 髪型のシルエットを決める
トップの長さをどのくらい残し、どのくらいのボリューム感に仕上げるかによって、ヘアスタイル全体のシルエット(形)が決まります。シャープに見せるか、柔らかく見せるか、その鍵を握るのがトップのデザインです。 - 日々のスタイリングの要
朝、鏡の前でワックスなどをつけてスタイリングする際、最も動きを出したり、形を整えたりするのが、このトップの部分です。トップが理想通りにカットされているかどうかで、毎日のスタイリングのしやすさが劇的に変わります。
一番確実なのは、やはり「写真」を見せること
言葉での説明に自信がない場合、これが最も簡単で確実な方法です。
理想のイメージを正確に共有
- 準備するもの
スマートフォンなどに、あなたの理想とするヘアスタイルの、特にトップ部分の長さや質感が分かりやすい写真をいくつか保存しておきましょう。 - 簡単な伝え方
その写真を見せながら、「トップは、これくらいの長さで、こんな風に動きが出る感じにしたいです」と伝えるだけで、あなたの理想のイメージを理容師と正確に共有することができます。
言葉で伝える、基本的な「上」の頼み方
写真がない場合でも、いくつかの基本的な言葉を知っておくだけで、あなたの希望を具体的に伝えることができます。
長さ・量・質感・毛流れで伝える
- 長さについて
「眉毛にかかるくらい」「指でつまめるくらい残して」「短く立たせる感じで」など、具体的な基準を交えて伝えると、長さのイメージが共有しやすくなります。 - 量(ボリューム)について
「量を減らして、軽くしてください」「すきバサミで、全体的に量を調整してください」といった伝え方で、ボリューム感を調整してもらいましょう。 - 質感について
「ワックスをつけた時に、束感が出るようにしてください」「サラッと自然に流せるような感じに」など、どのような質感にしたいかを伝えると、より理想に近い仕上がりになります。 - 毛流れ(スタイリングの方向)について
「右(あるいは左)に流しやすいように」「前に下ろす感じで」「後ろに流す(オールバック)スタイルにしたい」など、普段どのようにスタイリングしたいかを伝えましょう。理容師は、その毛流れを作りやすいようにカットしてくれます。
悩みや希望から伝える、オーダー方法
専門的な言葉が分からなくても、全く心配ありません。ご自身の悩みや、普段感じていることをそのまま伝えるのが、実は非常に有効な方法です。
具体的な言葉がなくても、プロは理解します
- ボリュームに関する悩み
「トップがぺたんとしてしまうので、ふんわりとボリュームが出るようにしたい」「髪が多くて、頭が大きく見えてしまうので、ボリュームを抑えたい」 - スタイリングに関する希望
「朝、スタイリングが楽なようにしてほしい」「あまりセットしなくても、形になるように」 - 生えグセに関する悩み
「ここのつむじが、いつもパックリと割れてしまうので、目立たないようにしてほしい」
まとめ:最高のスタイルは、理容師との対話から生まれます
床屋での髪型の頼み方に、完璧な正解はありません。一番大切なのは、分からないことを恥ずかしがらず、あなたの希望や悩みを、素直に理容師に伝えてみることです。
優れた理容師は、お客様との対話を通じて、言葉の裏にある「なりたいイメージ」を正確に汲み取り、それをプロの技術で形にする専門家です。彼らは、あなたの髪質や骨格、生えグセを見極め、あなたにとって最も似合う、そして最も手入れのしやすいスタイルを提案してくれます。
ぜひ、安心して、理容師との対話を楽しんでみてください。そこから、あなただけの最高のヘアスタイルが生まれるはずです。
ABOUT ME