床屋での頼み方「後ろ」はどう伝える?理想の髪型を叶えるオーダー術
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床屋や理容室に行った際、前髪やトップの長さは伝えやすいけれど、「後ろは、どうしますか?」と聞かれて、どう説明すれば良いか分からず、結局「おまかせで」と答えてしまう。そんな経験はありませんか。自分では見ることのできない後ろ姿は、理想のヘアスタイルを伝えるのが最も難しい部分です。しかし、いくつかのポイントや言葉を知っておくだけで、あなたのオーダーは驚くほどスムーズになります。この記事では、床屋での「後ろ」の頼み方について、分かりやすく解説します。
Contents
なぜ「後ろ」のスタイルが重要なのか
自分では見えない部分だからこそ、プロの技術が光り、そして全体の印象を大きく左右するのが、後ろ姿です。
横顔と全体のシルエットを決める
- 横からの印象
襟足や後頭部の形は、あなたの横顔の印象を決定づけます。後頭部に丸みを持たせるのか、襟足をシャープに引き締めるのかで、全体のシルエットは大きく変わります。 - 清潔感の要
特に男性の短髪スタイルにおいて、襟足がすっきりと整えられているかどうかは、その人の清潔感を測る上で非常に重要なポイントになります。
写真を見せるのが一番確実で簡単な方法
言葉で説明するのが難しいと感じるなら、これが最も確実な方法です。
理想のイメージを共有する
- 準備するもの
スマートフォンなどに、あなたの理想とするヘアスタイルの、特に「後ろ」や「横」からのアングルが分かりやすい写真をいくつか保存しておきましょう。 - 簡単な伝え方
理容師にその写真を見せて、「後ろは、こんな感じの雰囲気にしたいです」と伝えるだけで、言葉で説明するよりも遥かに正確に、あなたの理想のイメージを共有することができます。
言葉で伝える、基本的な「後ろ」の頼み方
写真がない場合でも、いくつかの基本的な言葉を知っておくと、イメージを伝えやすくなります。
刈り上げの種類と襟足の形
- 刈り上げますか? 刈り上げませんか?
まず、襟足をバリカンなどで短く「刈り上げる」か、ハサミで「刈り上げずに自然に」残すかが、大きな分岐点です。「すっきりとさせたい」なら刈り上げ、「自然な感じが良い」なら刈り上げない、という風に伝えましょう。 - 刈り上げの高さ
刈り上げる場合、その高さを伝えます。「低め」「普通」「高め」といった言葉で大丈夫です。低めはより自然に、高めはよりシャープで個性的な印象になります。 - グラデーション/ぼかし
最近の主流は、刈り上げの境目がくっきりと線にならず、下から上に向かって滑らかな色の濃淡(グラデーション)になるように「ぼかす」スタイルです。「自然に繋がるようにしてください」と伝えると良いでしょう。
イメージを伝える頼み方も非常に有効です
専門用語が分からなくても、全く問題ありません。あなたのなりたい雰囲気を伝えるだけでも、プロはイメージを汲み取ってくれます。
専門用語が分からなくても大丈夫
- 「すっきりと、清潔感のある感じで」
この言葉は、多くの場合、襟足を短めにして、ある程度刈り上げるスタイルを指します。ビジネスシーンにも最適な、好印象を与えるスタイルです。 - 「自然な感じで、伸ばしやすいように」
この場合は、襟足を刈り上げずに、自然な毛流れに沿って長さを整えることが多いです。今後、髪を伸ばしていきたいと考えている方にも適したオーダーです。 - 「スーツに似合うように、きっちりと」
これも、清潔感を重視した、ビジネス向けのスタイルを希望する際に有効な伝え方です。
一番大切なのは、プロに気軽に相談すること
完璧な言葉で伝える必要は全くありません。大切なのは、コミュニケーションです。
プロはあなたの「なりたい」を引き出します
- 丁寧なカウンセリング
優れた理容師は、たとえお客様のオーダーが曖昧であっても、お客様の頭の形や髪の生え方を見極め、「こういうスタイルはいかがですか?」と、具体的な提案をしてくれます。 - 最適なスタイルの提案
あなたの言葉や雰囲気から、あなたのライフスタイルや好みを察し、あなたにとって最も似合う、そして手入れのしやすい後ろ姿を提案するのが、プロの仕事です。
まとめ
床屋での「後ろ」の頼み方は、まず理想の「写真を見せる」のが最も簡単で確実です。もし言葉で伝えるなら、「刈り上げるかどうか」を基本に、「すっきりと」や「自然に」といった、あなたのなりたいイメージを伝えるだけでも、十分に意図は伝わります。
そして何よりも、分からないことを恥ずかしがる必要は全くありません。プロの理容師は、お客様との対話を通じて、理想のスタイルを一緒に創り上げていくパートナーです。ぜひ、安心して、あなたの希望を相談してみてください。
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