【メンズ髪型】髪の色で印象は変わる!人気のヘアカラーから自分に似合う色の見つけ方まで
「カットは変えずに、ガラッと雰囲気を変えたい」
「自分をもっとお洒落に見せたいけど、何から始めればいいかわからない」
そんな風に感じているなら、最も効果的な方法が「髪の色を変えること(ヘアカラー)」です。髪色一つで、人の印象は驚くほど変わります。清潔感、知的さ、ワイルドさ、ミステリアスな雰囲気まで、なりたい自分を自在に演出できるのです。
この記事では、これからヘアカラーに挑戦したい方や、次にどんな色にしようか迷っている方のために、人気のヘアカラーから自分に似合う色の見つけ方、そして長持ちさせる秘訣まで、その全てを詳しく解説します。
髪色を変えるメリットとは?なぜヘアカラーは楽しいのか
ヘアカラーには、あなたの毎日をより豊かにする、たくさんのメリットが隠されています。
- 印象を自在にコントロール明るい色は快活で親しみやすい印象に、暗い色は落ち着いた知的な印象に。髪色をコントロールすることで、なりたい自分へとセルフプロデュースできます。
- 髪に立体感と動きをプラス単色の黒髪に比べ、カラーリングした髪は光の当たり方で様々な表情を見せます。髪の動きやスタイリングで作った束感が強調され、ヘアスタイル全体がより立体的に見えます。
- 肌の色をきれいに見せる効果も自分に合った髪色を選ぶと、肌のトーンがアップして見えたり、顔色が良く見えたりする効果も。自分をより魅力的に見せるための重要な要素です。
- ファッションがもっと楽しくなる髪色に合わせて服を選んだり、今まで挑戦しなかった色の服が似合うようになったり、お洒落の幅がぐっと広がります。
まずはこれ!メンズに人気の定番ヘアカラー一覧
数あるヘアカラーの中から、特にメンズに人気の高い定番の系統をご紹介します。
アッシュ系
赤みを抑える効果のある「くすみカラー」。日本人特有の髪の赤みを消し、クールで透明感のある印象を与えます。光に当たると透けるような質感が魅力です。
- 代表的な色: アッシュブラック、アッシュブラウン、アッシュグレー
ベージュ・ブラウン系
柔らかくナチュラルな印象を与える、挑戦しやすい王道カラー。どんなファッションにも馴染みやすく、優しく親しみやすい雰囲気を演出します。
- 代表的な色: ミルクティーベージュ、マロンブラウン、ピンクブラウン
ハイトーン系
ブリーチ(脱色)を前提とした、明るく透明感のあるカラー。個性を最大限に表現でき、周囲と差がつくスタイルが叶います。
- 代表的な色: シルバー、ホワイトブロンド、ペールピンク
デザインカラー
髪全体ではなく、部分的にカラーリングを施すスタイル。髪が動いた時にチラリと見えるインナーカラーや、立体感を出すメッシュ(ハイライト)など、さりげないお洒落を楽しみたい方におすすめです。
“似合う髪色”を見つけるための3つのヒント
無数の選択肢の中から、自分に似合う色を見つけるためのヒントをご紹介します。
ヒント1:肌の色で選ぶ(パーソナルカラー)
自分の肌が黄みがかっているか(イエローベース/イエベ)、青みがかっているか(ブルーベース/ブルベ)で、似合う色の傾向が変わります。
- イエベの方: 温かみのあるブラウン系、ベージュ系、オリーブ系などが肌によく馴染みます。
- ブルベの方: 寒色系のアッシュ系、グレー系、ラベンダー系などが肌の透明感を引き立てます。
ヒント2:ライフスタイルで選ぶ
まずは、自分の生活環境で許される髪の明るさ(トーン)を考えましょう。「仕事や学校で派手な色はNG」「就職活動を控えている」など、ライフスタイルに合わせた色選びが大切です。
ヒント3:ブリーチをするか・しないか
- ブリーチなし: 髪へのダメージを最小限に抑えられます。深みのある落ち着いた色合いになり、色持ちも良いのが特徴です。
- ブリーチあり: 透明感のあるハイトーンや、鮮やかな色味を表現できます。ただし、髪へのダメージは大きく、こまめなケアが必須になります。
知っておきたいヘアカラーの基本と長持ちの秘訣
せっかく綺麗に染めた色は、1日でも長く楽しみたいもの。カラーを長持ちさせるには、日々のケアが重要です。
- カラーシャンプーの使用特にアッシュ系やハイトーンの場合は、色落ちすると出てくる黄ばみを抑える「紫シャンプー(ムラシャン)」の使用が効果的です。褪色しても綺麗な色味を保てます。
- 洗浄力のマイルドなシャンプーを選ぶ市販のシャンプーの中には洗浄力が強く、色落ちを早めてしまうものもあります。アミノ酸系など、髪と頭皮に優しいシャンプーを選びましょう。
- 濡れたまま放置しない髪が濡れている時はキューティクルが開いており、色が流出しやすい状態です。お風呂から出たら、できるだけ早くドライヤーで乾かしましょう。
理容室で理想の髪色を叶えるオーダーのコツ
理想の色を叶えるには、理容師とのイメージ共有が何よりも大切です。
- 理想の髪色の写真を見せるこれが最も確実です。「この写真の、この透明感が理想です」というように、その写真のどこが気に入っているのかを具体的に伝えましょう。
- 「なりたい雰囲気」を言葉で伝える「クールな感じにしたい」「柔らかく優しく見せたい」「落ち着いた大人の印象にしたい」など、抽象的でも良いので、なりたいイメージを言葉で伝えることも重要です。
- NG項目や過去の施術履歴は必ず伝える「ブリーチはしたくない」「以前に黒染めをしたことがある」「縮毛矯正をかけている」といった情報は、薬剤の選定に大きく影響します。必ず正直に伝えましょう。
まとめ
髪の色は、あなたの第一印象を決め、新しい自分を発見させてくれる、最もエキサイティングなツールの一つです。
しかし、無数の色の中から本当に自分に似合う「運命の色」を見つけ出し、髪質やダメージレベル、過去の施術履歴を考慮しながら理想通りに染め上げるのは、専門的な知識と経験を持つプロにしかできない繊F細な作業です。
あなたの肌色、ファッション、ライフスタイル、そして「なりたい自分」。その全てを考慮して、あなたの魅力を最大限に引き出す色を、私たちプロが一緒に探します。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。