メンズパーマを放置するとどうなる?おしゃれに見せる秘訣とメンテナンス法
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「パーマをかければスタイリングが楽になるから、あとは放置でOK」と考えていませんか。確かにパーマは日々のセットを楽にしてくれますが、「何もしない」のと「何もしなくてもキマる」のとでは大きな違いがあります。この記事では、メンズパーマを放置した場合に起こることや、本当に放置してもおしゃれに見せるための秘訣、そしてスタイルを維持するためのメンテナンス方法について詳しく解説します。
Contents
「パーマを放置」する2つの意味合い
一言で「放置」と言っても、期待する結果は人によって異なります。
1.何もしなくてもお洒落に見える「良い放置」
- 期待すること
朝起きて、スタイリング剤もつけずに、ただ乾かすだけで無造作でお洒落なスタイルになること。 - 現実
これを実現するには、髪質に合ったパーマ、それを活かすカット、そして最低限の正しい乾かし方が不可欠です。完全に何もしなければ、ただの寝癖やボサボサ頭に見えてしまう可能性が高いです。
2.手入れをしないことによる「悪い放置」
- 起こりうること
- 髪のパサつきとダメージの進行
パーマ後の髪は乾燥しやすいため、ケアを怠るとパサつき、手触りが悪くなります。 - スタイルの崩れ
髪が伸びて根元とパーマ部分の差が目立ったり、重さでカールがだれたりして、不潔な印象を与えてしまうことがあります。 - ただのボサボサ頭に
計算されていない無造作は、単なる「手入れをしていない人」に見られがちです。
- 髪のパサつきとダメージの進行
スタイリング剤なし!「良い放置」でキマるパーマスタイルの作り方
スタイリング剤を使わなくてもお洒落に見せるには、風呂上がりのケアが全てです。
鍵を握るのは「乾かし方」
- STEP1
しっかりタオルドライ
優しく髪を叩くようにして、根元の水分をしっかり拭き取ります。 - STEP2
洗い流さないトリートメントをつける
ドライヤーの熱から髪を守り、潤いを与えるために、オイルやミルクを毛先中心に馴染ませます。これがパサつきを防ぎ、自然なツヤとまとまりを生みます。 - STEP3
根元から乾かす
まずは髪の根元を中心に、指の腹で頭皮を擦るようにしながら乾かします。根元をしっかり乾かすことで、トップのふんわり感が出ます。 - STEP4
カールを再現しながら乾かす
根元が乾いたら、毛先は手のひらでカールを優しく包み込み、揉み込むようにしながら乾かします。この一手間でカールの再現性が大きく変わります。
パーマを「悪い放置」にしないためのメンテナンス
かけっぱなしで放置し続けると、スタイルは確実に崩れていきます。
定期的なカットの重要性
- 頻度の目安
1.5ヶ月〜2ヶ月に一度のカットが理想的です。 - カットの効果
- シルエットの修正
伸びて重くなった部分を取り除き、パーマの動きを復活させます。 - ダメージ部分の除去
傷んだ毛先をカットすることで、髪全体のコンディションが良くなり、まとまりやすくなります。 - パーマの寿命を延ばす
カットでメンテナンスすることで、パーマをかけ直さなくても良い状態を長くキープできます。
- シルエットの修正
自宅でのヘアケア
- 保湿が最重要
パーマヘア用の保湿効果の高いシャンプーやトリートメントを使い、髪の乾燥を防ぎましょう。パサつきは「悪い放置」に見える最大の原因です。
パーマ施術中の「放置時間」が仕上がりを決める
サロンでのパーマ工程にも「放置時間」があります。これは、薬剤を髪に作用させるための重要な時間です。
1液の放置時間
- 目的
髪の内部の結合を切断し、髪を柔らかくしてロッドに巻いた形に変形しやすくします。 - 重要性
この時間が短すぎるとパーマがかからず、長すぎると髪に深刻なダメージを与えてしまいます。理容師が髪質を正確に見極め、管理する非常に重要な工程です。
2液の放置時間
- 目的
切断された結合を、ロッドに巻かれたカールの形で再結合させ、パーマの形状を固定します。 - 重要性
ここでしっかり時間を置くことで、パーマの持ちが良くなります。
究極の「放置OK」スタイルは、プロの技術があってこそ
本当に何もしなくてもお洒落に見えるスタイルは、偶然生まれるものではありません。
計算され尽くしたカットとパーマ
- 骨格と髪質の見極め
経験豊富な理容師は、あなたの骨格や髪の生え癖、髪質を考慮し、「乾かすだけで形になる」ように計算してカットし、パーマをかけます。 - ダメージレスな施術
髪のダメージを最小限に抑えることで、パサつきにくく、まとまりやすい状態を作るため、結果的に「放置」しても綺麗に見えます。
ライフスタイルに合わせた提案
- 「本当に何もしない」を伝える
カウンセリングの際に、「朝はスタイリング剤をつけたくない」「乾かすだけで済ませたい」というライフスタイルを正直に伝えることが重要です。そうすれば、理容師はそれを実現するための最適なスタイルを提案してくれます。
まとめ
メンズパーマを「放置」してもおしゃれに見せることは可能ですが、それには「何もしない」のではなく、「何もしなくても良い状態」を計画的に作ることが必要です。正しい乾かし方や最低限の保湿ケア、そして1.5〜2ヶ月に一度のカットメンテナンスが、その鍵を握ります。そして何より、あなたの髪質やライフスタイルを理解し、究極の「放置OKスタイル」をデザインしてくれる、信頼できる理容師の存在が不可欠です。手入れは楽なのに、いつでもお洒落。そんな理想のパーマスタイルを、ぜひプロのいるメンズヘアサロンで相談してみてはいかがでしょうか。
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