メンズパーマとキャップは相性抜群?崩れないかぶり方と直し方のコツ
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ファッションアイテムとして、あるいは日差し対策として、キャップを日常的に愛用している男性は多いでしょう。しかし、せっかくパーマをかけたのに、「キャップをかぶると髪がぺたんこに潰れてしまい、脱いだ時に残念なスタイルになってしまう」。そんな悩みを抱えてはいませんか。実は、パーマとキャップはいくつかのコツを押さえるだけで、非常に相性の良い組み合わせになります。今回は、キャップを脱いだ後も格好良いスタイルを維持するための、プロが教えるテクニックをご紹介します。
Contents
パーマとキャップ、気になるその関係性
まず、多くの男性が抱く、パーマとキャップに関する素朴な疑問についてお答えします。これを知っておくだけで、安心してキャップスタイルを楽しむことができます。
よくある質問と答え
- パーマをかけた当日にキャップをかぶっても良い?
パーマをかけた直後の髪は、まだカールが完全に定着しておらず、非常にデリケートな状態です。そのため、頭を強く圧迫するようなタイトなキャップを長時間かぶるのは、カールが変な形で潰れてしまう可能性があるため、できれば避けるのが賢明です。もし、どうしてもかぶる必要がある場合は、ふんわりと、髪を圧迫しないようにかぶりましょう。 - キャップをかぶると、パーマは取れてしまう?
一度しっかりと定着したパーマが、キャップをかぶったという物理的な圧迫だけで、完全に取れてしまうことはありません。ただし、髪が潰されて一時的にカールが弱く見えたり、ボリュームがなくなったりすることはあります。 - なぜパーマとキャップは相性が良いのか
キャップから覗く襟足やサイドの髪に、パーマによる自然な動きやカールがあると、ストレートヘアの時よりも格段におしゃれで、こなれた印象に見えます。また、キャップでどうしても潰れてしまいがちなトップに、あらかじめパーマでボリュームを出しておくことで、キャップを脱いだ後のスタイルの復元がしやすくなるというメリットもあります。
キャップを脱いでも格好良い!プロが教えるスタイリング術
ほんの少しの事前準備と、簡単な直し方のテクニックを覚えるだけで、キャップを脱いだ後の「がっかり」を防ぐことができます。
かぶり方と直し方のポイント
- キャップをかぶる前の「ひと手間」
髪は完全に乾かす
髪が濡れたままや、半乾きの状態でキャップをかぶると、キャップ内部が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなるだけでなく、変なクセが非常につきやすくなります。必ず、髪は根元から完全に乾かしてからかぶりましょう。
スタイリング剤は軽めに
ベタつくワックスなどを大量につけると、キャップ内部で蒸れて、かえってスタイルが崩れる原因になります。軽めのヘアクリームや、ふんわり感をキープするスプレーなどで、カールを優しく整えておく程度がおすすめです。 - 髪が潰れにくい「かぶり方」
きつく締めすぎない
キャップのサイズをきつく締め付けすぎると、髪が圧迫されて跡がつきやすくなります。指一本分くらいの余裕を持たせて、ふんわりとかぶるのがポイントです。
毛流れを意識する
前髪を上げてかぶるのか、下ろして自然に流すのかをあらかじめ決め、その毛流れに沿うように、髪を潰さないように優しくかぶりましょう。 - キャップを脱いだ後の「簡単お直し術」
手ぐしで根元に空気を入れる
まずは、指先を頭皮につけ、髪の根元を優しくほぐすようにして、潰れてしまった髪の毛の間に空気を送り込みます。これだけで、全体のボリューム感がかなり蘇ります。
少量のワックスを揉み込む
手のひらにごく少量のワックスを薄く伸ばし、毛先を中心にクシャっと優しく揉み込むようにして、パーマの動きと束感を再現します。
携帯用のヘアミストも有効
パーマのカールは、少し水分を与えることで蘇りやすい性質があります。携帯用の小さなスプレーボトルに入れた水や、ヘアミストを軽く吹きかけてから揉み込むのも、非常に効果的な直し方です。
そもそもキャップをかぶっても崩れにくい髪を創る
ご自宅でのケアやテクニックも重要ですが、最も根本的な解決策は、そもそも「キャップをかぶっても崩れにくい」「脱いだ後もスタイルを再現しやすい」ように、プロの手で計算されたパーマとカットを施すことです。
理容室の計算されたデザイン
- 「潰れること」を前提としたパーマ設計
プロの理容師は、カウンセリングの際にお客様が普段キャップをかぶるというライフスタイルをヒアリングした上で、それを前提としたパーマをデザインします。例えば、潰れてしまいがちなトップはスタイリングで対応できるようにし、キャップから見えるサイドや襟足のパーマで動きを見せる、といった計算が可能です。 - 根元の立ち上がりをサポートするパーマ技術
潰れやすいトップ部分の根元にだけ、立ち上がりをサポートするためのパーマをピンポイントでかける、といったプロならではの技術もあります。これにより、キャップを脱いだ後の、ボリュームの復元力が格段にアップします。 - 骨格に合わせたカットによるシルエット作り
キャップをかぶった時に、サイドや襟足のバランスが良く見えるように。そして、キャップを脱いだ時に、スタイルが美しく再現しやすいように。お客様一人ひとりの骨格に合わせて、ミリ単位でカットを調整し、完璧なシルエットを創り上げます。 - あなたに合ったスタイリング剤と方法の提案
あなたの髪質とパーマスタイル、そしてキャップをかぶるというライフスタイルに合わせて、最も適したスタイリング剤と、その使い方をプロが直接アドバイスします。
まとめ
パーマとキャップは、いくつかのポイントを押さえれば、あなたのスタイルをより魅力的に見せてくれる、非常に相性の良い組み合わせです。キャップを脱いだ後のスタイルは、簡単なテクニックで復活させることが可能ですが、そのためには、そもそも「崩れにくい」「直しやすい」ように緻密に計算された、プロによるカットとパーマが不可欠です。キャップをかぶる日も、かぶらない日も、いつでも最高の自分でいたい。そんなあなたの願いを、経験豊富な理容師が、あなたのライフスタイルに寄り添うヘアスタイルで叶えます。
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