メンズパーマが長持ちする髪の洗い方。プロが教えるシャンプーのコツ
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せっかく理容室で理想のパーマスタイルを手に入れたのに、「数週間でカールがゆるくなってしまった」「サロンでの仕上がりを、自宅でうまく再現できない」。そんな経験はありませんか。実は、パーマを一日でも長く、そして美しく保つ秘訣は、毎日の「髪の洗い方」に隠されています。パーマ後のデリケートな髪をいたわり、かけたての美しいカールを維持するための正しいヘアケア方法を、シャンプー選びから乾かし方まで、プロの視点で徹底解説します。
Contents
パーマヘアの洗い方、最初のポイントは「シャンプー選び」
パーマ後のヘアケアは、まず、毎日使うシャンプーを見直すことから始まります。洗浄力が強すぎるシャンプーは、パーマスタイルにとって大敵です。
髪とパーマに優しい洗浄成分
- 避けるべきシャンプー
石油系の界面活性剤などを使用した、洗浄力の強いシャンプーは、パーマのカールを維持するために必要な髪の油分まで根こそぎ洗い流してしまいます。これにより、髪が乾燥してパサつき、カールがだれてしまう原因となります。 - 選ぶべきシャンプー
アミノ酸系の洗浄成分をベースにした、マイルドな洗い上がりのシャンプーが最適です。髪と頭皮に必要な潤いを残しながら、汚れだけを優しく洗い上げることができます。「パーマヘア用」や「ダメージケア用」と記載されている製品は、カールをきれいに保つ成分や、ダメージを補修する成分が配合されているため、よりおすすめです。
カールを壊さない!正しいシャンプーの手順
どんなに優しいシャンプーを選んでも、洗い方そのものが間違っていては意味がありません。パーマヘアを洗う際は、「髪」ではなく「頭皮」を洗うという意識が重要です。
「頭皮を洗う」意識が重要
- ステップ1
ぬるま湯でしっかり予洗い
シャンプーをつける前に、38度程度のぬるま湯で1分から2分かけて、髪と頭皮をしっかりと洗い流します。これだけで髪の表面の汚れの7割程度は落ちると言われており、その後のシャンプーの泡立ちも格段に良くなります。 - ステップ2
手のひらで十分に泡立てる
シャンプー液を直接頭皮につけるのはNGです。まず適量を手のひらに取り、少量のお湯を加えながら、空気を含ませるようにしてきめ細かく泡立てます。 - ステップ3
指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
髪の毛同士をゴシゴシと擦り合わせるように洗うのは、摩擦によってカールが伸びてしまう最大の原因です。立てた泡を髪全体に馴染ませたら、指の腹を使って、頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。髪の毛は、泡が通過するだけで十分にきれいになります。 - ステップ4
すすぎは時間をかけて丁寧に
シャンプー剤が頭皮に残ると、かゆみやフケの原因になります。髪をかき分けながら、シャワーのお湯を頭皮にしっかりと届け、時間をかけて丁寧にすすぎましょう。
洗った後が勝負。トリートメントと乾かし方
シャンプー後の濡れた髪は、キューティクルが開いて非常にデリケートな状態です。ここでのケアが、パーマの持ちと質感を大きく左右します。
潤いを与え、カールを再現する
- トリートメントでの保湿は必須
パーマ後の髪は、薬剤の影響でどうしても乾燥しやすくなっています。シャンプーの後は必ずトリートメントを使い、失われた水分と栄養分を補給しましょう。髪の内部から潤すことで、弾力のあるきれいなカールが蘇ります。 - タオルドライは「擦らず」「優しく」
濡れた髪をタオルでゴシゴシと拭くのは絶対にやめましょう。タオルで髪を挟み込み、優しくポンポンと叩くようにして、水分を吸い取ります。 - カールを再現するドライヤー術
ドライヤーの強い風でカールを伸ばしてしまわないよう、まずは根元を中心に乾かしていきます。毛先部分は、手のひらでカールを優しく握り込むようにしながら、ドライヤーの弱い風を下から持ち上げるように当てて乾かすと、パーマのカールがきれいに再現されます。
理容室で受ける、パーソナルな洗い方指導
これらのテクニックは非常に有効ですが、最も確実なのは、あなたの髪を実際に施術したプロのアドバイスに従うことです。
あなたの髪に合わせた最適なケア
- 髪質とパーマの種類に合わせた最適なアドバイス
プロの理容師は、お客様一人ひとりの髪質(硬い、柔らかいなど)や、かけたパーマの種類(スパイラル、ツイストなど)に合わせて、最も適したシャンプー剤やスタイリング剤、そしてご自宅で実践すべき洗い方を、具体的にアドバイスします。 - そもそも「手入れが楽なパーマ」をかけるプロの技術
お客様がご自宅でスタイリングしやすいように、骨格や髪の生えグセを緻密に計算してパーマをかけます。洗いっぱなしでも、あるいは軽く乾かすだけでスタイルが決まるような、再現性の高いパーマをかけることこそが、プロの技術の真骨頂です。 - 実践的なスタイリングレクチャー
施術の最後には、実際にスタイリングをしながら、お客様が明日からご自身で完璧に再現できるよう、「洗い方」から「乾かし方」、そして「スタイリング剤の付け方」までを、マンツーマンで丁寧にレクチャーします。
まとめ
パーマを長持ちさせ、毎日美しいスタイルを楽しむためには、優しいシャンプーを選び、頭皮を中心に洗い、カールを壊さないように乾かすという「正しい洗い方」の実践が非常に重要です。せっかくかけたパーマ、最高の状態で長く楽しみたいと思いませんか。私たちは、パーマをかけるだけでなく、その後の毎日がもっと楽で、もっと格好良くなるための「洗い方」までをデザインし、お客様にお伝えします。
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