「うなじだけ」整えたい、も大歓迎です。理容室のプロ技術が、後ろ姿に品格を宿す
「ヘアカットをしてから数週間、全体的にはまだ気にならないけれど、うなじ(襟足)のあたりが伸びてきて、どうにもだらしなく見えてしまう」。そうお感じになったことはございませんか。そして、そんな時に、「髪全体を切るほどではないけれど、この、うなじの部分だけを綺麗にしてもらえないだろうか」と、思われたこともあるかもしれません。そのご要望、もちろん、私たち理容室にとっては、大歓迎です。
なぜ、うなじは、これほどまでに人の印象を左右するのか
ご自身では、なかなか見ることのできない「うなじ」。しかし、周囲の人からは、横顔や後ろ姿として、意外にもよく見られている、非常に重要なパーツです。この、うなじの産毛や襟足がすっきりと整えられているかどうかで、その人の清潔感や、身だしなみへの意識の高さが、如実に表れてしまうのです。手入れの行き届いたシャープなうなじは、ヘアスタイル全体を、そして、その人自身の品格をも、ぐっと引き締めて見せてくれます。
理容室だからこそできる、カミソリでの完璧な仕上げ
うなじを整えるだけであれば、ご家庭のバリカンや、美容室でも可能かもしれません。しかし、理容室が提供する仕上げは、それらとは一線を画します。私たち理容師は、法律によって、お客様の肌にカミソリを当てることが許された、唯一の専門家です。バリカンで長さを整えた後、カミソリを用いて、産毛の一本一本までを、滑らかに、そして、シャープに剃り上げる。このひと手間が、圧倒的な仕上がりの美しさと、その持続性を生み出すのです。
「うなじだけ」という、ご要望にこそ表れる、誠実な理容師の仕事観
私たち誠実な理容師は、お客様からの、どのような小さなご要望にも、真摯に向き合いたいと考えております。「うなじだけ」を整えたい、というお客様の想いの奥には、常に最高の状態でいたい、という、高い美意識が存在します。そのお気持ちに、最高の技術でお応えすること。たとえ、どんなに小さな施術であっても、一切の妥協なく、持てる技術のすべてを注ぎ込むこと。その姿勢こそが、プロとしての、私たちの誇りなのです。
次のヘアカットまでの、最も賢いメンテナンス術
次のヘアカットの予約まで、あと一週間、二週間。その、最もスタイルが崩れやすい期間に、一度、うなじを整えるためだけにご来店いただく。それは、常に完璧なご自身の姿を維持するための、非常に賢く、そして、粋なメンテナンス術と言えるでしょう。短い時間で、手頃な価格で、ヘアスタイル全体の印象を、まるでカット直後のように、フレッシュに蘇らせることが可能です。
どうぞ、ご遠慮なく、「うなじだけ、お願いします」と、お申し付けください。その細部へのこだわりに、私たちは、誠心誠意、プロの仕事でお応えいたします。