メンズの絶壁をカバーするヘアセット術|後頭部をきれいに見せる方法
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後頭部の形、いわゆる「絶壁」に悩んでいる男性は少なくありません。自分で横顔を見た時に、後頭部が平坦でバランスが悪く感じてしまうこともあるでしょう。しかし、ヘアセットのやり方を少し工夫するだけで、その悩みは効果的にカバーすることができます。この記事では、絶壁を目立たなくさせるためのスタイリングのコツや、おすすめの髪型を詳しく解説します。
Contents
絶壁をカバーするヘアセットの基本【ドライヤー編】
スタイリングの成否は、ドライヤーでの土台作りで8割決まると言っても過言ではありません。後頭部にボリュームを出す乾かし方をマスターしましょう。
ドライヤーの基本テクニック
- 根元からしっかり濡らす
セット前には、後頭部を中心に髪の根元までしっかりと濡らし、クセをリセットします。 - 下から上に風を当てる
ボリュームを出したい後頭部の髪を持ち上げ、根元に下からドライヤーの風を送り込みます。こうすることで、髪が根元から立ち上がり、自然な丸みが生まれます。 - 髪の流れに逆らって乾かす
髪の生えている方向とは逆に向かって乾かすのも効果的です。左右や上下など、様々な方向から風を当てることで、ふんわりとしたボリュームが出ます。 - 冷風でキープする
温風である程度の形を作ったら、最後に冷風を当ててスタイルを固定します。髪は冷える時に形が記憶されるため、このひと手間でボリュームが長持ちします。
スタイリング剤を使った絶壁カバー術
ドライヤーで作ったボリュームを、スタイリング剤でさらに強調し、キープする方法です。
スタイリング剤の活用法
- ボリュームを潰さないように付ける
ワックスなどを手のひらに伸ばしたら、後頭部の髪の内側に、下から手を入れて揉み込むように付けます。表面から押さえつけるように付けると、せっかくのボリュームが潰れてしまうので注意が必要です。 - 毛束をつまんで立体感を出す
後頭部の表面の毛束を指で少しずつつまみ、動きと立体感を出します。これにより、のっぺりとした印象がなくなり、自然な丸みが強調されます。 - キープスプレーで仕上げる
最後に、後頭部の内側からスプレーを軽く吹きかけ、作ったボリュームを一日中キープしましょう。
絶壁が目立たないメンズヘアスタイル
ヘアセットだけでなく、髪型そのものを工夫することも、絶壁カバーには非常に効果的です。
おすすめの髪型
- ウルフカット
トップに長さを残し、襟足にレイヤー(段差)を入れるウルフスタイルは、後頭部に自然なボリュームと動きを出しやすく、絶壁カバーに最適です。 - マッシュスタイル
後頭部に丸みを帯びたシルエットを作るマッシュヘアもおすすめです。重さを残しつつ調整することで、頭の形をきれいに見せることができます。 - 後頭部に長さを残したショート
襟足をすっきりさせつつ、後頭部の最も高さが欲しい部分の髪を少し長めに残すことで、メリハリが生まれ、絶壁を目立たなくさせます。
絶壁の悩みはプロのカット技術で解消する
セルフセットでカバーすることも可能ですが、絶壁の悩みを根本から解消するには、プロの理容師による「骨格補正カット」が最も確実な方法です。
理容室で相談するメリット
- 骨格を見極めたカット
プロの理容師は、お客様一人ひとりの頭の形を正確に把握し、どこにボリュームを持たせ、どこをタイトにすれば最もバランスが良く見えるかを計算してカットします。 - パーマによるボリュームアップ
髪質が直毛でボリュームが出にくい場合、後頭部を中心に部分的なパーマをかけることで、乾かすだけで自然な丸みが生まれるようにできます。日々のセットが格段に楽になります。 - 再現性の高いスタイルの提供
サロンでの仕上がりだけでなく、自宅に帰ってからも自分で簡単にスタイリングできるよう、再現性を重視したカットと、具体的なセット方法を教えてくれます。 - コンプレックスを自信に変える提案
絶壁というコンプレックスを、ただ隠すのではなく、それを活かしたかっこいいスタイルや、全く気にならなくなるような似合わせスタイルを提案してくれます。
まとめ
後頭部の絶壁は、ヘアセットの工夫である程度カバーすることができます。特にドライヤーの使い方は重要なので、ぜひ日々のスタイリングに取り入れてみてください。しかし、毎日のセットを楽にし、より根本的に悩みを解消したいのであれば、プロの技術を頼るのが一番の近道です。信頼できる理容室で相談すれば、あなたの頭の形を最大限に活かした、バランスの良いヘアスタイルをきっと手に入れることができるでしょう。
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