メンズヘアセットの崩れを防ぐ髪の固め方|基本からプロの技まで
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朝に時間をかけてセットした髪型が、昼には崩れてしまうと悩んでいませんか。湿気や汗、風など、ヘアスタイルが崩れる原因は様々です。しかし、正しい髪の固め方をマスターすれば、一日中きれいなスタイルをキープすることが可能になります。この記事では、ヘアセットを長持ちさせるための基本的な手順やスタイリング剤の選び方、プロのテクニックまで詳しく解説します。
Contents
ヘアセットを固める前の下準備
スタイリング剤だけで固めようとするのは間違いです。実は、セット前の下準備がキープ力を大きく左右します。
下準備のポイント
- 髪をしっかり濡らす
まずは根元から髪全体を濡らし、寝癖やうねりをリセットします。このひと手間で、スタイリング剤が均一に馴染みやすくなります。 - タオルドライで水気を取る
ゴシゴシと擦らず、優しくタオルで髪を挟み込むようにして水気を取ります。水気が多すぎると、ドライヤーに時間がかかり、セットがしにくくなります。 - ドライヤーで土台を作る
スタイルの土台作りはドライヤーが最も重要です。なりたい髪型をイメージしながら、根元を立ち上げ、毛流れを整えていきます。この段階である程度形を作っておくのがポイントです。
スタイリング剤を使った正しい髪の固め方
スタイリング剤の種類と特徴を理解し、正しく使うことでキープ力は格段に上がります。
スタイリング剤の種類と使い方
- ヘアワックス
髪に動きや束感を出すのに適しています。少量を手のひらでよく伸ばし、髪全体にまんべんなく馴染ませます。根元からつけすぎると、重さでスタイルが崩れる原因になるため注意が必要です。 - ヘアジェル
濡れたようなツヤ感と、強力なホールド力が特徴です。七三分けやオールバックなど、きっちりと固めたいスタイルに向いています。乾くのが早いため、手早くセットする必要があります。 - ヘアスプレー
スタイリングの仕上げに使用します。髪から20cmほど離して、全体に均一に吹きかけるのが基本です。一点に集中してスプレーすると、不自然に固まってしまうので注意しましょう。キープしたい部分には、少し近づけてポイント的に使用するのも効果的です。
崩れないヘアセットを固める手順
下準備から仕上げまで、崩れないヘアセットを完成させるための具体的な手順を紹介します。
セットの手順
- ドライヤーでベースを作る
前述の通り、ドライヤーで髪の方向性やボリュームをしっかり作ります。この時点で8割方スタイルを完成させるイメージです。 - ワックスで形を整える
ワックスを少量ずつ手に取り、髪全体に馴染ませてシルエットと束感を調整します。つけすぎには注意してください。 - ヘアスプレーでキープする
作り上げたスタイルを固定するために、ヘアスプレーを使用します。特に崩れやすい前髪やトップには、内側からも軽くスプレーするとキープ力が高まります。 - 全体のバランスを最終チェック
スプレーが乾く前に、手ぐしや指先で細部を微調整します。鏡で全体を確認し、理想の形に整えたら完成です。
完璧なヘアセットはカットが重要
どれだけ上手に固めても、ベースとなるカットがしっかりしていなければ、理想のスタイルを長時間維持するのは難しいでしょう。
理容室で相談するメリット
- 再現性の高いカット
プロの理容師は、髪質や骨格を考慮し、自宅でもセットしやすいように計算してカットしてくれます。これにより、スタイリングの時間が短縮され、キープ力も向上します。 - 髪質に合ったスタイリング提案
自分の髪質にはどのスタイリング剤が最適なのか、プロの視点から的確なアドバイスをもらえます。今まで知らなかった製品に出会えるかもしれません。 - プロのスタイリング技術を学べる
セットの際に、ドライヤーの使い方からスタイリング剤の付け方まで、プロの技術を間近で見ることができます。わからないことは直接質問し、日々のセットに活かすことが可能です。 - 根本的な髪の悩みの解決
髪が立ちにくい、ボリュームが出すぎるといった悩みも、カット技術やパーマなどの施術で解決できる場合があります。一人で悩まず、専門家である理容師に相談するのが最善策です。
まとめ
メンズヘアセットの固め方は、下準備からスタイリング剤の選び方、使い方まで、いくつかのポイントを押さえることで格段に向上します。今回紹介した方法を参考に、一日中崩れないヘアスタイルを目指してみてください。もし、自分でのセットに限界を感じたり、より高いレベルのスタイルを求めたりするなら、ぜひ理容室に足を運んでみてください。経験豊富な理容師が、あなたの魅力を最大限に引き出す手助けをしてくれるはずです。
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